6月19日(金)深夜

 まったりな日




結局セレソン(ブラジル代表)の試合は観る事が出来なかった。チケット代が跳ね上がり1枚3000FF(1FF=25〜30)くらいだったから。


「世界の車窓」の様な駅の数々を観ながら、10時間に及ぶ移動でナントにやって来た。レンタカーを借り、さっそく街に飛び出すが車の多さに驚いた。何と渋滞なのだ。だってモンペリエでは皆無だったから。

駅のそばの大画面を見つけたら、スコットランド対ノルウェイのスコットランドの同点ゴールの瞬間だった。盛り上がる。

ホテルに着き、すぐスタジアムに向かう。ホテルの人の言うことを無視して郊外の道をスタジアムへ。が、すぐに迷子になる。時間が無い。焦りながら方向を定めながら車を走らせる。でも、いつもなら見られる会場までの指示が全くない。どうしよう。その時、道でたたずむ女性を発見。喋れないフランス語だが、訊くしかないのだ。早速質問するが全く通じない。何やら笑いながら答えてくれる。でもフランス語がしゃべれないので今度は地図を見せようとしたら「ノン、ノン」と、、、、。車が止まり彼女が言うには「これから私も行く」と言ってるみたいだ。凄い話でそれから20分の道のりを、我々を先導してくれたのだ。言葉にならない感激と感謝。フランス人はみな優しく親切だ。

会場は、異常な盛り上がりでチケットの値段が跳ね上がってる。そもそもチケットの価格が決まってる値段の3倍が目安なのに、30倍もするなんて、、、ばか。

僕らは決断した。諦めた。過去観たい試合はすべて観てきたが、初めて試合を観なかった。悔しい。だが、定価の30倍のチケットは買えないし買う必要がない。裏を観ようと。良識ある価格で確実に手に入る試合を観ようと。ピザを大量に買いホテルでワインを手に入れ試合を観る。ブラジルの3点目ベベットのゴールまでの試合。相変らずセレソンはリズムが悪い。でもこれで1位で抜けるのが決定。1Avs 2Bへの序曲か。4年前なら食べきれると思ったピザが残る。10時間の電車での移動での疲れとと初めてチケットをゲット出来なかった悔しさからか。あー、旅は続く。



日が変わりTGVに乗りパリへ。あまり早さは感じないが、良い電車で空いていた。早速昨日の出来事からの教訓をと車中ミーティング。確実にゲット出来る試合に行こうと。予定を変更する。パリに着いた。パリはいつも通過点しかでない。地下鉄を乗りすぎ別の駅へ。東京から新宿に移動したみたいだ。まだ、凱旋門もエッフェル塔もパルクドプランも観てない。いったいパリは?フランスは?

車中はカメルーンの応援団だった。日本では絶対手に入らないキャップを買う。大村和也、上村利勝にもお土産として買う。チケットも買えたが、高いのでやめた。高い値段に不安が募る。後ろに座ってた兄弟が突然、チケットを要らないかと訊いてきたので、ダメもとで「いくら?」と訊くと「今日ではないが、、、」じゃ「いつ?」というと6月29日の1/16(1F対2E)の試合だと。早速交渉するが、2枚で1250FFでと。もちろんオッケーでチップ込みで1300FFを払った。1F対2Eの試合だ。ドイツ対オランダか?。楽しみだな〜。



モンペリエ駅で川浪貞治に会い駅前広場に。盛り上がってる。今回の会場でバッタ屋が殆ど無いので淋しかったのだが、この広場には沢山のバッタ屋がいて嬉しくなる。勿論ぶらぶらしながら、バッタならではの斬新さを楽しむ。セレソンのユニホームをお土産で買う。幸田光生と冷やかしながら歩いてたら、小池光洋が行方不明になった。探したが広い広場では見つからず不安になってたその時、突然現れ激怒する。「買い物するのかチケットを買うのか決めてから行動して下さい」と。狛江のコンピューターは、我々のツアーではとても大事で、その殆どを彼小池光洋に依託してるのだが、真面目な性格が強く、臨機さが足りない。だが、今回の彼の激怒は凄く、また、とても的を得てたので弁解の余地もなく素直に謝る。何でも安いチケットが手に入りそうだったとか、、、ゴメンネ。


イタリア対モロッコを観る。バックスタンドのセンターの席。凄い席が手に入ったのだ。8年ぶりのアズーリだ。R.バッジオをワールドドカップで観るのはこれがおそらく最後だろう。だが、トップに張り動きは良かった。1点目のショートコーナーからのパスは最高。カメルーンは期待してたが、チームになってなかった。エムボマもボランチで頑張ったが、シュートを打てずじまい。前でやりたかっただろう。流血して途中交代で下がってしまった。残念。試合は歴史に残るほどのイタリアの3対0の勝ち。後半のデルピエロへの交代までのバッジオとデルピエロの同じポジションでありながら、全く別のチームになる凄さ。一緒のピッチには立たないのだろうな〜。座席は最高で、試合中は誰も立たず、良いプレーには敵味方関係なく拍手と喝采をしてた。日本も早くこうなって欲しいな。僕は試合を観たいのだ。応援の為に試合なんて嫌だ。で、後ろのフランスの御夫人と仲良くなった。試合後、あなたは楽しかったと。嬉しい。

試合が終り、住み家で川浪貞治との最後の夜の晩餐。朝までの飲みそのまま空港まで送る。面白かった。今日は、南アフリカとデンマークの試合を観に行く予定だ。眠いよ〜。