こんなソフトがありました


当時はこんなソフトがありました。 ソフトウェアも模索の時代。独創的なソフトも沢山ありました。 


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ビジネスソフト
88はmkIIの頃から、次第にビジネスの座をPC-98に譲り渡してきました。 SRの頃にはビジネス色よりも、ホビー色が強い雰囲気がありました。しかし、だからと言って88にビジネスソフトがなかったかと言うと そんなことはありません。
ユーカラシリーズ
ワープロをはじめグラフィックツールなどもあったシリーズ。 88では、ワープロですらコピープロテクトを施すのが普通だった 御時勢に、ノンプロテクトのソフトを出していたことが多くのユーザの共感を得たソフトといえるでしょう。
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後期の88のワープロでは、こちらもメジャーな存在でした。ユーカラ よりは表現力があったように記憶しています。 今では出来て当たり前ですが、「文章中にグラフィックが埋め込める」という機能は素晴らしいものでした。
ゲームソフト
当時、ゲームといえばまず88で開発され、それが他機種に移植されることが 多かったものです。個人的に印象に残っている名作をいくつか紹介します。
イース、イースII
奇麗なグラフィック、奇麗なサウンド、難易度も当時としてはそれほど 高くなかったARPG(Active Role-Playing Game)。88SR以降のサウンドの凄さを見せ付けられた作品であるとともに、 Falcomのゲームの代表格と言っても過言ではないでしょう。
ソーサリアン
イースとほぼ時期を同じくしたゲーム。こちらもサウンド、グラフィック とも高水準にありました。 また、シナリオディスクを追加していくことで 新たなシナリオが遊べる点などは斬新なアイデアだったと言えます。こちらもFalcomのゲームの代表格と言っても過言ではないでしょう。
テグザー、ファイアーホーク
テグザーといえば、88SR専用ソフトとして注目を浴びた存在です。 滑らかな8方向スクロール、綺麗な画面などとても斬新に見えました。 当然ですがFM音源で音楽、効果音が鳴っていたところも、当時としては貴重な存在(88/mkII用ソフト全盛の頃ですから)でした。
一方、ファイアーホークは続編として88の末期に出されたゲーム。 テグザーの基本はそのままに、武器の拡張、ストーリーの設定などが 施されました。また、サウンドボードIIの機能をフル活用していた数少ないゲームでもあります。私はこのサウンドが大好きです。 サウンドボードIIでなくともカッコいい音楽なんですけどね。
ザ・スキーム
私はあまりゲームの方には思いいれがないのですが(失礼)、イース/II の音楽を手掛けた古代氏による、サウンドボードIIの限界に迫るサウンドは素晴らしいものでした。また、サウンドボードIIなしでも別のサウンドが楽しめたのも印象的です。
その他
JETターミナル
88ユーザの間では伝説の通信環境。MS-DOSとのファイル互換、MS-DOSライクな操作系(ファイルシステムも互換)が大いにウケ、またこの上で動作するフリーソフトも多く作られました。 しかしながら、制作会社の「キャリーラボ」が倒産の憂き目に遭い、入手ルートが絶たれてしまったのは非常に残念です。 現在では、CDOS2(FREE)という形態で、日本語変換機能のみを省略して配布されています。

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