佐世保市制100周年ファイナルイベント
-九十九島ミュージカル-
「海のサーカス団」




アルカスSASEBO
2003.3/22・23




九十九島の真珠には子供たちの心が宿っている・・・








あらすじ



"九十九島で死んだ子供たちは、みんな真珠に生まれ変わる"



「お母さんのところへ行ってきます」
そう置き手紙を残して浜田岩男の娘、渚は家を出てしまう。

小舟に乗り、夕日に映える九十九島の島々を捜しまわる岩男は、
最後の島で渚と出会ったと言うヤドカリに出会う。

岩男は、ヤドカリから海のサーカス団の話を聞き、
渚もそのサーカス団を見るために海の中へ行ったことを知る。

ヤドカリの魔法で子供に戻った岩男は、渚を探すべく海の中へ・・・



「ようこそエンジェル、愛しいエンジェル」



カニ楽団に導かれ、命を落とした子供達がやってくる。

その中には渚の姿もあった。

家庭内暴力、パチンコ店での置き去り、
いじめで自殺・・・子供達が次々に自分の死んだ訳を話す中、
カニ楽団の問いかけに「ただ何となく・・・」と答える渚。

その答えに困惑する一同。

そこへ、ヤドカリと少年になった岩男がやってくる。

渚に名前をきかれた少年岩男はとっさに
「おれの名は・・・ポパイ」と名のる。

ポパイに不思議な「ときめき」を感じる渚。



海の中で繰り広げられる世にも不思議で壮大なカーニバル



ブラックパールサーカス団。

取り仕切るのはブラックパール団長。

渚はその姿に亡き母のイメージをダブらせるのだった。



楽しいサーカスのさなか突然、
海賊松浦党の亡霊達が真珠を奪うために襲ってくる。

亡霊達とブラックパールサーカス団との壮絶な戦いが始まる。
少年岩男も渚を助けるため必死で戦うが・・・

はたして渚と少年岩男は亡霊達を倒すことができるのか、
そして岩男は渚を元の世界に戻すことができるのだろうか・・・。



 



STAFF
CAST
脚本
市川森一
ブラックパール団長
渚の母
安寿ミラ
美術・芸術監督 朝倉 摂
演出 原田一樹 浜田 渚 尾形芙実
音楽 甲斐正人 浜田岩男(少年) 近藤光樹
作詞 高橋亜子 浜田岩男 永江義一
振付 名倉加代子 ヤドカリ 松瀬樹里
美術 松野 潤 スベスベマンジュウガニ 白滝良子
衣装 中本友子 ベニホシマンジュウガニ 平 結花里
照明 室伏生大 テナガコブシガニ 山下昭彦
音響 松木哲志 トラフカラッパ 山口信一郎
舞台監督 北条 孝 メガネカラッパ 吉田綾子
歌唱指導 岡崎亮子 キメンガニ 濱崎 走
演出助手 瀬田ひろ美 子供1 上尾和音
企画 白沢靖子 子供2 小野恵理沙
制作プロデューサー 橋口泰介 子供3 斎藤大輔
村人 渡辺 海
テーマ音楽 さだまさし さすらいのムツゴロウ
(特別出演)
さだまさし
佐田玲子
マジシャンカサゴ 小川心平
引田天洋