1年中出来ます。


秋、キンギョハナダイの群れもとても大きくなります。(西伊豆・大瀬崎)


冬、深海から浅場へやってくるマトウダイ(尾鷲市・三木浦)

夏の海は海水浴や観光の人で、人も車も混み合いますが、
夏が過ぎれば空いて静かになります。水は冷めにくい性質がありますから
夏に暖められた海水は秋になっても、まだ暖かいのです。
静かで暖かい秋の海を楽しめるのはダイバーだけの特権です。

冬にダイビングをしてるのは、とてもガマン強くて
寒さに耐える根性のある人でしょうか??
いいえ、冬にダイビングをするのが「普通の人」です。
海の水温が最も低くなるのは、紀伊半島では2〜3月で12〜13℃です。
気温よりだいぶ高く、水道の水よりもかなり暖かいです。
現在ではダイビングの装備はとても進歩し、
最新の科学技術や新素材が取り入れられてますから
真冬の海でも寒さを感じる事無く、遊べます。
冬に潜る事は大げさな事では無く、スキー場に行くよりは、暖かいと思います。


12月の熊野、白い砂がきれいです。

秋から冬にかけて水温が下がってくると、海中の微生物(プランクトン)の量が減ります。
そうすると海の水が澄んだ状態になります。
透き通ったきれいな海を見るには、秋と冬は最適です。
この時期に潜らないこと、この季節を逃すことは、
とても、もったいないと思います。


1月の紀伊長島町・道瀬、砂地に射し込む陽射しが揺らめいています。

どうですか?
楽しい事がいつでも出来るのは、とても素晴らしい事だと思いませんか?

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