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<TITLE>「プラチナキャッスル」藤川佳世</TITLE>
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<B>「プラチナキャッスル」藤川佳世</B>
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個人的には意外と感じたファンタジー物の表題。かたつむり前線とはやはり趣が違い、全くエンターテイメントに徹しています。しかし、これで完結だとしたらあまりにも未完成。「全体的にそこそこおもしろいんだけれどねぇ…」と言った感じです。次回作に期待。
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他の二作は「かたつむり前線」のプロトタイプ的なもののように感じます。こういう作風の方がこの作者の性にあっていると思います。思春期特有の悩み、モラトリアムについて幾多の人が数え切れないほど描いてきています。この作者がそのようなことを描こうとするとき、その切り口というか、状況というか設定がすごくうまいと思います。マンガでも小説でもいつも思うのですが、おもしろい作品というのは実生活では絶対に無いかも知れないけれど、心の奥底で有ったらいいなと言う設定だと思います。このバランスがいつもうまいです。「１９時発天国行き」での張り紙、こんなものは絶対に実生活では無いでしょう。でも、もし、もしかして誰かが似たようなことをすれば、行きたいな、そんな風に思わせる。つまりはそういうことです。
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<P>ＢＧＭはElvis Costello、'94年来日時のライブでした。</P>


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