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<TITLE>Fluctuation</TITLE>

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５月１６日<BR>

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目が覚めると同時に、時計を見る。明らかに寝すぎである。そのまま飛び起き遅めの朝食を食べ出かける。外に出ると見事な快晴。エンジンをかけて出発。サングラスを持ってくれば良かった、と思いつつアクセルを踏む強さが強くなる。<BR>

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一件目。ない。かなり焦る。二件目。見事にある。ここ数週間ＰＣの壁紙として見慣れた画像のジャケットがディスプレイされている。奪い取るように手に持ち会計をすます。おまけに宣伝用チラシでもくれるかな、と思った自分が楽しい。<BR>

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気もそぞろに見慣れた町中を歩く。顔がほころんでいるのが自分でもわかる。こんなことはRINGO STARR "TIME TAKES TIME"を買ったとき以来。"ANTHOLOGY"のときは緊張で顔は笑っていなかった。<BR>

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さっさと家に帰り、まずはライナーノーツを読む。英語を読んで、日本語の解説を読む。ビートルズクラブの解説は評判が悪いようだけれども、どこかの誰かのように感情任せの解説より、事実を中心としたビートルズクラブの解説は好きだ。<BR>

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おきまりのように、ヴォリュームの音を大きめにしてＣＤをかける。一瞬遊佐未森を思い出す。本当の一瞬だけ（＾＾）。ギターのアルペジオが始まりポールの歌。今までと何か違う。でも違和感ではない、不思議な感じ。”結局、昔歌っていた歌に僕らは戻っていった。”しかし、ポールが歌っているのはたしかに”新しい”歌だった。露骨にJEFF LYNNEの音ではないのも良い。<BR>

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NET上で聞いていた"THE WORLD TONIGHT"。もちろんＣＤでは隅々まで音が聞こえるので、全く印象が異なる。ここまでポールのベースが全面に出るミキシングって久しぶり。この曲はヘフナーかな？。ポールのシャウトを堪能して一息つくのかと思ったら、ハードなアコギのコードストローク！！曲順も今までとは少し違う構成のような気がする。<BR>

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しかし、こういう音づくりは大好き。耳元で聞こえるヴォーカル。キンキンするディストーションのかかったハードなギター。何でこのアルバムがPOPにカテゴライズされているのか、理由がわかんない。"FLOWERS IN THE DIRT"の時と同じ疑問。理由を教えて下さいな。東芝ＥＭＩさん。<BR>

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"SOMEDAYS"のイントロを聴いたとき、ああ、また"SOMEBADY WHO CARES"の焼き直しで緊張感がない"DISTRACTIONS"と思ったら、どうしてどうして、最後まで緊張感がとぎれることなく終わってしまった。小品という言葉では片づけられない曲。<BR>

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さて、問題の曲。シングルで買っていたから聞き慣れている曲ではあるが、そのときから心配だったのが「アルバムに入れたら浮いてしまうのではないか」ということ。通して聞いてみて、後半のテンポチェンジがなかったら開きらかに浮いていたでしょう。やっぱ、イメージチェンジをかねて"THE WORLD TONIGHT"をワールドワイドでもシングルカットして欲しかったなぁ。<BR>

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"CALICO SKIES"はこのアルバムではラブソングとはいえないもの。"PIPES OF PEACE"を思い出させますね。<BR>

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アルバムタイトル曲。オールドロックンロールのようなイントロのピアノ。解説にもあるが一番ジェフっぽい音づくり。でも、全くそんなことを気にさせない。歌詞でもうちょっとビートルズを思い出させるような言葉を使うと思ったら、言葉遊びオンリーでした。<BR>

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このアルバムで一番好きな曲が"HEAVEN ON SUNDAY"。いつ爆発するかわからない緊張感は本当にすごい。一瞬たりとも聞き手に安心させない作りは良い。いや、本当にポールの才能を再確認させられました。"LONDON TOWN"とかと比較されそうだけれども、決定的に違うのが曲の質。断然"FLAMING PIE"のほうがよい。<BR>

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STEIVE MILLARのカウントではじまる"USED TO BE BAD"。歌詞からは"NOT SUCH A BAD BOY"を否応なしに連想してしまう。今までのアルバムと何が一番違うと聞かれたら、ブルースの影響が強いという点ではないか。アルバム未収２曲もそうだった。この点がアルバムを新鮮に聴ける一番の大きい原因ではないか。ポールのシャウトも多いしね。<BR>

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実はワルツも多い（＾＾）露骨ではないけれども。"SOUVENIR"もそう。後半の盛り上がり方はいいなぁ。盛り上がったあとほっとするところもあるし。すごく、曲の構成に凝っている。<BR>

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"LITTEL WILLOW"はちょっと収録が疑問に思った曲。アルバムで唯一、う−−ん、てな感じかな。でも、聞き手を休ませてくれないこのアルバムの中での位置は絶妙。<BR>

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リンゴ参加の一曲目。ジャケ写のリンゴが渋い。リンゴ、もっとドラムたたいてね（＾＾）。曲自体はちょっと長すぎるかな。だから、掛け合いが少しずつ異なっていくんだろう。それだけポールのシャウトが聴けるからいいけど。<BR>

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実質ラストの曲。相変わらずラストにバラードの大作を持ってくる。実は以前に府中の”フライト”でこの曲を聴いていた。聞き始めて、ああ、たしかにこんな風に歌っていたな、と思いだしていると、いきなりテンポアップして驚いた。しかもリンゴのコーラスがはっきりと聞こえる。弦の音もホーンもいい感じでアレンジされている。メロディーも甘すぎずにいい。シングルカットするらしい。楽しみ。<BR>

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"GREAT DAY"。さりげない曲。しかし、２５年前の曲ということは他にも眠った名曲があるのではと想像させられてしまう。"COSMICARRLY CONSCIOUS"もそうだったけれども、どのくらい完全な未発表曲があるのか想像つきません。<BR>

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う−−、だらだら書いてしまった。とにかく、いいアルバム。散漫な部分が一つも見あたらない。ここ数作のレベルの高さにはおどろかされっぱなしだったが、それ以上のアルバムを作るとは思っていなかった。しかも明らかに今までとは違うものが詰め込まれている。ポール自身も書いてあるが"THE BEATLES' STANDARD"を意識して作り、見事に達成している。もう、ポールには曲作りのパートナーは不要だ。<BR>

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僕自身は"RAM"が最高傑作を思っている。"RAM"を越えたかどうかといえるようなベクトルにこのアルバムは位置していないと思う。ソロキャリアの中で第２のスタート地点にて、最高点とでもいえようか。比較されるであろう"LONDON TOWN"、WINGS初期とは先にも書いたが曲の質が違う。そして、これまた何度も書いたが、聞き手を一瞬たりとももとの世界に戻させない緊張感。聞き流すことが出来ないアルバム。こちらの世界からあちらの世界に強引につれていってしまう強い牽引力を持ったアルバム。<BR>

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"RAM"とは正反対にある傑作であり、ポールのソロキャリアの中で"RAM"と双肩をなす最高傑作である。<BR>

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えっ、"BAND ON THE RUN"は？ あんまり好きじゃあないなぁ。<BR>



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