<HTML><HEAD><TITLE>藍川さとる　「週末はこいびと」</TITLE></HEAD><BODY  BGCOLOR="WHITE"LINK="#999999"VLINK="#999999"ALINK="BLACK">[<A HREF="../../index.html">TOP</A>][<A HREF="../list.html">COMIC</a>]<BR><BR><CENTER><B>「週末はこいびと」藍川さとる</B><BR><BR><BR><TABLE BORDER=0 WIDTH=60%><TR><TD><P>自分の中では日高万里の「秋吉家シリーズ」と同系列に位置している作品。「ウィーカーセックス・スピーカーセックス」と「週末のこいびと」の２話収録なのでまずは前者から。<P>「ウィーカーセックス・スピーカーセックス」は一言で言ってしまえば「相手のことを考えましょう。」何も考えていないような奴でも、何か考えているはずだ。それが自分の理解範囲外だから、何も考えていないように見えてしまう、もしくは、自分のことだけを考えているからなのだ。<P>これは僕が高校の頃、小論文において説得力のない言葉で書き連ねていたこととよく似ている気がする。もちろん、比べるまでもなく多々の印象的な、そして一見無意味にみえる事柄を関連づけて、主人公である吉峰真由子にそのことを、自分自身で考えさせることで理解させる。すばらしいです。本当にスランプの中で書いたのだろうか？いつも、スランプみたいですけど・・・。<P>もう一つの「週末はこいびと」はストーリー自体はどこにでも転がっていそうな、僕好みの内容。しかし、それをどのように見せつけてくれるかに作者の力量というものが現れると思います。その力量が如実に現れていると思ったシーンが新尾が「悩みにランクなんかないんだから・・・（略）その人にはそれが一番ヘビーなんだから」というところ。これを新尾に言わせるか、藍川さとる！不覚にも目が潤んでしまいました。<P>とにかく、作者のイソップ物語の解釈など観察眼には驚かされます。というか僕が考えなさすぎということもあるのでしょうが・・・。それだからこそ、「ねがいごとおばけ」の完成度の低さが悔やまれます。もうちょっと練り込んでいれば・・・。<P>また話がずれかかっています。とにかくこの「晴天なりシリーズ」全体に流れる「自分自身で考え、そして答えを出しなさい。でも、自分だけを見るのはやめなさい」ということには、いつも考えさせられます。僕は実践できていないです。いつか、実践できればと思っています。とりあえず、人の悩みのつらさをわかる人間になりたいと・・・。う〜ん、ここら辺が偽善者なのかなぁ・・・。いつだったか従兄弟に言われた言葉。「友達には優しいだろうけど、彼女には冷たいでしょ」あたってるかも・・・。<P>このシリーズは基本的にどの巻から読んでも話の内容はわかりますが、はじめの巻から読むことを薦めます。新書館から出ているので少女まんがを買うよりは抵抗はないのでしょうか？<P>ちなみに、ＢＧＭはROLLING STONES "GET YER YA-YA'S OUT!" BEATLES "WITH THE BEATLES""BEATLES FOR SALE"でした。全然合いませんでした。</TABLE></TR></TD></body></html>