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カメラコレクション  Nikon Zoom700VR

ズーム700VR  ズーム700VR

 たぶん現行の商品ではないです。こいつの特徴は手ブレ防止機能が付いていること。おかげで38〜105mmのズーム全域で手ブレの心配なしで写真が撮れる。コンパクトカメラ史上初で、もしかしたら最後である。
 いい機能なんだけど、売れなかったみたいだねー。なにしろでかい。ほとんど一眼レフ並のでかさで、コンパクトカメラとはとうてい呼べない。よって携帯性は悪い。
 フラッシュはガイドNo.14という、コンパクトカメラにしては強力なもの。ISO50〜3200対応。レンズは38〜105mmのズーム。ファインダーは実像式。シャッタースピードについては取扱説明書には書いてない。最長2秒ほどだと思う。せっかく手ブレ防止機能付きなんだからもっと長いシャッターが切れれば夜間撮影用として強力なカメラになれるのに。
 メインスイッチは上面にあってボタン式。フラッシュはボタン式でモード切り替え方式。パノラマはファインダー脇にあってスライド式。
ズーム700VR おもしろいのはシャッターボタンの手前にある「スケール写し込みボタン」。このスイッチを入れながら写真を撮ると、距離に応じてスケールが写真の下の方に写し込まれるというもの。不思議な機能だ。取説の作例をみると、どうやら子供の成長記録なんかで使うことを想定しているらしいのだが、自分の子供がスケール付きで写って、親は嬉しいんだろうか。
 メインスイッチがボタン式にも関わらず、一定時間が経過してもスイッチが切れることはない。この点は使いやすい。ただし、ズームレンズを出していると、一定時間経過後、38mm位置まで引っ込む。これはクレバーな仕様だと思う。
 このカメラには実は非常に致命的な欠点がある。ピントが全域で後ピンになるのである。さすがに10mも離れればそんなことはないが、それ以下ではほとんど後ピンになる。仕事用のカットを撮ったときにひっくり返りそうになった。小川をバックに岩の上にPDAを並べて撮ったイメージカットなのだが、すべての写真でPDAではなくその下の岩にピンが来ている。どしぇ〜! 時間がなかったので知らん顔してそのままこのカットを使った僕も僕だけど。
 スナップカメラとして使ったときも、お地蔵さんにピンを合わせたはずが、バックの壁にピンが来ていたり、ともかくピントに信用がおけない。
 結局このカメラを使うのは放棄せざるを得なかった。ものすごく残念である。これ、どこかROM交換でまともなカメラにしてくれないだろうか。ピントさえ合えば使い倒すのだが。それとも改良型を出さないかな。出さないだろうな。


ズーム700VR1998/7/16

 妙なところからコイツの保証書が出てきた。コイツさえあったら後ピンの問題はすぐに修理に出していたのに。保証期限は今年の1月で切れている。やれやれ。


1998/9/10

 いかん。書こう書こうと思ってずっと忘れていた。後ピンの問題ですが、書籍でこのカメラについての評価を見ると、ピントは信用がおけるということになってますので、上記の僕のカメラは故障している可能性が大です。お金ができたら(まだ借金地獄が続いている)修理に出そうと思ってます。あああああ、速く修理に出したい!


1999/10/28

 いかんいかんいかん! ずーっと書いてなかった(^^; そのご2だいめのZoom 700VRを入手しまして、前述の後ピン問題、検証しました。結果、2台目のZoom 700VRはピント精度にまったく問題はありません。ちゃんとピンが来ます。初号機はやはり故障品のようです。ニコンの名誉のために追加情報でした。

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