5月28日(木)早朝
悲しい選択
「嬉しいような悲しい情報です」彼は神戸の明石に今住んでいて、確か去年までは東京の大森に住んでいた。イタリアで知りあったのだが、その後東京などで数々の試合を一緒に観てきた。神戸に戻っても大阪でのブラジルと日本代表の試合も一緒に観て、彼の神戸の家に泊まった。もちろんアメリカワールドカップ仲間だし今回のフランスも一緒に行くつもりなのだ。
少し嫌な予感がしたが「どうした?」と聞くと「いやー実は、、、」ヤバイ。予感が的中しそうだ。「7月1日付けで東京に戻ることになりました」いやー良かった。が、その時期はフランスのはず「で、どうするの?」「実は今回のチャンスを逃すともう10年は東京に戻れないのでチャンスなんですよ。それで引き継ぎがあるので、、、」
悲しい話だった。越えて欲しい問題だった。でも、それを責める気は全然ない。が、フランスを一緒に戦いたい仲間がいなくなったのだ。上村利勝に続き二人目の脱落者が出た。悲しい。本当に悲しい。あの苦しみを知ってるのは一緒に回った仲間しか理解出来ないと思うからだ。今日だけは本当に愚痴りたいのだ。「行こうぜ!!大村和也」
幸田光生にはまだ話してない。明日電話しよう。3人で行く事になったフランス。今回を逃すと次は日本韓国の共同開催だ。アジアでの大会なのだ。あの不安と期待の入り交じった「何か」を体験できるのは8年も先になる。だから一緒に行きたいのだ。8年先なんて分からないから。フランスを一緒に体験したかった。
あーあ悲しい夜だ。