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カメラコレクション OLYMPUS XA

僕のセカンドカメラとして活躍しています。
ファインダーはブライトフレーム式、ピントは二重像合致方式、絞り優先AEで、F2.8の35mmレンズ搭載。
レンジファインダーカメラをそのまま小型化したものと言えます。1979年のカメラなので18年も前の製品です。このカメラを見ていると初期のコンパクトカメラというのはホントにカメラをコンパクトにしたものだったんだなぁと思います。
ASA(まだISO表記ではない)は手で設定する方式で、露出はこれを使って補正できます。ASAは25〜800なので、ISO100のフィルムならプラス2、マイナス3の範囲で露出補正できることになります。ステップは1/3。
実はXAは3台持っています。初号機はフラッシュ回路がおかしく、関東カメラサービスで修理してもらいました。ところが、「内部磨耗が進んでいるので、今度故障したら修理不能だよ」と言われてしまいました。
2号機はシャッター回路がおかしいか受光素子がへたったかで、安定したシャッターが切れません。2/3が露出不足で写ります。事実上ジャンク品です。
3号機は最も程度がよく、前の持ち主はほとんど使っていなかったようです。A11、A16のフラッシュ、ハードケース3個、ソフトケース4個がくっついて全部で3万円という安さでした。現在の相場は、A11と本体で22000〜25000円、A16単体で12000円程度ですから、これはお買い得。ついでにケースはすべて純正品です。このラインナップからして、前の持ち主はコレクターだった模様。なにしろハードケースの大半はビニールも未開封の状態。ここまで来るとなんでA9フラッシュを買わなかったのか不思議に思ってしまう。1号機が完全にイカレたら3号機の出番になる予定です。
ところで、3台のXAはそれぞれ最長シャッタースピードが違っているのでした。1号機は15秒、2号機は6秒、3号機は9秒が実測した最長シャッタースピードで、スペックとして果たしてどれが正しいやら。
(※OLYMPUSに問い合わせたら、最長シャッタースピードは10秒であるとの返答をいただきました。)
操作はピント、絞りともやり易く、非常に完成度の高いカメラだと思います。フラッシュを外せばジーパンのポケットに放り込んでおけるし、携帯性もめちゃ高いです。それでいて、急いで構えてもしっかりファインダーが目の前に来ます。
ピントは機械式ですから、AF(オートフォーカス)にありがちなタイムラグはありません。ちょっと説明しておきます。普通、AFはシャッターを押してからピントを合わせにいき、それからシャッターがおります。この間、0.1〜0.2秒程度のタイムラグがあるわけで、「撮った!」と思った表情が撮れていなかったりする原因になります。XAは機械式なので、ピントレバーを回せばその時点でピントは合い、シャッターボタンを押してからのタイムラグがないっつーわけです。
二重像合致方式というのはXAで初めて体験しましたが、非常にやりやすい。すっとピントが合う。AFと違ってどこにピントがあっているのかしっかり確認できて安心感がある。実によい方式だと思う。暗いところでは二重像を確認しずらいが、その場合は目測でもあわせられるので心配はいらない。非常に気に入っている。
ただ、三脚に付けた場合、ピントレバーが使えなくなり、この時はピントリングを使ってあわせることになる。この時はピント合わせが非常にやりにくい。
欠点は35mmだということ、最短撮影距離が85cmだということの2点です。焦点距離35mmは人によっては欠点ではないでしょうが、あたしゃ28mmが好きなんです。最短撮影距離85cmは誰でも納得する欠点(?)でしょう。僕は今日のご飯なんていうのも撮ったりするので、最短距離はせめて35cmはほしい。でないとテーブルの上の料理を撮るためにいちいち立ち上がらねばならないのでした。
レンズについて書いてなかったですね。解像度は低く、絞り込んでも写りはぼやぼやとした感じになります。シャープさを望んではいけないカメラのようです。色抜けはわりといいです。CONTAX T VSほどではありませんが、周辺光量の低下があります。
噂によればXA2のレンズの方が格段に解像度が高いそうで、シャープに写るそうです。これは僕は確認していません。また、XA4もXA2同様にレンズはいいようです。
どこか、XAのレンズを取り替えるサービスをやらないかな。ついでに35mmじゃなくて28mmにしてくれると嬉しいな。あ、そうなるとファインダーも変更が必要になるか。難しそうだな。
余談ですけど、OLYMPUSにシャッタースピードの件を問い合わせるついでにXAを復刻する気はないか聞きました。そーゆー予定はまったくないそうです。残念。
1997/10/27
XAのレンズについて、解像度が低く、ぼやぼやとした感じに写ると書きましたが、どうもXAは個体差が激しいみたい。手持ちの写真を比較すると、XA初号機は明らかにぼやぼやと写っており、XA2号機は割合シャープ。キレ味鋭いという感じはないものの、そこそこシャープです。3号機は初号機と2号機の中間くらい。
明らかにXA初号機のレンズは他の2台に比べてぼやぼやしてます。現在最も稼動しているのが初号機のため、上記のレビューは初号機を元にしています。
XAのレンズはひょっとしたらシャープなのかもしれない報告でした。
1998/9/10
XAの電池についてです。XAのAEは電圧に敏感なんだそうで、必ずSR-44を使う必要があるそうです。LR-44では正確な測光ができなくなるので注意。
このところXA3号機の出番が多くなってきました。たまには3号機も使わないとなまってしまうと思い、使ってみたわけです。そしたら巻き取りが初号機とまるで違う。初号機はもう巻き取り軸がすり減ってふらついているらしく、巻き取りの時にかなり力が必要になっている。ところが、ほとんど新品同様の3号機は巻き上げが全然スムーズ。使い心地がいいんですよ、やっぱ。
そんなわけで中古を購入するときにはこのあたりも気をつけた方がいいです。ただ、フィルムが空の場合はわからないと思うので、いらないフィルムを1本持っていって、店頭で確認させてもらうのがベストだと思います。
