7月 10日(金) 朝
決勝戦を前に
さてさて、準決勝2試合は面白かった。おやじのセレソン対青年のオランダって感じだった。おやじ達が引っ張り若手が好きにサッカーをやるブラジルらしいお国柄のサッカーだったと思う。特にサンパイオは良かったしドゥンガなんてサッカー人生をかけてやってる感じだった。1点を取ってからの守り方は絶対日本では出来ないだろうな〜。ロナウドが決定機を外さずに決めてれば楽に勝てた様な気がした。今回のセレソンのおやじ達はずるい戦い方を知ってると思った。オランダが先行したときだけが、オランダの勝機だと思ってた。何故ならオランダの早さに着いていけないとも思ってたので、勢いにのったらオランダの完勝もあると思ってた。この中盤の戦いがこの一戦の僕の見方のポイントだった。
セレソンの問題はレオナルドのブレーキだと思う。彼がもっとアイデアがあればもっと良い攻めが出来ると思う。代わったエメルソンは良い動きをしてたと思うがレオナルドほど攻められないし、デニウソンが入れば左サイドは良いが右サイドは守りばかりになってしまう。それでも強引に左サイドだけを何度も突破するのだから凄いと思うが、やはり右サイドの攻撃も必要だと思う。それとやはり僕はリバウドが気に入らないのだが、、、。リバウドはドリブルの強さはあるけどミスパスが多すぎると思う。ロナウドにも言えるが、もっとサポートに早く回したほうが攻めの厚みが出ると思うのだが、、。リバウドが持つと攻めのリズムが止まってしまいおまけに長いサイドチェンジのミスでは、サポートの選手は上がらなくなってしまい、間延びしたチームになってしまうから。攻めきれないのはそれが問題の様な気がした。それでも、守りに入ってからのボールを奪取してからの速攻でのバランスの良さは流石と思ったが点を取らないと。
オランダはあの時間帯に追い付いたこと。もう凄いのひとこと。あれだけ守りを固めたブラジルを真ん中からそしてサイドから崩した事は、チームとして素晴らしいチームだった。このチームが先行したら中盤の早さでブラジルは完敗してただろう。その早さをブラジルが止めたことで凄い試合になったのだろう。前半の戦いは凄かった。オランダはやはりベルカンプだった。クライファートは、良いも悪いも目立ったが、ベルカンプは消えてた気がする。あのアルゼンチンを葬った怖さは最後まで感じなかった。でも、今回のオランダは本当に良いチームだったと思う。2試合生で観てきて、このチームの完成度は凄かった。ブラジルが凄いのか?
歴史に残る試合は、叉もやPK合戦だった。このPK合戦って面白くもあまりにもあっけないものだ。残念ながらオランダは決勝に進めなかったのだが、この選手と国民の憤りって何処に向けるのだろうか。もっともイタリアは3大会連続だが、、。僕は遥か昔の東京の国立競技場の目の前で韓国相手にユースチームがPK合戦で敗けた時の気持ちを今でも忘れられないのだ。喜びと悔しさがあれほど一瞬に決まる勝負も無い。86年のフランス対ブラジルも忘れられない勝負だったが結末はPK合戦だった。
だが、これで決勝戦はブラジルになったのも事実なのだ。今はそれを素直に喜ぼうと思う。
一方のフランス対クロアチアはフランスの為の試合になってしまった。フランスのブランの退場さえなければ一層決勝戦は楽しみだったのだが。クロアチアらしい戦い方で先始点も取れたのだが、ただただ早すぎた。あれが後半の30分位だったらと思うと。それにフランスが焦る前に同点に追い付かれてしまったのもクロアチアにとっては誤算だったし、1対0で勝つのが予定だったほずだから。
フランスはジタンだと思う。彼のいるいないでチームが全く変わる。決勝戦はこのジタンをブラジルの中盤がどう抑えるか楽しみだ。前に出る強さをサンパイオとドゥンガのコンビがどう抑えるか楽しみだ。ジタンのスタミナがないもの分かったはず、彼をどう疲れさせるか、おやじ達の業を楽しみたい。攻め合いになれば間違いなくセレソンだろう。サイドアッタクもセレソンの方が上だと思うし。ただ「地元の利」で審判の判定をも変わるだろうし、一発勝負は何があるか解らない。順当ならブラジルだろうがフランスが先行すれば流れは変えられないだろう。先始点が勝敗を分ける気がする。まだまだ眠れない夜が続くのだ。