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日本で1年間に生産 されている家具に使 われている熱帯材の 量を合板にして換算 して積み重ねると、 富士山の300倍もの 高さになります! |
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熱帯林地域の占める面積は、地球の全陸地の6%に過ぎないにもかかわらず、地球上の生物種の半分以上が生息すると言われています。また、熱帯林は気候を安定させ、土砂崩れや洪水を防ぎ、そこに住む人々の生活を支え、精神のよりどころとなっています。しかし、熱帯林は年間約1,300万haという猛烈なスピードで減少しており(FAO, 1997)、土壌流出、河川の汚濁などの著しい環境破壊やそこに生息する動植物の種の絶滅を招いています。熱帯林破壊の原因は様々ですが、東南アジアにおいては商業伐採がその最大の原因と言われています。 日本は1960〜70年代にフィリピン、インドネシアから大量の熱帯材を輸入し続け、これらの国々の森林破壊に大きくかかわってきました。現在でも、日本は世界最大の熱帯材輸入国であり、全世界の貿易量のうち、丸太の4割以上(主にマレーシア・サラワク州とパプア・ニューギニアから)、合板の約4分の1(主にインドネシアから)を占めています。
![]() 日本に輸入される熱帯材丸太のほとんどは合板に加工されています。また、国内で消費される合板のほとんどが熱帯材からできています。このように、熱帯材と合板とは密接な関係にあります。 合板とは、原木を大根のカツラムキのようにして薄くむいたものを接着剤を用いて積み重ねたものです。伸び縮みが少なく、大きな面積が得られるなどの特徴があります。
家具には、たんす、棚、テーブル、いす、ベッドなど様々な製品の種類があり、また、個々の製品ごとに用いられる材料も様々です。全体の統計では、国内で生産されている木製家具の材料の実に6割前後が熱帯材であると推測されています。 先に述べた通り、ほとんどの熱帯材は合板に加工されていることから、概して、面部の多いたんすや棚類、合板が多用されやすい一般品に熱帯材が多く使われているといえます。
たんすや棚類などの収納家具には、枠組みの両面に薄い熱帯材合板などを張った中空のもの(これをフラッシュパネルという)が多く使われています。これは、指でたたくと太鼓のような音がするのが特徴で、一般品から高級婚礼家具に至るまで広く用いられています。通常、フラッシュパネルの外側には高級樹種を用いた極薄の化粧板が張られているため、内側にはどんな材料が使われているかが分かりにくくなっています。 ![]() また、机やテーブルなどの天板(ものを置く一番上の板)にも合板やフラッシュパネルが使われることがあります。学校で使われているスチール製の机の天板やいすの背板や座板も熱帯材合板でできていることが多いです。
家具には、輸入材以外にも、ブナ、ナラ、カバ、タモ、セン、ケヤキ、キリなどの国産材を用いたものがあります。また、ヒノキやカラマツなどの針葉樹を用いた学校家具も作られています。これらは、合板でつくられたものに比べて、長持ちし、修理しやすいものです。
今持っているものは・・・ ◆家にある家具を数えてみましょう
◆手入れする、修理する
◆捨てずに長く使う
どうしても欲しいときは・・・ ◆材料を調べて選ぶ、長持ちするものを選ぶ
◆リサイクル品をさがす
ここにまとめられた情報は、私たちの身近にある家具と熱帯林とのかかわりを多くの方に知ってもらうためのものです。こうした情報を皆さんの知り合いの方にも教えてあげて下さい。教えてもらった方はさらに周りの方に教えてあげて下さい。 ここにある情報は無料のパンフレットとしてもまとめられています。このパンフレットを知り合いの方に配っていただける方には無料でお送りします。SCC事務局まで送付先と希望部数をお知らせ下さい。また、SCCの活動を紹介するパンフレットを同封することもできます。
家具と熱帯林のことをもっと知りたい方には、「身近な家具から考える熱帯林」という冊子(B5版35p、一部500円、送料160円)があります。家具の生産量やゴミ問題との関係についても触れています。希望者は、郵便番号、住所、氏名、代金相当分切手(50,80,90円などの少額切手にて)を下記住所にお送り下さい。オンラインでも注文できます。
サラワク・キャンペーン委員会
* サラワク・キャンペーン委員会は、マレーシア・サラワク州の森林破壊と先住民族の人権侵害に対する日本の責任を問い、熱帯林とそこに住む先住民族の人権を守ることを目的として設立された非営利組織です。
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