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サービスプリント
 現像と同時に上がってくるプリントをサービスプリントという。自動プリンター(焼き付け機)で焼かれるため、すべての色を均等に焼こうとする。結果、全体にメリハリのない白っぽいプリントになってしまう。 サービスプリントは内容確認用と割り切って、焼き増しの時に「もっと肌色が出るように」などと注文して焼くと良い。
 作品にしたいなら手焼きを頼むという手もある。
 気合いの入ったDPEだとサービスプリントでもオートではなく手動で焼き付け濃度を調節してくれる。が、こういうDPEは数が少なく貴重品。近所にそういうところがあるという場合はどんどん「カメラの掲示板」に投稿してほしい。

三脚
 コンパクトカメラで使うなら、それほど大きな三脚を持つ必要はないだろう。ポケット三脚だけでも十分に役に立つ。
 折り畳み式のミニ三脚を選ぶなら、脚を全部だしてみて、雲台をひねったり、上から下に押さえつけてみて、脚のたわみなどをチェックしよう。 ま、たいていたわみますが。
 一眼レフ用の本格的なものは足もたわむことがないし、しっかりしてはいるのだが、大きくなるので携帯するのがイヤになるので、常時携帯が目的のコンパクトカメラに向かないことも覚えておこう。→「ミニ三脚レビュー

色相・彩度・明度
 有名どころではマンセルという人が提唱したマンセルの色相環というのがあって、赤、黄、緑、青、紫の5色を基本色として、それぞれの中間を設定した10色を基本の色、つまり色相としている。円状に並べた物を色相環といいます。オストワルトとゆー人は色の基本は8色じゃあとゆーております。左の図は自分で作ってみたマンセルの色相環。ま、あんまり信用しないで。

 これだけでは色は表せないので、これに明度(同じのうち、色の濃い赤を明度が低いといい、色の薄い赤を明度が高いという)、彩度(同じのうち、色が濁っている/グレーが多いと彩度が低いといい、色がクリアなほど彩度が高いという)が必要になってくる。
円柱の中心    円柱の外側

   低い 彩度 高い
  102030405060708090100
 98
高90
い80
 70
明60
度50
 40
低30
い20
 10

●彩度と明度
 円柱を考えてください。円周にはマンセルの色相環が並び、中心から遠くなるほど彩度が高く、高さが高いほど明度が高くなっている…という場面を思い描いてもらって左の図です。
 左の図はその円柱のうち、赤の部分を切り出したものだと思ってください。
 彩度・明度共に10%から100%まで10%刻みでやってみたが、明度が100だと全部白でみえないじゃんか。明度の100%の列は、そーゆーわけで明度98%にしてあります。あんまり変わらないか。

●色乗りと発色
 個別に分けずにここで書きます。
 以前、色乗りと発色の違いについて、コンパクトカメラの掲示板で議論になったことがあります。その時に、色乗りと発色という言葉はそれぞれかなり個人によって受け止め方が違うのだということがわかりました。これをうまく明度と彩度で説明できないかと思ったんですが、できないですね(^^;
 「色乗りがいい」という表現は、「赤ならバリエーションが赤1〜赤10まであったとして、1から10まで表現できている」ことだと思ってます。明度・彩度でいうと両方の幅が広いということですね。
 「発色がいい」ということになると、「色相に忠実な色がでている」というか、明度50/彩度100な感じ。「色抜けがいい」という表現も同じだと思っています。
 色乗りと発色を厳密に定義したものは見たこともなく、かなり感覚的な言葉ですが、写真の世界ではだいたいこんな感じで使われていると思ってます。


視差
 パララックス(parallax)ともいう。コンパクトカメラは、実際に撮影するレンズとは別にファインダーがある。このため、ファインダーで見た画面と実際に撮影される画面にはずれが生じる。これが視差である。左の図で、黄色がファインダーから見える範囲、青が実際にレンズで写る範囲と思ってほしい。
 構造上、コンパクトカメラの宿命といえるが、ある程度離れてしまえばズレは問題にならないほど小さい。視差は主に1m以下の近接撮影で目立ってくる。これを補正するために、コンパクトカメラには近接撮影用の目印がある。近接撮影になると自動的にファインダーにマスクのかかる機種もある。
近距離補正枠

視線入力
 目の動きを読みとってフォーカス位置などを指定する機能。コンパクトカメラではキヤノンIXY GEが世界で最初に採用。IXY GEではC・H・Pのプリントタイプ切り替え、ズーム駆動などが行える。

実像式ファインダー
 正位左右正像、つまり逆さまにもなっていないし、左右も入れ違っていない像が見ることのできるファインダーをいうのが本来。コンパクトカメラの世界ではちょっとニュアンスが違っていて、事実上ファインダー形式の一つをいう。
ファインダー━┳━ブライトフレーム
       ┃          
       ┗━実像式

実像式ファインダー コンパクトカメラのファインダーの種類は大きくこのように分類することができる(他にも全くの素通しなどがある)。実像式はブライトフレーム形式ではないファインダーを意味すると思えばよい。ファインダーの外周が黒でマスクされており、見える範囲が撮影範囲となる(実際には視野率が80〜85%なので、見た目より一回り広く写る)。ブライトフレーム式は(建前上)フレームで囲まれた範囲が写る。視野率は100%以上ということになる。だが、コンパクトカメラの場合はどうも正確なブライトフレームは少ないのではないかというのが僕の疑いである。
 これ、同じ疑問を持った方がいて、その際に「ブライトフレームの視野率が100%でないのは、パララックスのためではないか」というご指摘をいただいた。なるほど。そうかもしれない。
ブライトフレーム

視度補正機能
 ファインダー視野の結像距離を変更することで、個人の視力に合わせて結像位置を決められる機能。単焦点コンパクトカメラではあまり見かけない。が、ズーム式のコンパクトカメラには比較的よく搭載されているようだ。

絞り
 光の直径をコントロールする装置。図のようにレンズの後ろにあって(レンズの中間にあるものもある)、絞りバネを動かすことで光の通る穴の大きさを変える。
 絞り値は1、1.4、2、2.8、4、5.6、8、11、16、22、30…と1を基調に1.4倍になっていく。これは1.4倍で面積比1/2倍となるためで(対数をとって絞り値を表しているので、数字が大きいほど面積は小さい)、数字が1段大きくなるごとに光の量は半分になるようになっている。
 絞りとともに光の量(露出)をコントロールするのはシャッタースピード。
露出シャッタースピード

斜光
 被写体に光が斜めに当たっている状態。表面のでこぼこなどが強調されるため、質感描写には欠かせない光線状態。人物撮影などでも使われるが、その場合は顔に陰ができないようにレフ板などで陰を消すか、フラッシュをたいて日中シンクロさせるとよい。
逆光順光日中シンクロレフ版

シャッタースピード
 シャッターが開いてフィルムに光を当てている間の時間。シャッタースピードが速いと被写体の動きを止めてみせることができるし、長ければ動きがぶれて動感を出すことができる。
 今のカメラはほとんど倍数系列を採用している。すなわち1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4秒……となっている。時間が倍になるということは、フィルムに当たる光の量が倍になるということである。
露出絞り

シャッターロック
 何らかの原因で撮影には不向きな条件の場合、撮影できないようにシャッターを動かなくする機構。これによって失敗写真を防ぐ。 現代のコンパクトカメラに特有の機能。
 シャッターロックの原因はカメラによってまちまち。例えば暗いために手ブレの危険が高い時、ストロボのチャージが終わっていない時、オートフォーカスがピントを合わせられない時など。シャッターが落ちない場合はこれらをチェックしてみること。

視野率
 実際にフィルムに写る画像のうち、どれくらいの範囲をファインダーで見られるかを示す数値。視野率100%でフィルムと完全に一致している。
 コンパクトカメラでは80〜85%程度のものが多く、ファインダーで見たよりも一回り広く写ると思った方がよい。
 ところがですねー、例えばネガフィルムをプリントする場合、自動プリンターでは周囲がマスクされてしまうため、紙焼きはやはりネガフィルムの80%程度になる。上手くできてますねー。

周辺光量
 画面の周辺(特に四隅)が暗くなることを周辺光量の低下、周辺光量落ちなどという。外側から入る光はレンズに斜めに入るため、正面から入る光よりも暗くなる。
 特に広角レンズで周辺光量落ちは出やすく、明るいレンズほど出やすい。また、周辺光量落ちは絞り開放で一番ひどく、たいていは解放から2段も絞れば解決できる。問題はコンパクトカメラでは絞りをコントロールできないこと。おまけに、コンパクトカメラはサイズの関係からレンズの直径が実用ぎりぎりまで小さくなっているので、なおさら周辺光量は落ちやすい。

順光
 光がカメラの後ろから被写体に向かっている状態。逆光の反対。一見良さそうだが、カメラから見て光が被写体にほぼ均一に当たるため、画面がのっぺりしたメリハリのないものになってしまう。順光はけしていい写真を撮る条件ではない。→逆光斜光

焦点距離
 レンズの後端から(厳密にはレンズの後端ではなく、いわばレンズの「力点」から)焦点が合うまでの距離をいう。焦点距離が長いと望遠で、短いと広角となる。
 35mmフィルムの場合、28mm以下は広角、35mm〜50mmは標準、50〜200mmは中望遠、それ以上は望遠と分けている。
 単焦点のコンパクトカメラは28mmから35mmのレンズがついていることが多い。

焦点深度
焦点深度図解 被写界深度と焦点深度の違いを知りたいというメールをいただいた。言葉で説明するより左の図を見てもらった方が速い。
 被写界深度は現実のというか、被写体側にピントの合う幅を指し、焦点深度はフィルム側のピントの合う(ように見える許容)範囲を指している。焦点範囲ともいう。
 フィルム位置が焦点深度外にあるとピンぼけとなる。
被写界深度

ズームコンパクトカメラ
 ズームレンズを搭載したコンパクトカメラをいう。通常、コンパクトカメラのズームレンズは望遠になるほどレンズが(F値が)暗くなるので、高感度フィルムを使うことをお勧めする。ちなみに一般的なコンパクトズームカメラでは広角側のF値が3.5、望遠側でF9〜11くらいになる。
ズーム比、「掲示板:ズームコンパクト概論

ズームレンズ
 焦点距離を連続的に変えることのできるレンズをズームレンズという。一つのレンズで異なる焦点距離で撮影できるので便利である。
 しかし、レンズの各種収差を補正するには単焦点でも難しく、連続的に焦点距離が移動するズームではさらに困難となる。
 レンズは一般に長焦点になるほど直径を大きくしないと広角と同じF値を保つことができない。しかし、コンパクトカメラではサイズの制限があるため、それほど大きなレンズを搭載するわけにはいかない。結局、コンパクトカメラのズームレンズは長焦点側ではF値が暗くなってしまう。F13とかあるもんなぁ。
 そのため、ズームコンパクトカメラでは高感度フィルムを使わなくてはいけないこと、F値が暗いため一眼レフのように背景をボカして…といった使い方はしにくいことを頭に入れて置くこと。
 なお、ズームレンズの最大広角焦点距離をさして「ワイド端」、逆に最大望遠焦点距離をさして「テレ端」と呼ぶ。例:28mm〜70mmのズームレンズの場合、ワイド端は28mm、テレ端は70mmを指す。
単焦点レンズ固定焦点レンズ

ズーム比
 ズームレンズで、最長焦点距離を最短焦点距離で割った値をズーム比という。たとえば38mm〜105mmのズームの場合、105÷38で約2.8となる。四捨五入して3倍ズームと呼ばれる。2倍を越えると高倍率ズームと呼ぶのが習わしのようだ。最近のコンパクトカメラの流行りである。

ステップ
 AEカメラで露出を補正する場合、露出補正ダイヤルを回して行うが、この露出補正の幅を指していう。フツーのコンパクトカメラには細かい補正ができないものが多い。1EVの補正幅を1ステップといい、高級コンパクトカメラでは1/2ステップ(0.5EV幅)で補正ができるものが多い。さらに細かいものでは1/3ステップのものもある。→ISO

ステップ数
 オートフォーカスの際、どのくらいの段階でレンズの繰り出しが行われるかを示す数値。この数値が多いほど細かくコントロールしていることになる。

ストロボ
 ガラス管の中にクセノンガスを封入し、ここに電圧をかけたときに起こる発光現象を利用した照明装置。エレクトロフラッシュともいう。発光時間がきわめて短く、1/1000秒単位である。繰り返し使うことができる。メーカーによってはスピードライトなどとも呼ばれる。 ストロボ光の「色」再現性は太陽光とほぼ同じ。電球の下で写真を撮ると赤みがかり、蛍光灯の下では緑がかるのに対して色の偏りがない。
フラッシュ

ストロボモード
 ストロボには通常いくつかのモードがもうけられている。
オート/AUTO/自動モードでは低輝度時に自動発光するようになっている。低光度ではなくても発光するものもあって、これは逆光を検出したとき(逆光時自動発光)、太陽光ではない光だと判断したときに(自然な色に整えるために)発光するものがある。
Fill in/ON/強制発光モードではフラッシュが常時発光する。このとき、撮影距離に応じて自動的に光量を調節してくれるもの、発光量ではなく絞りの方を調節するもの(フラッシュマチック)などがある。日中シンクロ、スローシンクロができるものとできないものがある。
OFF/発光禁止/発光停止モードは名前の通りフラッシュを発光禁止にする。このモードにするとスローシャッターが切れるようになるものが多い。
赤目軽減機能というのもある。この機能にON/OFFをもうけて、自動発光、強制発光時にON/OFFの組み合わせを選べる方式のものと、フラッシュのモードの一つとして赤目軽減機能があり、自動発光モード、強制発光モードの他に自動発光・赤目軽減モード、強制発光・赤目軽減モードとなっているものなどがある。
赤目防止機能

スナップ
 スナップショットの略。射撃用語からきていると聞いたけど、ホントかなぁ。そういう解説をしている写真関係の辞典はいくつかあるんですけど…。
 それはともかく、素早く構えて撃つ(英語では撃つのも写すのもshootという)というのがスナップショット。写真用語ではポートレートだの花の写真だのといったカテゴリーに入らない写真全部を指して使われている感じ。

スポットAF
 一点測距のこと。マルチAF(複数測距)はピント合わせ(測距)のためのスポットが複数あって、中抜けを防いでくれる。ところが、複数の測距ポイントがあると、そのうちのどこにピントが合うかわからない。思ったところにピントが合わないケースがでてくるわけだ。そのため、自分の思ったところに確実にピントを合わせたい場合はスポットAFに切り替えるのである。
 なお、最初から1点しかAFポイントがない場合はスポットAFとはいわない。ただのAFである。
マルチAF中抜けAFロックAF

スポット測光
スポット測光 画面の真ん中部分だけの露出を計ることのできるモード。逆光であっても、確実に露出を合わせたい部分の光量を計測できる。コンパクトカメラではこの機能を持つものは少ない。
 左の図はスポット測光の一例で、ミノルタ・TC-1のもの(カタログからの転載です)
中央重点測光多分割測光

スリーブ仕上げ
 ポジフィルムを、スライドマウントにはめ込まず、フィルムを6コマづつ切った状態にしてもらうことをいう。

スレーブユニット
 他のストロボの発光を受光し、別のストロボに発光信号を出す制御ユニットをいう。カメラ本体とケーブルで結ぶ必要はない。かわりに最初に発光するストロボが必要となる。 スレーブユニットはストロボの発光を関知して、別のストロボに発光信号を送る。
 スレーブユニットは、単体の他、グリップ組み込み、ストロボ組み込みなど種類がある。
 コンパクトカメラでも手軽に多灯ストロボにすることができる。

スローシンクロ
フラッシュモード スローシャッターを切りながらストロボを焚くことをいう。この場合、当然主要被写体にちょうどよい光量のストロボ光でなくてはシンクロとはいえない。スローシンクロでは、手前の被写体と背景の夜景を同時にきれいに写すことができる。
 今のコンパクトカメラは何も意識しなくてもスローシンクロモード、あるいは夜景モード+ストロボ強制発光モードで実現できる。
 図は左から発光禁止、オートフラッシュ、強制発光でよく用いられる各マーク。
ストロボモード

スローシャッター
 文字通り遅いシャッタースピードのこと。ではどのくらい遅くなるとスローシャッターというのかというと、どうやら手ぶれ限界スピード以下の場合を指すようだ。
手ブレ

生活防水
 生活防水は防まつ仕様ともいい、水がかかっても平気だということ。水の中に入れて水圧がかかると内部に水が入るので、水中カメラとして使うことはできない。
 雨の中でもプールサイドや海辺でも水を気にせずに使えるため人気が高いが、この仕様のコンパクトカメラは意外なほど少ない。
 防水の仕様はJIS C 0920 (=IEC60529) 1993年制定 電気機械器具の防水試験及び固形物の侵入に対する保護等級」に規定されていて、おおざっぱに以下のようになっているそうです。
JIS保護等級

機能・カメラの例

JIS保護等級0 保護無し:
JIS保護等級1 防滴I型:鉛直から落ちてくる水滴によって有害な影響がない:
JIS保護等級2 防滴II型:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴によって有害な影響がない:
JIS保護等級3 防雨型:鉛直から60度の範囲の降雨によって有害な影響がない:
JIS保護等級4 防沫(ぼうまつ)型:いかなる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がない:いわゆる生活防水カメラ。京セラ・Tプルーフやオリンパス・ミューシリーズ、ミノルタ・ベクティスGX1〜3、フジフイルム・工事カメラ K-28など。極端に強い雨や水中では使用できない。水洗いも水圧がかかるので不可。
JIS保護等級5 防噴流型:いかなる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響がない:生活防水の一つ上。水洗いができる。
JIS保護等級6 耐水型:いかなる方向からの水の直接噴流を受けても内部に水が入らない:
JIS保護等級7 防浸型:定められた条件で水中に没しても内部に水が入らない:いわゆる「アウトドアカメラ」「ハードユースカメラ」が採用。コニカ・現場監督シリーズ、フジフイルム・ワークレコードシリーズなど。「水洗いができる」などと表示されることも。
JIS保護等級8 水中型:指定圧力の水中に常時没して使用可能:いわゆる水中カメラ。キヤノンD5(5m防水)や、同GX4(5m防水)など(ミノルタベクティスWEATHERMATIC(10m防水)というのもあるのだが、こちらはJIS保護等級ではなく、「当社試験条件によります」とのこと)。

 他に防湿型(相対湿度90%以上の湿気の中で使用可能)があります。

セルフタイマー
 シャッターボタンを押してから5〜10秒後程度に実際にシャッターが切れる。記念写真用に付けられた機能だが、スローシャッターなどでカメラブレをしやすい場合、セルフタイマーを使うとカメラに手を触れずにシャッターが切れるためブレを防ぐことができる。

増感・減感
 たとえば手元にISO100のフィルムしかないのに夜景を手持ちで撮りたい場合、フィルムをISO400として使い(フイルム感度設定をマニュアルで400に設定するか、露出補正を-2とする)、後で増感現像を頼むという手がある。通常の現像ではなく、さらに現像時間を延ばし、暗い像を鮮明にすることを増感現像という。
 増感・減感はフィルム1本丸ごと露出補正をかけっぱなしにしておくのだと思えばよい。現像はフイルムごとなので、特定のコマだけ増感現像ということはできない。この点で露出補正とは考え方も使い方も異なるので注意。
 また、増感すれば粒子が荒れるし、コントラストが強くなる。増感はせいぜい+2が限界である。ラボに出すときには増感幅を指定することを忘れないように。増感幅は、たとえばISO100を200にして使ったなら+1、400として使ったなら+2となる(→ISO)。これはEV幅をいっていると思えばよい(→EV)。
 なお、これはポジフィルムの話で、ネガフィルムならもともとラチチュードが広いので+-2程度の露出幅は大丈夫。増感・減感の必要はない。
露出ISOEV

ゾーンフォーカス
ゾーンフォーカスの例 ピント合わせの際、距離を大きく遠景、中距離近距離接写のゾーンに分けて合わせる方式。広角レンズならこれでも十分ピントは合う。
 図のようにマークでゾーンを表すことが多い。左から遠景、中距離、近距離(アップ)、接写(マクロ)を意味する。
目測式AF二重像合致方式


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