5・6月の日記→

◆◆◆ 5/21〜31 ◆◆◆



●5月22日(土) MP3の是非

今夜はチーズでワインの会なのだ♪

ここを見に来て下さる方で『MP3ってなんじゃらほい?』という方はあまりいらっしゃらないと思います。
でも、一応解説♪(っていう程のモノでもないですが)

MP3=MPEG Audio Layer3
の事で、さらに…
MPEG=Moving Picture Experts Group
のことなのです。

え?ますますわからないって?ごもっとも。
まずMPEGとは、動画・音声データを圧縮する為の国際規格を決める為に設立されたグループの名称で、団体名そのものが規格の名称となっているものであります。身近な例でいいますと、最近話題となっているDVDは映像と音声を圧縮し、かつ記録方法も高密度化させたメディアであるわけですが、ここで使われている規格がMPEG2なのです。

で、このMPEGというものには音声に関する規格があり、これをMPEG Audioと言うのですが、圧縮率によってこれを3つに分類しています。
この分類している名称をLayerといい、1〜3の数字がついているのです。
Layer1 → 圧縮率1/4
Layer2 → 圧縮率1/6〜1/8
Layer3 → 圧縮率1/10〜1/12

この一番圧縮率の高い規格がすなわちMP3なのです。

で、なんでこんなものを使うのかと言えば、生の音声データが非常に大きい事に起因するわけで、どのくらいの大きさかと言えば、CDを例にすると…
サンプリング周波数=44.1kHz
量子化数=16
音声:ステレオ=2ch

とすれば、44100 x (16x2) = 1411200 (bit/sec)
∴CD1秒あたりのデータ量=176.4k(Byte)
となるのです。
フロッピーディスクならば一枚当たりたかだか7〜8秒程度でいっぱいになってしまう量なのです。

で、データを小さくしてしまうと言う事となったのです。

このことから考えてみれば、MP3を違法行為だなんて言っている事がいかにナンセンスな事を言っているかがお分かりでしょう。名称の差こそあれ、音声を圧縮して効率良くメディアに収めてしまうという行為自体はMini Discと何ら変わっていないのです。
問題は圧縮したデータが小さいおかげで配付しやすくなっている事をいいことに、ばらまいている人が存在するという事なのだと考えます。

ZDネットワークニュースでもこの問題を取り上げていましたが、問題は技術でなく運用であるという事なのです。
使い方次第では非常に発展性があるだけに、大切に考えていきたいものです。

個人的には音声データは全てHDに保存しておき、必要に応じてIEEE1394を通じてオーディオに突っ込んで再生したり、家庭内LANを通してパワブーとデータの共用したりして通勤途中にメールやニュースを見ながら音楽も聞けるなんていうことをパワブー一台で済ませようとかを狙っているす。
ここでデータの共有できるから問題じゃないのか?と突っ込まれる方もいる事でしょう、多分。
著作権協会のセリフを思い出して下さい。
『あなたが録音、録画したものは、個人で楽しむほかは、著作権法上権利者に無断で使用出来ません。』
つまりは節度の問題ですよね。
でも、将来的にはこういう風な音楽データを売る商売もできる事でしょうから、その辺りのモラルはちゃんと一般の人に対して訴求して行く必要は十分あると思います。そういう意味でも無法地帯となっているインターネット上の整備は、一刻も早くすすめて行かなければならない事だと思います。これからの事を考えて、ソフトを出している会社や、再生するためのハードを創って行く会社には是非とも真剣に取り組んで欲しいとおいらは考えてます。

さて、SONYの新しいATRACはどうなることやら…



●5月24日(月) 呑まない人の心理

ホボさんのレシピ読んでたらポテトさらだを食べたくなってしまったのだ

昨日(5/23)の日曜日、新宿に行ったらたまたま花園神社のお祭りとかち合いました。
この神社で行われる祭りはどちらかというと大人の客の方が多いせいか、もしくは場所柄のせいか、お酒を扱う露店が多いのが特徴のようです。露店ながらちょっとした呑み屋も出てくるほどで、しかも結構賑わっていたりします。
ええ、もちろんおいらも呑んで来ました。

で、ふと思ったのですが、おいらお酒を嗜むようになって早ひと回りしているわけなので、もはや呑まない人の心情というものがすっかり分からなくなっていたりします。
と言うのも、この祭に行ってあちこち覗いた際に、
『どう考えても酒の肴にしなきゃもったいないだろ〜』
というものが沢山売っていたのですが、それをコーラやウーロン茶で食べている人を結構見受けられたからなのです。
そりゃぁ、下戸の人が酒の肴を食べちゃイカンなんて事は言うつもりはさらさらありません。
でもでも〜、もったいない〜〜〜。

あの串焼き1串あれば、どれだけビールが旨く飲めるか…な〜んてことを思ってしまうのです。

まったく飲ん兵衛ってやつは…



●5月29日(土) 通信速度と見た目と…

チェッキがどこにも売ってないの〜(泣)

久々にこのWEBを開設した頃に買ったHTMLリファレンス書を読み返しています。
(株)ビレッジセンター出版局というところから出ている正しいHTML4.0という本で、おいらもいろいろ考えさせられた本でした。いや、未だに考えさせてくれる本でした。
最近はインターネットの普及で手軽にホームページを作ろうという風潮もあるようですし、実際iMacにはAdobeのPage Millも付属していたように思いますしね。

おいらも当初はこのソフトを使って組んでいましたし、その意味合いについては今さら文句をつける気はさらさらありません。
でも、ホームページを組むにあたって、見映えだけを重視し、そのことによる弊害や本来の意味合いまでもを網羅している本って意外と無いんですよね。まあ、そんなことなんか知らなくたって作れてしまいますし、おいらも未だに文法ミスをよくしているので大きい事は言えないです。

詳しくは去年の9月頃に書いた日記で吠えていますのでそちらを参考してもらえたらいいと思います。

で、今回思い立ったのはおいらのページの導入部分なのです。
トップの部分は殆ど1つのTABLEで組んでおいたのですが、環境によっては見えるのが遅れる事があるのではと思ったんです。っていうか、会社のWEBから自分のページを確認する時に展開するのが遅い事があって、はたと思い立ったわけです。
まあ、本来文章の持つ意味合いを如何にして伝えるかという所で、HTMLにその意味合いを持たせるようにしていたわけですから、見易くとか見映えよくなどというものを考えてページを組む事は本来邪道なわけで、そんなことは考えるべきではないのでしょうが、おいら文章に論理的な意味合いなんか全然持たせてないのでついつい俗な事を考えてしまいます(笑)

まあ、簡単なところでは1行だけ段を落とす時に何を使ってますか?
BRを重ねる…ほぼ正解だと思います。
Pを使う…意味合いを考えてればおっけー
てなところを件の本は言っているわけなのです。

話し戻って…と言う事情も含めて、トップの所なんですがレイアウトが変わらないようにして、かつ見え方ももう少しサクっと行けるようにしてみました。
さて、如何なものか?



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●直しついで…

おいおい、直しついででなくて、本来とっとと気付けよ>おいら
あ、へた字フォント推奨を正しく対応できていなかったので対応してみました。
取りあえずFACE="へた字7v1.2"にしています。
まだトップページだけの対応ですが、ゆくゆくは全ページ書き換えますのでよろしく♪

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