DAS MUSICAL
Tanz der Vampire
ダンス オブ ヴァンパイア




STORY




ヴァンパイアの故郷として知られる極寒のトランシルヴァニア。

村人たちが「ガーリック、ガーリック」と、
なにやらフォークソングまがいの歌で大騒ぎする宿屋に、
大雪に打たれて気絶した老教授アボロンシウスを抱えて、
若き助手のアルフレートが転がり込んでくる。

彼らはヴァンパイアを研究する旅の途中。

宿屋の主シャガールと女房のレベッカは、
村人たちと一緒になって教授を介抱する。




この宿屋に滞在することになった旅人の二人。

かなりエキセントリックな教授とは対照的に、
助手のアルフレートはどうも気が小さく、臆病なところがある。

しかし、こと恋愛に関してはまっしぐら。

宿屋のサラに一目ぼれするやいなや、
心はもうここにあらずといった感じだ。




風呂好きのサラも、バスタブの中で身を清めながら
少々色気づいた口調でまんざらでもない様子。

しかし、もうひとり、彼女を求める存在がいた・・・
ヴァンパイアのクロロック伯爵。




どことなく寂寞としたオーラを放ちながら宿屋に近づき、
親の束縛から逃れて羽ばたきたい
サラの心に巧みに忍び寄るのだった。