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BASIC MANUAL
あなたはここに来た、42521番目の人です。(2000/6/12より)
現代の電子式コンパクトカメラの基本的なマニュアルです。 これを見れば一通りコンパクトカメラの操作はできます。
「コンパクトカメラ用語辞典」もあわせて見てください。また、ここはマニュアルなので、写真の撮り方は[WEB写真教室] 参照。

■■ 目次 ■■
電池を入れる ■日付をセットする ■フィルムをセットする ■AFについて ■露出について ■ストロボ自動発光モード ■ストロボ強制発光モード/日中シンクロモード ■ストロボ発行禁止モード ■赤目軽減モード ■夜景モード/スローシンクロモード ■遠景モード ■セルフタイマー/リモコン


■電池を入れる  ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
   電子コンパクトカメラは電池がないとただの箱です。自分のカメラに適合する電池を入れてください。たいていCR123AかCR2です。説明書に使用電池が書いてあるはずです。

■日付をセットする  ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 電池を入れたら、まずは日付合わせです。裏蓋か上部に次のように並んだ小さなボタンがあったら、それは日付セット用です。

   MODE SELECT SET

 MODEは日付の写り込みのモードを選択します。年月日、月日年、日時分、デートなしが選べます。

 日付や時間のセットはSELECTボタンで行います。まず、MODEボタンで年月日を変更するのか、日時分を変更するのか選んでください。変更したいモードになったらSELECTボタンを押します。

 SELECTボタンを押すたびに変更する年、月、日、時、分に切り替わって点滅します。

 ここまではおおむね共通ですが、この先はカメラによって違います。SETボタンを押し続けるとセットしたい数字がどんどん変わっていくもの、押し直さないといけないものなどがあります。

 希望する数字になったらMODEまたはSELECTボタンを押すとセットされるはずです。


■フィルムをセットする  ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 今のコンパクトカメラではフイルム装填はそんなに難しくありませんが、それでも悩む人がいます。


ローディングのコツ オートローディングをうまく行う「コツ」は以下の通り。

1.パトローネを確実にセットする。この時、フィルム引き出し口とフィルムがカメラと平行になるようにする(左図:上はよい例、下はフィルムが浮き上がった悪い例) 。

2.次にフィルムをある程度引き出すが、カメラに書いてある引き出しの目印まで確実に引き出す。

 これだけなのだが、特に1に気をつけたいです。

 フィルムカウンターを見て、「1」が表示されていればうまくセットされている証拠です。もし、カウンターが(例えば「0」表示で)点滅していたらローディングに失敗していますから、裏蓋を開けてもう一度トライしてみてください。


■AFについて  ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 コンパクトカメラの場合、シャッターボタンを半押しにするとオートフォーカス(AF)が働きます。
 ファインダーの真ん中に○や□のマークがあります。これがオートフォーカスの、つまりピントが合う部分を示しています。このマークをピントを合わせたいものや人に合わせて、シャッターを半押しにします。これでピントが合います。ピントが合うと、視界のはしに緑の明かりが点灯したり、ピント位置にマークが出たりします。

 この時注意しなくてはならないのが中抜け。中抜けとは、被写体の後ろにピントがあってしまうことをいいます。

 これを防ぐテクニックがAFロックです。やり方は次の通り。

ピンぼけになる  手前の人物二人を一度にフレームの中に入れようとすると、フォーカスサークルが人物と人物の間に来てしまう。
 このままシャッターを切ると後ろにピントのあった「中抜け」になる。
一度ピントを合わせる  まず、どちらかの人物にフォーカスサークルを合わせて、シャッターを半押しにする。AFが合うと合焦マークがでる(機種によって違うが、たいてい緑のランプがつく)。
これでOK  シャッターを半押しにしたまま(AFロックの状態)構図を整えて、今度は最後までシャッターボタンを押してシャッターを切る。これで人物にピントのあった写真になる。

 AFロックはコンパクトカメラを使う上で基本的なテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。


■露出について  ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
   通常のコンパクトカメラでは、プログラムAEといって、カメラが自動的に露出を決めてくれるので、特に露出に気を使う必要はありません。撮影に不適当な暗さになれば、自動的にストロボが焚かれます。

■ストロボ自動発光モードflash_auto01.gif ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

●ストロボについて
 AEの項で触れたように、通常、ストロボは暗いと自動的に発光します(低輝度時自動発光)。 実はこのストロボの使いこなしが上手い写真のポイントの一つになります。

 「暗いからストロボを光らせる」と思っていませんか? これは一面正しいのですが、間違った使い方になる場合もあります。暗いところで写真を撮る方法は二つあって、一つはストロボで無理矢理明るくすること、もう一つは長時間シャッターを開ける(これをスローシャッターという)ことです。その場の雰囲気をだしたい場合、ストロボを炊かずにスローシャッターにする方が良いこともあります。

 また、ストロボは暗いときだけ使うものではありません。例えば、逆光時には顔が暗くなりますから、日中でもストロボを強制的に発光させるときれいに写ります。

 蛍光灯の光の下で写真を撮ると、緑色に写ります(蛍光灯の色がかぶったなどという)。電灯の下では赤く写ります。これらの光を排除して、自然な色に写したいときにもストロボを炊きます。

 美術館などではストロボ厳禁の場合があります。こんな時はストロボを発行禁止にする必要があります。
 ストロボ光が届くのはフィルムにもよりますが、せいぜい4、5メートルまでです。それ以上遠いところにはいくらストロボを光らせても光が届きません。こんな時はスローモードなどを使うといいでしょう。

 ストロボの自動発光は確かに便利ですが、必ずしも良い写真につながるものではありません。以下、ストロボモード、撮影モードについて解説しますので、写真を撮るときにストロボをどうするか、どの撮影モードにするか、ちょっと考えるようにしましょう。


■ストロボ強制発光モード/日中シンクロモードflash_on.gif ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 どちらもストロボを強制的に発光させるモードです。逆光などでは、後ろの明るい光の影響で手前の被写体が暗く写ってしまいます。こんなとき、ストロボを強制発光させて手前の被写体を明るく写し込むときに使います。逆光だけでなく、つばの広い帽子をかぶっていると、顔がつばの陰になって暗く写りますし、晴天時の砂浜も砂の反射のせいで背景が明るくなっています。

 室内撮影で蛍光灯の緑かぶりや電灯の赤かぶりを防ぎ、自然な色合いで写したいときにもストロボを炊くのが有効です。

 最近の機種では明るいところで強制発光させると、自動的に「日中シンクロ」が可能なものが多くなっています。
 「日中シンクロ」というのは、AFの距離情報を元に、ちょうど良いストロボ光に調節してくれる機能です。単なる強制発光より頭がいいわけです。


■ストロボ発行禁止モードflash_off.gif ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 美術館などで「ストロボ厳禁」の場所や、その場の光だけで撮影しようという場合、このモードを使います。室内ではスローシャッターになりがちですから、手ブレに十分注意しましょう。

 自動発光をOFFにして撮影すると、思いがけず雰囲気のある写真になることがままあります。試してみましょう。


■赤目軽減モードflash_redeye.gif ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 人物をストロボで撮影すると、瞳が赤く写る現象が起こることがあり、これを「赤目」と呼んでいます。目に入ったストロボ光が眼底で反射するために起こる現象といわれます。

 解決方法は二つあって、一つは反射しないようにレンズから離れたところでストロボを炊く方法。しかし、コンパクトカメラはレンズとストロボが接近しているためこの方法は使えません。二つ目の方法は、最初に強い光を見せ、瞳孔を収縮させて(この結果、眼底からの反射が押さえられる)から撮影する方法。現在、コンパクトカメラが搭載している「赤目軽減機能」はすべてこちらの方法です。

 つまり、本発光の前に一度(機種によっては数回)予備発光(プレ発光)が行われます。最初の発光で「撮れた」と思ってポーズを崩すひともいますから、撮影前に「2回目の発光で撮れるからね」と教えておくといいでしょう。


■夜景モード/スローシンクロモード  ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 夜景など暗いものを写すモードです。暗いものを写すには2つの方法があり、一つはストロボで無理矢理明るくすること、もう一つは長時間シャッターを開ける(これをスローシャッターという)ことです。

 夜景は被写体が遠くにありますから、ストロボは届きません。このモードではもう一つのスローシャッターになります。シャッターが長い間(1秒から2秒程度)開きますから、手でカメラを持っていると必ずぶれます。三脚を使用するか、テーブルや手すりの上などにカメラを置いて撮影するとぶれずにすみます。

 また、スローシンクロというモードのついたカメラもあります。これはストロボを発光させて近くの被写体を照らし、その後もシャッターを開けておいて、遠景の暗い部分も同時に写し込むモードです。夜景+ストロボなわけです。


■遠景モードinfini.gif ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

 被写体が10m以上離れている場合はこのモードを使うと良いでしょう。

 また、オートフォーカスがパッシブ型の場合、窓越しの撮影などでは、ガラスにピントが合ってしまいます。これを防ぐために、ガラス越しに景色を撮影するような場合はこのモードを使いましょう。


■セルフタイマー/リモコンselftimer.gif ▲目次へ  ●コンパクトカメラページへ
 

●セルフタイマー

 シャッターを押してから数秒後に自動的にシャッターが切れる機能。記念写真などで全員一緒に撮るときに使うのが一般的です。夜景を撮りたい場合など、ブレを少しでも防ぐための窓枠などにカメラをおいてセルフタイマーで撮影する、という使い方もできます。こうするとシャッターボタンを押したときにカメラが動くのを防ぐことができるからです。

・よくある失敗
 「セルフタイマーで撮影するとボケる」という話を聞きます。カメラの正面からシャッターボタンを押していませんか? たいていのカメラでは、「カメラの後ろから普通に撮影範囲を決めて」シャッターを押すことを前提にしています。つまり、シャッターを押したときにすでにピントは合っているんです。カメラの正面から近寄ってシャッターを押すと、当然接近したあなたにピントが合います。結果、ボケた写真の出来上がりです。

 こんな時は、カメラのファインダーを覗いてシャッターを押し、それからみんなと合流しましょう。

●リモコン

 リモコンには多機能なものから離れたところからシャツターを切るだけの単機能のものまで様々です。離れたところからシャッターを切る機能は、前述のセルフタイマーの代わりに使われます。上にあるような失敗もリモコンを使うと防げます。

 他にも、セルフポートレート(自分の写真を撮ること)でリモコンは便利です。


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