BeOS for Intel R3インストール日記


更新:'98.07.27



私のBe for Intel R3(以下Be)のインストールまでの長く、辛い?道のりをご紹介いたします。(笑)

お断り)これらの情報は、私がBeのインストール/動作に成功した手順を記述したものであり、必ずしも自作PCの完成およびBeの動作を保証するものではありません。
また、パーツ購入について、この価格で購入できることを保証するものではありません。
在庫状況および価格につきましては変動いたしますので、各ショップにご確認ください。
(私は、これらのショップとは関係ありません。念のため!)




1.BeOSをインストール...インストールできない!

BeBox時代から憧れていたBeを、ぷらっとホームにて3/31(国内発売初日!)Getしました。
必要システムからすると、自宅のPC(GATEWAY2000 P5-75)でも動くはず。
意気揚々と自宅に帰り、さっそくインストールしました。
ところが、FDでブート後、BootableVolume(CD-ROM)が認識されない!
何度、Rescan for bootablevolumesをやっても同じ...

今日から憧れのBeが使えると期待していたので、もう、がっくりしてしまいました....

ちなみに、インストールできなかったPCのスペックは以下の通りです。

GATEWAY2000 P5-75(インストールできなかったPC)
パーツ 製品名
CPU Intel Pentium-75
MotherBoard Intel Premiere/PCI II、コードネーム Plato (Neptune ChipSet、Baby-AT)
VideoCard MGA-Millenium 4M
HDD WesternDigital WDC-AC34000L 4G
CD-ROM Mitsumi x4 ATAPI
Case GATEWAY2000 P5 Desktop/AT
RAM NoBrand FastPageDRAM-SIMM Total96MB
FDD 不明2mode (たぶんMitsumi製)
Sound Card SoundBlaster16
SCSI Card TekRam DC-390



2.設定を変えてインストール...やっぱりインストールできない!!

なんとかして動かしたい...
そう思い、情報収集を開始しました。

主にInternet上のWebから情報収集を行いました。

チャレンジ1
CD-ROMを交換する
動作した機種情報にあった、TOSHIBAのCD-ROMに変えてみました。

Toshiba XM-6102B 24倍速 ATAPI(ソフマップで9,000円前後で購入)

結果は変わらず...CD-ROMを認識せずにインストールできませんでした...

チャレンジ2
さらに、Web上にて情報収集すると、CD-ROMの接続方法を変えてみると動くことがあるとの情報。
さっそく変えてみました。
旧設定:
 HDD→IDEプライマリ(マスター)
 CD-ROM→IDEセカンダリ(マスター)
新設定:
 HDD→IDEプライマリ(マスター)
 CD-ROM→IDEプライマリ(スレーブ)

新設定にして、インストールに再チャレンジ。
嬉しいことに、CD-ROMを認識しました!!
やっとインストールできると喜んだのも束の間、CD-ROMにしばらくアクセスした後、Found boot volume. Booting the BeOS kernel... で止まったままになってしまいました。

チャレンジ3
さらに、Web上にて情報収集すると、VideoCardが悪いのかもとの情報。
(Milleniumで動かなくてMillenium2に変えたら動いたとの情報もあるようです)
もうしょうがないので、Mil以外のBe推奨ビデオカードを買うことにしました。
もし、またダメだった場合を考えると、お金を無駄にできません。
よって、S3 ViRGEチップを使用した最も安いCardを探して買うことにしました。

EON社製 DaVinci(S3 ViRGE/DX 4M) (T-ZONEミナミPC-DIY-FACTORYにて6,480円!にて購入)

早速、Milと交換して、Beをインストール。
しかし、症状変わらずに、CD-ROMにしばらくアクセスした後、Found boot volume. Booting the BeOS kernel... で止まったままになってしまいました。

ダメもとを覚悟でチャレンジしたものの、やはり失敗してしまうと、もうガックリです...(トホホ)




3.Beが動くPCを自作する!

インストールに失敗したため、今までに買った、CD-ROMやVideoCardが無駄になってしまいました...
途方に暮れていると、ある雑誌の情報により、最高スペックでなければ数万円でPCが作れると知りました。

そこで、上記パーツを生かすためにも、初めてのPC自作にチャレンジすることにしました!!
自宅に余っているIDE HDDとSIMMがあるので、あと、CPU、MotherBoardと筐体を買えば、1台PCができそうです。

まず、Webにて、Beが動作したCPUとMotherBoardの情報を収集しました。
その中から、安価に入手できるパーツを購入することにしました。
また万が一、自作PCでBeがインストールできなくても、普通のPCとして使えば無駄にならないだろうと考える事にしました。
(今まで、Beのインストールに失敗ばかりしていたので、かなり弱気になっていました...)

・CPU:Cyrix 6x86MX PR233(DOS/Vパラダイスにて12,000円にて購入)
・MotherBoard:TekRam P5T30-A4(430TX ChipSet、ATX、T-ZONEミナミPC-DIY-FACTORYにて10,800円!にて購入)
・筐体:NT97-250/ATX電源(Mac風のミニタワー、パソコンシティーにて12,800円?にて購入)
・FDD:Panasonic 2mode(ごく普通のFDドライブ、T-ZONEミナミPC-DIY-FACTORYにて2,980円にて購入)
・CPU Cooler:AVC Maga-Cool(ごく普通のファン付きCPUクーラー、T-ZONEミナミPC-DIY-FACTORYにて980円にて購入)

これに、今までに買ったCD-ROM、VideoCardと自宅に余っていたIDE HDD、SIMMを組み合わせて無事PCを組み立てることに成功しました。
(つまり私の場合、約50,000円で自作PCを組み立てることができました。スペックは大したことないが、なんて安上がり!)

初めてPCを組み立てましたが、思ったより配線なども簡単で、半日ほどで完成してしまいました。
(トラブルも無く、たまたま上手くいっただけのことかもしれませんが...)

ちなみに、私は雑誌(日経WinPC '96/11、'98/6)を見ながら組み立てました。

そして、まずWindows95をインストールして、BeのCD-ROM中に入っているPartitionMagicにて、Be用のパーテションを切ってから、いよいよ緊張のBeのインストールです。
BeのFDでブートして、CD-ROMも無事認識でき、CD-ROMを読み込み始めました。
いままでは、ここで止まってしまったのですが...
しばらくすると、Beのデスクトップ?が表示され、ライセンス同意の画面が!!!

この後は、まったく問題なくインストールできました。
長い道程でしたが、やっとBeがインストールでき、今までに買ったパーツも活かされて一件落着です!

また、その日のうちに、Internet接続(超簡単!)、日本語フォントのインストールまで行うことができました。




4.最後に

Beのインストールが失敗し悩んでいるか方も多いと思います。
(私も、つい先日までは、その1人でした...)
私の情報が何かのお役に立てば幸いです。
最後に改めて、Beをインストールすることができ、動いているPCのスペックをまとめておきます。

自作PC(Beをインストールすることができ、動いているPC)
パーツ 製品名
CPU Cyrix 6x86MX PR233
MotherBoard TekRam P5T30-A4 (430TX ChipSet、ATX)
VideoCard EON DaVinci (S3 ViRGE/DX 4M)
HDD WesternDigital WDAC11200 (1.2G IDE / IDE Primary-Master)
CD-ROM Toshiba XM-6102B (x24 ATAPI / IDE Primary-Slave)
Case ロンテック NT97ATX w/250(ATX電源)
RAM NoBrand 32M FastPage DRAM-SIMM x 2 (Total64M)
FDD Panasonic 2mode
CPU Cooler AVC Maga-Cool


注)これらの情報は、私がBeのインストール/動作に成功した手順を記述したものであり、必ずしも自作PCの完成およびBeの動作を保証するものではありません。

BeOSに対し興味がある方は、一刻も早く、PCを自作してまでも使ってみる価値ありと私は考えます!!

それでは、皆さんのご検討をお祈りいたします。

(自作PC上で快適に動作しているBeのデスクトップ画像。97K)


<付録>

参考にさせていただいたWebPageのURLを紹介させていただきます。

これらの情報が無ければ、Beのインストールは出来なかったと思います。
貴重な情報を提供して頂けたみなさんに感謝いたします。ありがとうございました!

タイトル 内容
Be なところ(なおさん) AT互換機でBeOSを動作させる方法などの情報
Beに関する情報(柴田文彦さん) BeOS R3動作確認リストなどの情報
Beと鰐(わにのひだりあしさん) BeOS日本語化などの情報
BeOS for Intel(Toshimitsu Itoさん) BeOS情報
The BeOS Tip Server BeOS Tip情報
自作PCのススメ(PCWatch特別企画) PC自作方法
秋葉原マップ PCパーツ購入
Be Be社のHomePage
ぷらっとホーム Be社 国内代理店



その後...

VideoCardを交換しました。 (6/6)
VideoCardをMatrox Mystique 220 4Mに交換しました。
(クレバリーにて9,800円位?にて購入)
全く問題無く動作しています。
ViRGE/DXより早くて快適です!

BeOS Release 3 → Release 3.1 のアップデートを行いました。 (6/19)
Release 3.1アップデータが公開されたので、さっそく当ててみました。
新しく対応したOPTi931 chipset-based cards(↓参照)を早速取り付けてみました。

SoundCardを追加しました。 (6/20)
SoundCard、ExpertColor MED3931(OPTi931)を追加しました。
(DOS/Vパラダイス 秋葉原2号店にて2,480円!にて購入)
これは、R3.1よりサポートされました。
ちゃんと音が出ています。めずらしい真っ赤なカードです。
SoundBlaster AWE64はちょっと高くて...でも音を出したい方にはおすすめです。

CPUを変えました。 (7/25)
CPUを Cyrix 6x86MX PR233 から AMD K6-2 300に取り替えました。
(パソコンCityにて21,700円にて購入)
当たり前ですが、全く問題無く動いています。ちょっぴり速くなりました!

GATEWAY2000 P5-75 にもインストールできました。 (7/25)
↑で取り外したCPU(Cyrix 6x86MX PR233)を取り付けるために、GATEWAY2000 P5-75のマザーボードを SOYO 5EASに取り替えました。
(ETEQ ChipSet、Baby-AT、T-ZONEミナミPC-DIY-FACTORYにて8,800円!にて購入)
あまり聞いたことない?ChipSetでしたが、Windows95が動けばいいやと思って買ってみました。
Windowsのインストールも無事に終わり、一応Beをインストールしてみると...全く問題無くインストールできました!。
インストールできなかった原因はマザーボードだった様です...期待していない時ほど順調に行くなんて...マーフィーの法則でしょうか?(古!)。
また、このPCの場合、CDのIDE上でのバス位置を変えなくてもインストールできました。(HDD → Primary-Master、CD-ROM → Secondary-Master)
インストールできるようになったPCの詳細は下表をご覧ください。

GATEWAY2000 P5-75(マザーボードを変えたらインストールできたPC)
パーツ 製品名
CPU Cyrix 6x86MX PR233
MotherBoard SOYO 5EAS (ETEQ ChipSet、Baby-AT)
VideoCard MGA-Millenium 4M
HDD WesternDigital WDC-AC34000L 4G
CD-ROM Mitsumi x4 ATAPI
Case GATEWAY2000 P5 Desktop/AT
RAM NoBrand FastPageDRAM-SIMM Total96MB
FDD 不明2mode (たぶんMitsumi製)
Sound Card SoundBlaster16
SCSI Card TekRam DC-390

インストールできなかったGATEWAY2000 P5-75のオリジナルのマザーボードがわかりました! (7/27)
P5-75のオリジナルのマザーボードの詳細が、きしのさんのPage 牛飼いとアイコンの部屋の"うちのマシンのマザーボードは何?"のページで分かりました。
no/index.ht 詳細が分かったので、GATEWAY2000 P5-75(インストールできなかったPC)のMotherBoardの欄を修正しました。
BeOS非対応のChipSet(430FX Triton以前のChipSet、Neptune)なので、インストールできなくて当然だったんですね...

インストールできた、なぞのChipSet ETEQの正体?が分かりました。 (7/27)
あまり聞いたことない?SOYO 5EASP5-75のChipSet、ETEQの正体が分かりました
イーテクと呼ぶそうです?。
正体は、SOYOでのVIA製ChipSetのOEM版ブランド名だそうです...(VIA製ChipSetで、どの型番に相当するかまでは分かりませんでした。)
VIA製ChipSetですので、Beがインストールできてもそう不思議はないですね。




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