フランスワールドカップ予選
1997/9/7 対ウズベキスタン(国立競技場)
問題は監督采配だ?!
いよいよ始まったフランスへの道。結果を出し初戦を勝ったのだから上々の滑りだしだと思う。でも、どうしても理解しがたいのがチグハグな選手起用法の采配だと思う。
前半立ち上がり、昨日の韓国対カザフスタンの3-0を衛星で見て、韓国強しのイメージの中、ドーハ生き残りの井原が倒され、カズのPKでの先始点。もう咽から手が出るほど欲しいものをあっさり手に入れる。試合前、今日は攻めて欲しいと思ってたので嬉しい誤算だった。予定に反してウズベキスタン(以後ウズベキ)が攻めに来る。ワンヴォランチの山口が目立たない。攻めの形の為だからある程度のリスクは仕方のないこと。振り回されてるのだ。ドリブルを入れてのパス回しは、プレスをかけたい日本代表を慌てさせる。取りに行こうとすると叩き、見ているとコースをついてくる。これで昨日来たチームなのだろうか。アウェイは心配だ。でも、ここは日本のホーム。観客の後押しでイレブンが頑張る。最終ラインを井原がリードしなかなかシュートを打たせない。長い放り込みもしっかりラインを作りオフサイドをとり安定してる。このあたりで場内がもっと盛り上がって欲しいのだが、僕の廻りのJファンは攻めとミスしか理解出来てないようだ。「へたくそ」「城を代えろ」「何やってるんだ」、、、。本当にこいつら応援しに来てるのだろうか。Jリーグでの変な癖がそのまま今日に持ち越してるようだ。我々が選手を後押しするということが理解出来てない。集団戦術とか、まだまだ理解出来てないのだろが観客がもっと守りも理解して欲しいものだ。ディフェンスの集中力って疲れるし、やられれば失点なのだから。
ガンガン攻めてくるウズベキは、逆に日本にとっては好都合だった。カズの2点目、中田のミドルとあっさり得点できる。決定的な場面を外してた城が、ついには前半終了間際に得点する。前半を終わって4-0だ。この出来どうしたのだろうか?守りで感じたのが、20分過ぎの頃、山口が名波のポジションを修正し中に入れて相手のドリブルのコースを絞り、守りにも余裕が出来る場面が増えた事だ。頑張れ山口。無事前半を終了する。ハーフタイムに思った事は、後半加茂さんが試合を最高の物にするかダメにするか、ということ。前半の調子をそのまま持続をさせるには、選手交代のタイミングだろう。そして、後半をどう戦うか。前半は、上出来。ただ、遠目からのシュートは威力があること。一人ひとりの技術はしっかりしてるのでボールを持たせるとなかなか取れない。サイド攻撃は思ったより怖くない。中央を固めて守れば失点の確率は少ないということ。この辺のところをチェックすればオッケーのはず。さぁ、楽しみな後半だ。
後半が始まる。選手交代無し。始まって感じたことはウズベキが攻めてきたこと。4-0を感じさせないほどガンガン来る。持ちこたえて欲しいが攻めのパターンが違って来てる。長めの放り込みが意図的に使われて日本の中盤がどう守るか難しくなる。ヤバイ。監督ここは動きどころだ。ヴォランチを増やすか前線の運動量を増やすか。でも、動かない。どうして?選手が不安がってる。おかしいぞ。日本もマイボールをしっかりキープできれば良いが、まだまだ技術が伴わない。誰か意図的にファールを貰い時間稼ぎをするでもなく、攻められる。ここがマリーシアの使いどころなのに。それが出来ないのなら監督がせねば誰がやるのだ。やられた。失点。悔しい。リズムを変えられなかったことが。
選手を代える。えっ、城に代えて西沢。ウソだろー。今日の城は頑張ってたはず。確かに決定的な場面は外したが、カズとのバランスも悪くなかったし、そのに証拠チームの4点目ゲットした。代表でそれもワールドカップ2次予選点での得点。乗らない訳が無い。それが何故?点が欲しい展開じゃ無いじゃねーか。監督何処見てるんだー。判らん。おまけにこの西沢、他の選手に何も言わないでポジションに。どうなってるの?普通このレベルだったら監督の思惑をしっかりフィールドの選手に伝えるはずなのに。さらに絶好のカズの折り返しを外す。運が無い。城に代える意味も理解しがたいが変わった選手がチームの足を引っ張る。ヤバイ。監督の選手起用が裏目に出てる。でも、その西沢のこの日唯一の頑張りからカズが逆襲から見事な自身この日3点目。この日に体調合わせてきたカズ立派。今日はキレてた。ここで試合が決まったと思った。後は時間を稼げば5-1勝負あった。さぁ、監督もうしっかり守ろうゼ。
えっ、今度は名良橋に代えて中西。この監督おかしい絶対に。サイドは崩されてないし前半の最後のオーバーラップが利いて日本のサイドは安定してたはず。何故、良いところ代えるの?守りに不安があるのかもしれないが安定してるラインをいじるとは信じられない。選手の気持ちは、中田か全然キレて無い西沢に代えて本田もしくは、前線の運動量で森島か。でも、韓国の監督(車 範根)にただでモリシを見せることも無いだろうから、ここはきっちり今まで通りに本田投入が賢明だろう。ウズベキまだ生きてたのだから。
この采配のミス(これは、あくまでも結果だし僕の意見)で、試合は盛り上がってしまう。訳解らずのPKで2点目。絶対にやってはいけないトップの持ちすぎからボールを取られてからの速効での3点目。5-3。どーなってるの。この辺は、もう何だかクソミソって感じ。手遅れ状態から戦犯の西沢と本田を代える。順番が違うって、監督。これでこの日、城と西沢のトップ目二人の自信を無くさせたのは、紛れもなく監督だと思う。西沢のような新人をあの場面に投入する意味が理解出来ないし、入れるならもっとポジション、役割をしっかり理解させてから入れなきゃ。中途半端のまま出てミスして代えられたんじゃ、次の試合の時はプレシャーが係りすぎる。城も代えられる意図が理解出来ないだろうし、、、。試合前の決め事かもしれないが、凄く心配する要素だと思う。
大荒れの試合をまとめてくれたのがカズ。自身4点目、チーム6点目は大きい。まず、韓国に得失点に並びさらに総得点を「6」にしたことが。ライバルにプレシャーを与えながら戦うのがリーグ戦のセオリー。一夜にして韓国に立場を逆転出来たのは大きいと思う。来週同じ条件のホームでウズベキ戦う韓国は6-3を感じながらゲームをしなければならないから。まずは、必見ですね。
最後に加茂さん、これからの険しい道をチームというものを導いて下さいね。「運」というものを加茂さんは、持ってると思うけどゲームを読む力は一寸疑問です。日本サッカー協会という古くさい体質にガンジガラメなのは理解出来ますが、日本代表の監督はあなたです。本当にただただ頑張って下さいとしか書けませんが、、。これからの道、日本代表を宜しくお願い致します。健闘あれ。
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