宝塚歌劇団 宙組
ミュージカル エンターティメント
Paradise Prince




STORY




ミュージカル エンターティメント「Paradise Prince」
10代の頃からあまたのコンクールで受賞を重ね、
若き天才アーティスト、モダンアート界のプリンスとしての地位を
獲得しているスチュアート・メンフィールド。




実は、彼には子供の頃から大切にしてきた大きな夢があった。

それは、アニメーション作家になり、
幼き日から描き続けている「Paradise Prince」を、
テレビシリーズとして世に送り出す事。




スチュアートは、自分の夢に向ってゼロからの人生をスタートする事を決意し、
ロサンジェルス近郊、オレンジカウンティへと向う。

スチュアートは、この街の開放的な明るさに胸躍らせ、
ここで自分の夢を実現させようと希望に満ちて生活を始める。

だが、スチュアートを待っていたのは、
アニメーション会社での厳しい下積みの生活だった。




そんな中、スチュアートはアルバイトでやって来る画家の卵、
キャサリン・ホワイトと出会う。

彼女の夢は、一人前のプロのアーティストとして自分の作品を創れるようになること。

夢に向かってひたむきに生きる二人はお互いを大切な存在であると感じ惹かれ始める。




一方で、今迄スチュアートのマネジメントを行ってきた叔母夫婦や
アートプロデューサーのアンソニー・ブラックは、
彼をなんとかアート界に引き戻そうと、その行方を捜索する。




ある日、アニメーション会社にラルフ・ブラウンという男が現れる。

金持ちの農場の跡取り息子で、アニメーションおたくだという彼は、
やたらとスチュアートに近づいてくるが、果たして敵なのか、味方なのか?




やがて社内コンペで作品を作るチャンスを手にしたスチュアートは、
会社の仲間たちと共に作品作りに勤しむが、
彼の居所を突き止めたアンソニー達は、
スチュアートの夢を阻止する為に、策を講じる。




自分が夢に向かって生きる事は周りの人を傷つけてしまうのか・・・。

アートとは?夢とは?
夢を信じるスチュアートのメッセージは、果たして人々の心に届くのか・・・。