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<TITLE>「かたつむり前線」藤川佳世</TITLE>
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<B>「天然素材でいこう。４」麻生みこと</B>

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全部、良いお話でした。とくに後半のナルさんが登場してくる話は。「紛い物」の観念もわかりやすいし（ちょっと二美の発言に矛盾がありますけれど。）。ナルさんの「曲がった」美意識には共感できるものがありますし、太陽の白色の比喩も見事だと思いました。
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でも、心に響かないのは何故でしょう。まぁ、二美をナルさんがいじめるとのがあまりにも子供じみた愛情表現なことが、僕の趣味ではないと言うこともあります。が、一番の原因は今まで以上に言葉に頼りすぎていて、話がわかりづらくなっているからだと思います。僕が頭悪いだけかも知れませんが…。
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とくに二美がナルさんに対して、「自分の色は自分で決める」と言ったあとが僕にはよくわかりませんでした。なぜ急に激高したのかもよくわからないし、ナルさんのモノローグも良く読めば単なる子供の発想。なんできれいすぎるものが嫌いかと言う理由もないし。そして、この発想が自分を「紛い物」と思っている、と言う考えとどのように繋がるか、全く意味不明。
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うまく自分でも書き表せませんが、端的にいてしまえば一つ一つテーマがうまくかみ合っていないに感じた、と言うことでしょうか。
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と言うことで４巻での一番のお気に入りの話は、初っぱなの名前のない女の子と高雄氏の話でした。いいわぁ。こういう女の子。彼女にはしなくとも、自分の近くに置いておきたいですな（＾＾）
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