銀河英雄伝説 登場キャラ・艦船表
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自由惑星同盟
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銀河 帝国
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両国 政治家/フェザーン自治領
_
↑ 選択してくださいな。
右列にある
「星」
および
「帝」
マークをクリックすると、幕僚ページに跳びます。
キャラクタ
旗艦
キャラ紹介
(私情入り)
主な 副官・参謀 等
グレゴール・フォン・
ミュッケンベルガー
ヴィルヘルミナ
銀河帝国軍 宇宙艦隊司令長官。
帝国軍三長官の一人。元帥。
堂々たる風格を持つ、帝国軍の武辺
を象徴する人物。
ラインハルトに対し、当初はその存在
を軽んじ、かつ忌諱していたが、のち
にはその政戦両略の才を認めること
となった。
その後はリップシュタット戦役勃発前
に長官職を辞任、遠からず始まるで
あろうこの度の内乱を無益であると
喝破し、そのまま軍籍から退いた。
帝国軍指令本部陣
ウィリバルト・ヨアヒム・
フォン・メルカッツ
ネルトリンゲン
/シヴァ
/ヒューベリオン
帝国軍上級大将。艦隊司令官。
実績・人望ともに豊富な、老練の
名将である。
帝国軍軍人として、長きにわたる
軍歴を経たのち、リップシュタット
の敗戦後に敵国たる自由惑星同盟
への亡命を果たすという、数奇な
運命を辿る。
如何なる状況下においても冷静さ
を失わず、常に最善の方策をもって
対処する沈毅さを持つ司令官。
不本意なリップシュタット連合軍の
最高指揮官を引き受けた時点で、
メルカッツはすでに死を覚悟して
いたが、その結果が同盟への亡命
として結末を見るとは、自信でさえ
想像もつかなかっただろう。
その後はヤン艦隊の軍事顧問と
して、客員提督の任を最期のとき
まで果たし続けたのである。
ベルンハルト・フォン・シュナイダー
メルカッツの忠勇な副官。
常に司令官たるメルカッツを
補佐し、その信任も厚かった。
リップシュタット連合軍の敗戦
の際、命を絶とうとする上官に
対し、同盟への亡命をすすめた。
自らもそれに付き従い、命運を
ともにする。
ヤン艦隊の客員提督として受け
入れられたメルカッツとともに、
ヤン艦隊のために尽力し続けた。
ラインハルト・フォン・
ローエングラム
ブリュンヒルト
旧銀河帝国においては、帝国元帥
にして、宇宙艦隊司令長官。
そして、新銀河帝国における皇帝に
までなりおおせた、希代の英雄。
その軍事的才能は、早くから戦果と
して表われ、当時の高級仕官から
なにかと危険視されていた。
寵姫の実弟ということもあり、門閥
貴族にも常に排斥の対象として疎
まれ続けたが、最終的には彼ら
門閥貴族そのものを敗滅させ、つい
には新王朝を開くに至るのである。
新・旧両王朝時代にわたって、幾度
も同盟軍のヤン・ウェンリーと砲火を
交えるが、最終的な勝敗はつかぬ
まま、両者の戦いは幕を閉じるので
ある。しかし彼の築き上げた王朝は
彼の後継者たちにより、確かに引き
継がれることだろう。
皇帝陛下の忠臣’s
ジークフリート・キルヒアイス
・
バルバロッサ
ローエングラム元帥の元において、
宇宙艦隊副司令を務め、その清廉
な人となりからも、多くの部下から
慕われていた。
彼の友として敬愛し、また主君と
仰ぐラインハルトのために、持てる
能力のすべてをもって、常にその
覇道を支え続けた。
捕虜交換のため、イゼルローンへ
赴いたおり、駐留司令官たるヤン
と会見し、互いに知己を得た。
そのヤンをして「数年来の友である
ような気がした」と言わしめ、また
キルヒアイス自信もヤンに対して、
比類ない難敵と感じつつも、「友と
できれば、これに勝るものはない」
という印象を抱く。
しかしその巨大すぎる武勲が周囲に
警戒を生じさせたのも事実であり、
結果として彼の運命の方向性を決定
づけてしまったと言える。
彼の早すぎる死がなかったなら、
あるいはまた違った歴史の流れが
生じていたのかもしれない。
ベルゲングリューンをはじめ、
ビューロー、ジンツァー、
ザウケンなど、のちに多大な
勲功を重ねる人材が、このキル
ヒアイスの元に数多く指揮下に
置かれていた。これらの精鋭を
もってラインハルトの軍事的
成功を、過分なく完遂させて
きた彼の武勲を見てゆけば、
その卓越した将才のほどが知れ
るだろう。
それぞれの詳細については、
別項を参照されたい。
オスカー・フォン・
ロイエンタール
トリスタン
帝国の双璧として、ミッターマイヤー
とともにおさめてきた武功の数々は、
ローエングラム陣営の勝利の中に
おいても一際高く屹立している。
指揮官としての資質は全てにおいて
高水準で所有しており、とりわけ
知勇のバランスという面で見れば、
カイザーさえ凌ぐと言われた。
アムリッツァ会戦、リップシュタット
戦役、イゼルローン要塞奪還作戦、
マル・アデッタ会戦といった、戦役の
帰趨を左右する戦いには常に参戦
しており、その全てにおいて多大な
活躍と成功を積み重ねてきた。
だがノイエ・ラント総督の任に就いた
時から、彼の軍人としての生は微妙
に変化を生じることとなる。
決して彼が望んで踏み込んだ道では
なかったが、いまだ敬愛の念やまぬ
主君に対し敵としてあいまみえること
に、ロイエンタール自身臆することは
なく、むしろ歓喜さえ感じていた。
彼の武人としての心は、その道を引き
返す選択には到らなかったのである。
エミール・フォン・レッケンドルフ
副官。ロイエンタールのもとで
長らくその任を務め上げ、司令
官の作戦行動を補佐してきた。
ロイエンタールが、ローエング
ラム伯の元に参集した際には
既に副官として任に就いており、
彼の司令官が叛逆者としての
道を選んだ後までも、他の多く
の幕僚と同じく、その責を辞す
ることなく完遂し続けた。
ウォルフガング・
ミッターマイヤー
ベイオウルフ
ロイエンタールとともに、帝国の双璧
として並び称される若き名将。
その用兵は敵味方を問わず、神速を
もって鳴り「疾風ウォルフ」の異名は
あまりにも有名である。
信義にも厚く、僚友からも深い信望を
寄せられていた。
ローエングラム王朝が開かれてのち
よりは、宇宙艦隊司令長官として全
軍をまとめあげた。
また、家庭においては妻エヴァンゼ
リンを深く愛し、その愛妻家ぶりは
ロイエンタールなどに揶揄される程、
つとに有名である。
双璧のもうひとつの一翼たる、ロイエ
ンタールとは士官学校に知己を得て
以来の無二の親友であるが、その互い
が袂を分かち、砲火を交えることとな
ろうとは、まさしく皮肉の極致である
としか言いようがなかったであろう。
両雄の心中たるや、如何ばかりのもの
であったろうか。しかし両者は、互い
の矜持のために、全力をもって相対し
たのであった。
アムスドルフ
副官。ミッターマイヤーの副官
として、常によく司令官を補佐
してきた。
帝国軍の副官職としては、なか
なかに登場する機会も多く、
結構目立っていた方だったかも
しれない。
司令官の信任も厚かったらしく、
王朝を通してその職務を任官し
続ける。
フリッツ・ヨーゼフ・
ビッテンフェルト
王虎
(ケーニヒス・ティーゲル)
ローエングラム侯が、元帥府を開いた
当初から参集していた、最高幹部の
中でも古参の一人。
その用兵は、圧倒的な攻勢をもって敵
を撃滅するという、極端なまでに先鋭
化された理念に基づいている。
彼の率いる「黒色槍騎兵」は宇宙一の
攻撃力を誇るとされ、その漆黒に染め
上げられた艦隊の威容は、対峙する
同盟軍や、貴族連合軍の畏怖を誘う
のに充分であった。
会戦の際には、帰趨を決するための
決戦兵力として投入される事が多く、
ランテマリオ会戦においても、勇戦を
もって戦線を維持する同盟軍に、その
強大なる破壊力を叩きつけ、ついには
瓦解に至らしめたのである。
また、ヤン艦隊と直接砲火を交える機
会も、最も多かった。
常に激闘の最前線に位置しながら、
一度たりとも被弾せず、しぶとく生き
延びきったのは不思議である(笑)。
オイゲン
副官。なにかと激発しやすい
司令官を抑え、宥める役回りの
苦労人。
司令官以外にも、この艦隊の
幕僚中には血の気の多い連中
が多数派を占めているなので、
彼の気苦労も絶えなかったこと
だろう。
ご苦労様です。
カール・グスタフ・ケンプ
ヨーツンハイム
ローエングラム侯が、元帥府を開いた
当初から参集していた、最高幹部の
中でも古参の一人。
堂々たる体躯と、その豪放な気質に
彼の勇猛な提督という印象がよく現さ
れている。
アムリッツァ会戦前哨戦においては、
ヤヴァンハール星系にてヤン艦隊と
対峙、交戦する。
そそいてまた、ガイエスブルク要塞に
よるイゼルローン侵攻作戦の際、総
司令官として、再度ヤンと正面対決
することとなる。
開戦当初は戦局を有利に進めていた
が、帰還したヤンの奇策により要塞は
撃破され、敗退した。
その司令部の大多数は脱出に成功
したようであるが、ケンプ自身は負傷
し、そのまま要塞に残り命運をととも
にした。
フーセネガー
参謀長。ケンプ艦隊の幕僚と
して、長くその任を務めた。
ガイエスブルク要塞によるイゼ
ルローン侵攻作戦の際、結果
要塞は破壊され、司令官ケンプ
大将は負傷のため戦死する。
その最期の言葉を、彼は副司令
官ミュラー大将に伝えるべく、
要塞を脱出した。
ナイトハルト・ミュラー
リューベック
/パーツィバル
リップシュタット戦役頃より1個艦隊
の司令官として戦線に参加し、以来
多くの戦役を経て武勲を重ね続けた。
その粘り強い用兵から、敵味方双方
から良将と評され、「鉄壁ミュラー」
の異名を全軍に馳せる。
ガイエスブルク要塞による侵攻作戦に
おいては副将として参戦、総司令たる
ケンプをよく助勢し、善戦した。
帝国全軍をあげた、初の同盟領侵攻
作戦であるラグナロック作戦において
ローエングラム公が戦線瓦解の危機
に陥ったバーミリオン会戦の終局
近く、分散配置された各艦隊の中で
最も早く戦場に急行したのが、彼で
あった。
のちのイゼルローン共和政府軍の最高
指導者となるユリアン・ミンツとも
知己を得ており、両陣営間の橋渡し
的な役割も果たした。
オルラウ
参謀長。ミュラー艦隊の幕僚と
して、その任を果たす。
ケンプ大将を総司令官とした
イゼルローン侵攻作戦の際、
総司令官の意向を逸して、自ら
の策に拘るミュラー諌めるなど、
きわめて安定した識見をもつ
人物であった。
決め台詞
「
だめ
です」
(笑)。
アウグスト・ザムエル・
ワーレン
火竜 (サラマンドル)
ローエングラム侯が、元帥府を開い
た当初から参集していた、最高幹部
の中でも古参の一人。
その豪気かつ沈着な用兵と人柄は、
麾下の将兵たちから厚い信望を寄せ
られていた。
地球教徒討伐の任に赴いた際、艦隊
内部に潜入していた地球教徒による
襲撃を受け、片腕を損失する重傷を
負う。しかし彼は、そのまま艦隊の
指揮をとり続け、任を果たし通した
のだった。
なおこの際、地球教内部に潜入して
いた同盟のユリアン・ミンツと出会
い、言葉を交している。
コンラート・リンザー
艦隊旗艦「火竜」の、艦隊航法
オペレーターを務める。
地球教討伐において、地上作戦
の指揮をとった。
リップシュタット戦役時には、
リッテンハイム侯の艦隊の補給
部隊内に所属していたが、逃走
する味方艦隊の砲撃を受け、
被弾した艦内で左腕切断の重傷
を負う。キルヒアイス艦隊に
投降した際、侯爵の犯した愚挙
の証言者となる事を約束した。
コルネリアス・ルッツ
スキールニル
ローエングラム侯が、元帥府を開いた
当初から参集していた、最高幹部の
中でも古参の一人。堅実な用兵を旨
とする、熟練の指揮官である。
リップシュタット戦役時には、僚友
たるワーレンとともに、キルヒアイス
上級大将の麾下として活躍した。
ロイエンタールの指揮下の元、奪還
したイゼルローン要塞の司令官を務め
た際、再奪取を図るヤン麾下の艦隊
と交戦、敵の奇策に乗せられ、要塞
の奪還を許してしまった。
のちのウルヴァシー事件では、地球
教徒によるカイザー暗殺を阻止すべく
孤軍奮闘し、戦死した。
ヴェーラー
中将。
自由惑星同盟の崩壊後、ヤンに
よるイゼルローン要塞再奪還の
作戦行動時に、ルッツに代わり
要塞守備の任を預かった。
しかしヤン艦隊の詐術的な情報
操作と要塞システムの混乱誘導
戦術により、引き返してきた
ルッツ艦隊は痛撃を受け、要塞
は奪取される。
その責をとり、中将は銃による
自決をもって果てた。
その人となりは堅実かつ几帳面
なものであった。
エルネスト・メックリンガー
クヴァシル
ローエングラム侯が、元帥府を開いた
当初から参集していた、最高幹部の
中でも古参の一人。
幅広い視野をもって戦局全体を見渡す
能力に優れ、戦略家的な側面の強い
提督である。
また詩人や画家としての才も兼備し、
「芸術家提督」とも呼ばれる所以で
あろう。
平時は冷静で理知的な人物であるが
グリルパルツァーや、不甲斐ない医師
団に対して手厳しい態度を示したり
するあたり、思いのほか激情を内に
秘めた人となりであるようだ。
また彼はカイザーや僚友達について
多くの記録を書き連ねたが、それは
後世の歴史家にとって往時の情勢を
測る、最良の資料となった。
ビュンシェ
中将。ウルヴァシー事件の際、
事件の発端と全容の調査を補佐
した。
メックリンガーの最も信頼する
部下とされている。
ウルリッヒ・ケスラー
フォルセティ
リップシュタット戦役頃より1個艦隊
の司令官として戦線に参加し、以来
多くの戦役を経て武勲を重ね続けた。
彼自身は艦隊司令官の任を本懐と
していたが、憲兵総監や帝都防衛
司令官といった地上勤務を拝命して
からも、その職務を確実にこなし続け
カイザーの期待を裏切ることは決して
なかった。
激情に駆られてミッターマイヤーが
ラングを害しようとした際、自らの
私情を押さえてミッターマイヤーを
制するなど、その毅然たる姿は王朝
にとって、彼が得難い人材である事
を如実に顕すものであった。
「柊館炎上事件」では、単身で炎上
する館内に乗り込み、アンネローゼと
ヒルダとを救出する活躍を見せる。
20歳以上も年下の女性と結婚した
ことでも有名(笑)。
パウマン
准将。ケスラー麾下の憲兵隊長
の一人で、キュンメル事件の際
カイザー救出の要請に従って
邸宅へ急行した。
この時、邸宅に集結する憲兵隊
の行動を察知されないために、
軍靴を脱いだまま行軍を敢行
した逸話は、つとに有名である
(^^;)。
カール・ロベルト・
シュタインメッツ
フォンケル
かつて、ラインハルトの旗艦の艦長を
務めたことがあり、その職務を越権
する言動をしたラインハルトを即座
に諌めたという剛毅実直の人物。
リップシュタット戦役時、独立した
艦隊行動をしていたが、辺境星系
を平定しつつ、キルヒアイス艦隊と
合流、もってローエングラム陣営に
加わることとなった。
ローエングラム王朝が開かれてより
のちは、幕僚総監職の任を予定され
堅実に職務を果たし続けた。
「回廊の戦い」のさなか、カイザーを
守護し、勇戦を続けていたが旗艦に
直撃を受け、惜しくも戦死した。
のちの「三元帥の城」要塞に、名を
連ねる一人となった。
セルベル
副官。「回廊の戦い」において
司令官とともに戦死する。
「閣下、閣下の左脚は完全に
つぶれていますぞ」
彼の報告は、その最期の時まで
も正確無比であった。
アーダルベルト・フォン・
ファーレンハイト
アースグリム
リップシュタット戦役時、貴族連合軍
の提督としてローエングラム陣営と
砲火を交えたが、貴族軍の敗滅後、
ローエングラム侯にその手腕を認め
られ、麾下に加わる。
下級貴族の出身で、食うために軍人に
なったと普段から公言していた。
機動性に富んだ速攻の用兵に定評が
あるが、守勢においては、やや粘りに
欠けるとも評される。
しかしながらアスターテ会戦時、他の
諸提督達がローエングラム伯の作戦
立案に対し懐疑的な態度を示す中、
ただ一人好感触を持ち、また、リップ
シュタット戦役時においては、味方が
全面壊走する中でも的確に敵の意図を
読み取り、逃走ルートを選定するなど
判断力は柔軟で、かつ確かである。
「回廊の戦い」において、僚友たる
ビッテンフェルトと艦列を並べてヤン
艦隊と対峙したが、半ばビッテンフェ
ルトの巻き添えを喰う形となった。
ついには旗艦アースグリムに被弾、
二つの王朝にまたがって勇将の名を
欲しいままにした貴公子は、沈みゆく
旗艦と命運を共にしたのである。
ザンデルス
副官。アスターテ会戦以前
より副官として任務し、よく
司令官を補佐し続けたが、
「回廊の戦い」において、
司令官と共に戦死した。
その直前に発した、
イノシシ
「黒色槍騎兵の猪突家どもめ、
自分たち自身の牙で墓穴を
堀りやがれ! おれたちの
知ったことか」
との言は、ビッテンフェルト
艦隊のために苦境に晒された
彼らの心境をよく表していた。
ヘルムート・レンネンカンプ
ガルガ・ファルムル
リップシュタット戦役後にローエング
ラム陣営に加わり、その麾下となる。
その人となりは公平かつ実直で、その
公正さを、ラインハルトは高く評価し
ていた。
が、メルカッツをして「優秀な軍人で
はあるが、軍隊の外における視野は著
しく狭い」と評された。
はたしてその評価は現実のものとして
顕れることとなり、高等弁務官職を任
じられてよりの顛末は、カイザーの
期待を損ねること甚だしかった。
彼の不幸は、本来の適性を逸脱した職
務を任された事に端を発し、なおかつ
それを利用しようとする意志に躍らさ
れた点にあったと言える。
その意味においては、非常に悲運の
人であったのではあるまいか。
ラッツェル
大佐。レンネンカンプの命に
より、退役したヤンを監視する
任務につく。
が、ヤン夫妻に対して好意的な
印象を持つこととなり、必要
以上に夫妻を掣肘しようとする
上官に、徐々に不満の念を抱か
ざるを得なくなる。
その人となりは、司令官とは
正反対のものであったようだ。
良識的な、好人物であった。
エルンスト・フォン・
アイゼナッハ
ヴィーザル
レンネンカンプやファーレンハイトと
同じく、ローエングラム麾下の領袖と
して参列するのは、他の諸提督たちと
比して後発となった。
が、その手腕は地味ながらも堅実に
遂行され、補給路の確保や後方撹乱
など、後詰めとしての責務を果たし、
緒戦において貢献してきた。
またその寡黙な性情から、沈黙提督の
異名を持ち、艦隊の指揮をとるにあた
ってさえ、ほとんど無言のままで通す
という特性を所有する(笑)。
またその無口さゆえに、いかにして
現婦人を口説いて落としたのか、ミッ
ターマイヤーなどからしてみると、
つとめて疑問に思えるらしい(^^;)
シャウディン
中将。
テレパス
かも(笑)。
常に司令官の傍らにあって、
その無言の指示を解読し、作戦
行動の円滑な遂行を果たす。
もしも彼が司令部に欠けたら、
アイゼナッハはちゃんと、自分
自身の声で指揮をとることに
なるのであろうか(^^;)。
ある意味では、艦隊内における
最重要人物である。
ハンス・エドゥアルト・
ベルゲングリューン
不明
ロイエンタール艦隊における幕僚中
の参謀長を務める。
かつてはキルヒアイスの指揮下で
戦歴を重ねたが、司令官の早すぎる
死の後は、ロイエンタールのもとで
堅実な手腕を揮った。
その将才を敬愛していたキルヒアイス
は、半ばローエングラム公の恣意に
よって倒れる結果となり、そしてまた
ロイエンタールも同様に、ローエン
グラム公の最終的な判断によって、
叛逆者の道を歩むこととなった。
そのやりきれぬ想いが、自決を図る
直前に、激烈な批判として彼の口から
迸ったのだろう。
フォルカー・アクセル・
フォン・ビューロー
不明
ミッターマイヤー艦隊麾下の勇将。
かつてはキルヒアイスの指揮下で
戦歴を重ねたが、司令官の早すぎる
死の後は、ミッターマイヤーのもとで
堅実な手腕を揮った。
ミッターマイヤー麾下の諸将の中では
年長であり、若い他の提督たちが血気
に逸るのを、それとなく抑える立場と
もなっていた。
ベルゲングリューンとは旧知の仲で、
互いに所属が別れてより後も、その
親交は途絶えることはなく、友の最期
言葉を聴きとめたのも彼であった。
ホルスト・ジンツァー
不明
ミッターマイヤー艦隊麾下の勇将。
かつてはキルヒアイスの指揮下で
戦歴を重ねたが、司令官の早すぎる
死の後は、ミッターマイヤーのもとで
勇名を馳せた。
カール・エドゥアルト・
バイエルライン
ニュルンベルク
ミッターマイヤー艦隊麾下の勇将。
麾下の提督達の中でも、最も果敢な
攻勢を旨とする提督として知られ、
かつミッターマイヤーへの敬愛の念
も深く持っている。
ただ、ロイエンタールあたりに言わ
せると「バイエルラインの
青二才
」
などという評価におちついてしまう
らしい(笑)。
ドロイゼン
キュクレイン
ミッターマイヤー艦隊麾下の勇将。
バイエルラインとは僚友として特に
親交が深いらしく、よく艦橋などで
話し合っている姿が見受けられた。
イザーク・フェルナンド・
フォン・トゥルナイゼン
テオドリクス
ローエングラム公による初の同盟領
侵攻作戦・ラグナロックにおいて、
ローエングラム元帥直属の艦隊指揮
官として参加。
かつて士官学校ではローエングラム
公と同期であり、そのこともあってか
自らをエリート視する傾向があった
ようである。
バーミリオン会戦に際し、武勲に拘泥
するあまり功に逸った行動がローエン
グラム公の不評を招き、戦役後に閑職
にまわされた。
将来を有望視されながら、中途退場を
余儀なくされた不幸な人物。
グリューネマン
ヴィーグリース
ローエングラム公による初の同盟領
侵攻作戦・ラグナロックにおいて、
ローエングラム元帥直属の艦隊指揮
官として参加。
バーミリオン会戦において、ヤン指揮
下の艦隊の猛撃を受ける。勇戦するも
旗艦に被弾、艦橋にて重傷を負う。
ロルフ・オットー・
ブラウヒッチ
シンドゥリ
ローエングラム公による初の同盟領
侵攻作戦・ラグナロックにおいて、
ローエングラム元帥直属の艦隊指揮
官として参加。
バーミリオン会戦において、ヤン指揮
下の艦隊の猛撃を受ける。勇戦するも
戦線崩壊の窮状に陥った。
カルナップ
ヘルモーズ
ローエングラム公による初の同盟領
侵攻作戦・ラグナロックにおいて、
ローエングラム元帥直属の艦隊指揮
官として参加。
バーミリオン会戦において、ヤン指揮
下の艦隊の猛撃を受ける。
ローエングラム公に救援を請うも、
余剰兵力あらず、そこで戦死せよとの
冷厳な返答を受けた際に発した彼の
「よし、死んでやる」
の言は、悲壮感
さえ見てとれた。
ヤンが意図的に開けた艦列の間隙を
突破口として脱出を図るが、同時に
殺到してきたミュラー艦隊と鉢合わせ
る形となり、そこに徹底的な集中砲火
を受け、旗艦もろとも戦死した。
ウェルナー・アルトリンゲン
ブロックル
ローエングラム公による初の同盟領
侵攻作戦・ラグナロックにおいて、
ローエングラム元帥直属の艦隊指揮
官として参加。
バーミリオン会戦において、ヤン指揮
下の艦隊の猛撃を受ける。勇戦するも
艦隊壊滅にいたる危機に瀕した。
ディートリッヒ・ザウケン
ローエングラム公による初の同盟領
侵攻作戦・ラグナロックにおいて、
ローエングラム元帥直属の艦隊指揮
官として参加。
かつてはキルヒアイスの麾下にあり、
捕虜交換の際、司令官に同行した。
ヴァーゲンザイル
バレンダウン
イゼルローン回廊方面警備担当。
回廊内において、ユリアン率いる
イゼルローン艦隊と交戦する。
寡兵かつ若輩の指揮官に率いられる
イゼルローン軍を「捨て犬」呼ばわり
するが、その慢心ゆえからか、惨敗を
喫する。
アルフレット・
グリルパルツァー
エイストラ
もとはレンネンカンプ艦隊の麾下に
あったが、司令官の死後、ロイエン
タールの指揮下に移動した。
学才にも優れ、多才な人物としても
期待されており、その将来はクナップ
シュタインとともに「次代の双璧」と
して、新生帝国軍の重鎮たらんことを
嘱望されていた。
しかしロイエンタールの叛乱事件の
際、その行動理念は、とかく識見と
整合性を欠き、カイザーや他の諸将
の反感を招くこととなった。
投降してカイザーのもとに赴いたが
許されず、時を待たず処断された。
ブルーノ・フォン・
クナップシュタイン
ウールヴルーン
もとはレンネンカンプ艦隊の麾下に
あったが、司令官の死後、ロイエン
タールの指揮下に移動した。
僚友のグリルパルツァーとともに、
多大な功績をあげてきたが、ロイエ
ンタールの叛乱事件においてその
命数も使い果たされた。
生来の、生真面目にすぎる性格が
災いしたのか、グリルパルツァーの
言によって困惑し、結局判断を下し
かねるまま混戦の中、戦死した。
アレクサンデル・
バルトハウザー
不明
ロイエンタール麾下の勇将。少将。
少数の兵力をもって戦局を打開する
技量に長け、司令官からの信任も厚
かった。
ロイエンタールの叛乱事件における、
第2次ランテマリオ会戦にて戦死。
アイヘンドルフ
不明
ケンプ艦隊所属の分艦隊司令。少将。
イゼルローン回廊内において、アッテ
ンボロー提督の指揮する演習艦隊と
遭遇、交戦状態に入る。
のちのガイエスブルク要塞による侵攻
作戦においても、ケンプ提督麾下の
司令官として参戦。
同会戦で、戦死した模様。
パトリッケン
不明
ケンプ艦隊所属の分艦隊司令。少将。
ガイエスブルク要塞による侵攻作戦
においても、ケンプ提督麾下の司令官
として参戦。
同会戦で旗艦に被弾し、戦死した。
ゾンバルト
不明
少将。ラグナロック作戦に参加。
立身欲が強く、惑星ウルヴァシーに
向かう補給部隊の、指揮官としての
着任要求を具申するなど、戦乱中の
昇進機会を積極的に欲していた。
が、その行動が裏目に出て、補給艦
護衛任務中にヤン艦隊の攻撃を受け
てしまい、みすみす貴重な物資を失う
羽目になった。その責を厳しく問われ
自決を命ぜられた。
シュターデン
不明
戦術理論の専門家として、幾多の会戦
において参謀を務める。
しかしその理論は机上論に凝り固まっ
ており、しばしば現実の戦況推移から
乖離することがあった。
ラインハルトの麾下としてアスターテ
会戦にも参加しているが、ラインハル
トの提示する作戦展開を、決して認め
ようとはしなかった。
リップシュタット戦役においては、
貴族軍の参謀および艦隊司令官と
して参戦したが、アルテナ星域でミッ
ターマイヤー艦隊と交戦、敗北する。
その際、レンテンベルク要塞内に後退
を図ったが、要塞陥落時に捕虜として
収監される。
通称「
理屈倒れ
のシュターデン」。
ハンス・ディートリヒ・
フォン・ゼークト
不明
イゼルローン駐留艦隊司令官。大将。
同格の要塞司令官シュトックハウゼン
とは事ある毎に対立しており、要塞
陥落の際にあたっても、両司令官の
連携を欠いた戦術行動が、ヤンによる
要塞奪取を容易にしてしまった観が
あるだろう。
降伏勧告の受諾を潔しとせず、トール
ハンマーの直撃を受けて戦死した。
その無謀な軍国的言動は、ヤンの激
しい怒りを買った。
トーマ・フォン・
シュトックハウゼン
イゼルローン要塞
イゼルローン要塞司令官。大将。
留艦隊司令官のゼークトとは常に反目
し合っており、「ゼークトの猪め、
何処をうろついておる」などと言い放
つあたり、相手に対する嫌悪の念と
不信ぶりは相当なものであるらしい。
要塞陥落の際、シェーンコップの奸計
を見抜けず捕虜となり、出撃した駐留
艦隊は壊滅、要塞はヤン艦隊の手に
落ちることとなった。
レムラー
中佐。イゼルローン要塞指令室
警備主任を務める。
要塞内に侵入を果たしたシェー
ンコップの詐術を唯一見抜いて
いた人物であったが、司令官の
降伏受諾により、その慧眼も
意味を成すことなく終わった。
オフレッサー
レンテンベルク要塞
装甲擲弾兵総監。上級大将。
リップシュタット戦役時において、
レンテンベルク要塞の防御指揮官を
務め、ロイエンタール、ミッターマイ
ヤーら両提督指揮下の陸戦隊の進入
を頑強に阻みつづけた。
反ローエングラム陣営内の急先鋒で
あり、逆にローエングラム侯側からは
「野蛮人」
だの
「石器時代の勇者」
だのと、こき下ろされていた。
その戦闘能力は常軌を逸脱した強大
さを誇ったが、最終的には計略に陥り
捕虜となる。
暴言によりローエングラム侯の激昂
を招いたため、オーベルシュタインの
策によって、自陣に帰投後、裏切り者
として味方に射殺されてしまった。
蛮勇と言う言葉の象徴のようなこの
人物にしては、存外なほど、あっけ
ない最期であった。
エルラッハ
ハイデンハイム
少将。ローエングラム上級大将麾下
の提督として、アスターテ会戦に参加
した。敵軍から後背よりの攻撃を受け
た際、司令官の命令を無視して無謀
な敵前回頭を敢行、旗艦に直撃を被弾
して戦死。
フォーゲル
バッツマン
中将。ローエングラム上級大将麾下
の提督として、アスターテ会戦に参加
した。台詞もなく、地味であった。
フレーゲル
ヴィルヘルミナ
男爵。ブラウンシュヴァイク公の甥。
一度も実戦に出ぬうちから、少将の
階級を得ていた。
かつて、ミッターマイヤーと私的な
事件で火花を散らしたことがあり、
それがきっかけで後の「帝国の双璧」
は、ラインハルトと知己を得ること
となる。
リップシュタット戦役においては自ら
艦隊を率いて前線に立ったが、実戦
経験もないまま戦場に赴いたところで
どうなるものでもなく、彼をはじめと
した貴族軍は次々と崩壊していく。
戦乱の終局近く、
「滅びの美学」
と
称して無益な玉砕を主張するが、部下
たちの同意は得られず、艦橋において
射殺され、果てた。
レオポルド・シューマッハ
大佐。リップシュタット戦役に
おいて、男爵のもとで幕僚の任
を果たした。
大貴族の例に漏れず、選民意識
が強く、自制の念が希薄な男爵
に、色々と気苦労の絶えぬ場面
が多かった。
戦役の終局、不毛な自己陶酔に
陥り、玉砕を図ろうとする男爵
を射殺した部下達とともにフェ
ザーンへと逃亡した。
その後、フェザーンからの脅迫
を受け、ランズベルク伯ととも
に皇帝エルウィン・ヨーゼフU
誘拐に加担する羽目になる。
間をおかず、幼帝をつれ同盟へ
亡命するが、程なくして同盟
自体が亡国の危機に瀕したため
行方をくらませる。
こうしてみると実に数奇な運命
の持ち主であるが、人望も厚く
有能な人物であっただけに、
仕えるべき主君と才腕を活かす
機会に恵まれなかったことが、
非常に惜しまれる。
オットー・フォン・
ブラウンシュヴァイク
ベルリン
公爵。帝国内における、最も強大な
権勢を誇る大貴族の一人。
選民思想の塊のような人物であった。
ことあるごとに、ラインハルトに対し
排除せんがための手段をこうじてきた
が及ばず、ついには反ローエングラム
の旗色を示す貴族達と盟約を交し、
リップシュタット戦役を勃発させる
に到る。
貴族連合軍の盟主としての地位には
ついたものの、戦局が推移していくに
つれて、一軍を纏め上げていくには
いささか器量不足であったことが露呈
していく。
アンスバッハやシュトライトといった
有能で忠実な部下を多く抱えていた
にも関わらず、それを活かせぬまま
人望を失墜させていく様は哀れでさえ
あった。また、ヴェスターラントへの
核攻撃に見られるような、民衆に対
する暴挙と圧政は人心の離散に拍車を
かけるものとなった。
ローエングラム陣営に対し最期まで
抵抗を続けるが、終局に到っては味方
にも見放されてしまい、万策尽きる。
ガイエスブルク要塞にて、強要される
形となったが自決し、命運果てた。
アンスバッハ
准将。ブラウンシュヴァイク
公の知恵袋と呼ばれ、実務能力
力に欠ける主君を、常に補佐し
続けた忠臣であった。
なにかと自制心の乏しい主君を
制御するのは彼をしてさえ困難
を極め、ヴェスターラントに対
する愚挙を厳しく諌めた際も、
その暴走を制止することは叶わ
なかった。
主君の行動に失望した彼はゴー
ルデンバウム王朝の終焉を仄め
かす言を漏らすが、それが公爵
の耳に入ることとなり、監禁さ
れてしまう。その間にも戦況は
悪化し続け、ついには軍も瓦解
した。しかしその中にあっても
アンスバッハだけは主君を見限
ろうとはせず、主君に対し自決
の道を取らせた。敵将の命を
手向けとする事を約束して…
主君の最期を看取った後、彼は
盟約を果たすために、主君の屍
を伴ってローエングラム公の
もとに投降する。
アンスバッハの放った銃弾は
ラインハルトの身には届かず、
キルヒアイスの命を代償に、
盟約は果たされずに終わった
のであった。
ウィルヘルム・フォン・
リッテンハイムV
オストマルク
侯爵。帝国内における、最も強大な
権勢を誇る大貴族の一人。
帝国を二分する大貴族の一翼として
リップシュタット盟約に参加、副盟主
の座についた。そうして互いに手を
携えてはみたものの、ブラウンシュ
ヴァイク公への対抗心は消し難く、
結局公爵と袂を分かつことになる。
独断で出撃した後、キフォイザー星域
においてキルヒアイス艦隊と遭遇、
交戦する。が、敵軍の巧みな攻撃に
より指揮系統の統制もままならず、
全軍潰走となった。
しかも逃走する際に、退路に位置した
味方艦を攻撃するなど、敗戦という
状況下にあってか、錯乱状態に陥って
いたようである。
ガルミッシュ要塞にて爆死した。
ラウディッツ
ウェーゼル狙撃兵大隊・中佐。
リッテンハイム侯の逃走ために
戦死した部下を、痛烈な皮肉と
ともに侯爵へと投げつけた。
即座に射殺されたが、所持して
いたゼッフル粒子発生装置を
もって、司令部もろとも侯爵を
爆殺した。
ヒルデスハイム
不明
伯爵。リップシュタット戦役にて、
シュターデン率いる艦隊の別働隊と
してミッターマイヤーと交戦するが、
戦術指揮能力は皆無に等しく、なす
すべもないまま撃破される。
貴族連合軍における、初の大貴族の
戦死者となった。