バッキートミザワの東風吹かばの巻

梅見に行って来ました。スキなんですよ,梅見。偏見かもしれないけど,梅を見に来る人ってのは桜を見に来る人たちよりもずっと花を愛でに来たという目的意識が強いような気がするんです。梅を見ながらどんちゃん騒ぎをする人はいませんもんね。

今回訪ねたのは筑波山の梅林。梅見は水戸の偕楽園が非常に有名ですが,だだっぴろい庭園にただ梅が並んでいるよりも,山に植えられた梅の方が色々な表情を見せてくれて楽しいです。梅が斜面に並んでいて,今にも木の陰から紅天女が現れそうです。それはちょっとホメ過ぎかな。テヘ。

天気が良かったせいなのか,平日だってのに駐車場は満車。仕方ないからちょっと遠めの駐車場に車を止めて山道を歩いて梅林に向かいました。もうすっかり春色の木々の間を 10 分ほど歩いて抜けると,そこはもう梅の里の頂上。眼下に広がる風情ある光景にもうクラクラ。

天気は良く,風もほどよく吹いていて,梅見には最高でした。風が吹く度に梅のやさしい香りが体中を包んでとてもイイ気分。まさに,にほひおこせよ,梅の花!この際だから辛気くさい下の句なんてどうでもいいです。この気分を味わうと,部屋に閉じこもって薬臭い小瓶をかいでアロマテラピーとかほざいてんのがバカバカしくなってきます。

だんごを喰らって,梅茶サービスも頂いて,すっかり生き返りました。

唯一頂けなかったのが,休憩所のスピーカーから流れてくる琴ミュージックかな。風流の押しつけ。押しつけ風流サウンドは梅林の結構な範囲まで届いていて,その野暮なことといったらなかったなあ。


次へ
前へ
目次