6月16日(火)昼
ナントへの移動中
350キロを往復してルーマニア対コロンビア戦を観に行ってきた。朝9時にモンペリエを発ち一路リヨンへ。抜けるような快晴の下、南仏の気候を楽しみながらのドライブ。快調だ。
リヨンに着き街を探索しようとしたが、車の流れが早いのと駐車スペースが解らずイライラする。で、リヨン第2、3大学の前の路上パーキング(28FFで4時間)に車を止め街をブラブラする。この国もイタリア同様お昼休みがあるようだ。日本から何も持ってきてない幸田光生は、買い物をしたいのだが、お店が殆ど開店休業中なのだ。
買い物を諦めそろそろ競技場に向かおうと思い車に戻る途中、スタジアムの場所を訊かれた。答えようとしたその時、二人組の男に凄い勢いで声をかけられる。彼らは手帳を見せ僕らの身分調査を強制的に始めた。で、ひとりはコンビア警察の手帳だった。「何をしてる?お札を出せ?何処から来た?」矢継ぎ早の質問に我々はたじろいだ。小池光洋が歩き煙草を吸っていて、そこに道を聞いてきた人がいた。つまり麻薬の取引に間違われたのだ。ヤバイ。刑事二人の顔と言葉も真剣で、徐々にその緊張感が伝わって来た。怖い。心臓バクバク。だが、我々は何もしてない事実があるので冷静に受け答えが出来た。10分ほどの質疑応答があってやっと無罪放免となり一同ホッとする。でも、本当に怖かった。
競技場に入る時に凄いスコールにあう。でもお巡りさんは冷静に雨の中で僕のペットボトルの蓋を冷静に取り棄てた。あーあ幸田光生の作った麦茶の入れ物が、、、。座席はルーマニア側だったが、コロンビアの応援団も後ろの席に固まり入り交じってる感じ。90年からのバルデラマの最後の雄姿を、、。94年の試合の再来を、、。コロンビアのアルバレスが居ないのが残念だが、好ゲームを期待したのだが、、、。
試合は最初の15分は楽しめたが、コロンビアのミスが多く次第にルーマニアのペースに。前半も終わるという時間にクリアミスを拾われてルーマニアが先制。後半の反撃の期待も虚しく、そのまま1対0でルーマニアの勝ち。ハジは健在で相変わらず怒ってた。嬉しくなる。バルデラマは試合終了と同時に天を仰ぎ、控室に戻ろうとしたがチームメイトに呼び止められ観客に挨拶をした。バルデラマは頑張ったがチームとしては、バラバラだったような気がした。トップの二人も何度かは見せ場を作ったが、チームとしては活躍してなかったと思う。
一方ルーマニアは、94年同様にチームの意思統一が出来、守りから攻めも攻めからの守りもしっかり出来てたと思う。イメージ通りのチームという感じだった。
試合が終り、帰り道では叉もや凄いスコールにあい、前方が殆ど見えない状況が続いたが、やっとの思いでモンペリエにたどり着いた。そして、友人の川浪貞治がその友人と我がモンペリエの家にやってきたのだ。モンペリエに着いたのが夜の11時を回ってた。あくる日(16日)は遠出で、朝早いので寝不足が心配なのだが、彼らが泊まりもなくモンペリエでの試合までやることがないとの事で、ならば我々の部屋を提供しようということになったのだ。本当に凄い田舎町(何人いるんだろう?)まで、住所を頼りに良く来れたものだ。感心した。
疲れた身体は、もうとっくに眠りに着いてるのだが、差し入れのビールとワインを飲めば話は尽きない。日本代表の事、これからのスケジュールの事などなど。2時半を回るころには記憶が無くなるように眠りに着いた。
朝、6時起床。川浪貞治に後を頼み、モンペリエ駅までレンタカーで行き、今TGVでなくローカル線でナントを目指してる。10時間の列車旅行なのだ。あー今日も戦いだ!!