北の国から 


スウェーデンは、ビート天国で、60年代にレコードを出していたバンドも数多く、それぞれのレベルもすごく高いのですが、このページでは、あえて当時日本でもレコードを出していたバンドに絞って紹介します。


   

レーン&リーキングス 「ストップ・ザ・ミュージック」は、64年にリリースされた彼らのデビュー曲でスウェーデンでは
大ヒットして、彼らは一躍人気者に。 もともとは、イギリスのディック・ジョーダンが歌っていた曲。
ここに写真を載せた日本盤は、84年に再発されたときのものだが、デザインは、最初に発売されたときと同じ。
68年にはやくもリバイバル、グレー地に同じ写真を使った、再発シリーズの1枚としてリリースされています。
このときは、GSのスウィング・ウエストがカヴァー・ヴァージョンをリリースして、競作扱いでいっしょに雑誌などに
広告が載っていました。当時よくあった、同じレコード会社の洋楽をGSがカヴァーして相乗効果をねらうというやつですね。
リーキングスのエレキっぽい哀愁のあるサウンドは、GSに通じるところもあり、日本人好みだったので
テンプターズが、ファーストアルバム(EP「素敵なテンプターズ」でも)でカヴァーしているほか、いろんなGSがライブで歌っていて、記憶に残る1曲だ。


本来のリーキングスの演奏は、それほどGSぽくはなく、もっとブリティッシュ・ビートっぽいので
ああいうGSっぽい泣きを期待して他の曲を聞くとちょtっと肩透かしをくらうかもしれないが、、ビッグビート、
ガレージ系統のバンドとしては、なかなか聞きごたえがあります。



    









 デンマークのヒットメーカーズも、日本で「ストップ・ザ・ミュージック」をリリースして、こちらもリーキングスほどではありませんが、ちょっとヒットしたようです。演奏は、こちらのほうがワイルドな感じです。その次にでた「恋に魅かれて」のジャケですが、ごらんのとおり、ストップ・ザ・ミュージックのジャケの使いまわしの色違い。ストップ〜のほうは、水色です。これは、もともとデンマーク盤のシングル、ストップ〜で使われていた写真をイラスト化したデザインだったのですが、この「恋に魅かれて」は、もともとシングルではでていないLPからのカットなので、写真が手に入らなかったものだと思います。
当時の日本盤の洋楽シングルでは、このように、ちがうシングルなのに、別の写真がなかったために、同じ写真を使ってデザインを工夫したものが時々ありました。



こちらは、デンマーク盤のCDで、彼らの63年から68年まで(後に名前をFLOORと変えた時期も含む)の録音を収録。
もちろん「ストップ・ザ・ミュージック」も入っています。
当時としては、ありがちなパターンですが、最初は、こんなにみんな髪の毛が短くて、スーツ(えりの一部がベルベットなのがツボ)着てたんですね。
それからファッションは、モッズになり、最後は、サイケになっています。










 この「レッツ・ダンス」を日本でもヒットさせたのが、オーラとジャングラーズ。
ライブには、ぴったりのお気楽なダンス・ナンバー.
この曲もスウィング・ウエストが、日本語カヴァー・ヴァージョンをリリースしている。
彼らは64年にゾンビーズの"She's not there"をカヴァーしてデビュー。日本で最初にリリースされたのは、「秘めたる恋」。
そのあと映画「美しき虹のかけら(オーラとジュリア)」の主題歌「愛の指輪・ジュリエット」もリリースしている。
この映画は、オーラが主役を務めバンド全員が出演して、演奏シーンもあった。

           






 


  シャムロックスのシングルで日本でヒットしたのは、これまたGSのカヴァーでおなじみの
 「ラララ」なんですが、ちょっと日本盤シングルが見当たらなかったので、ちがうシングルを。
 
(ラララの写真は、 こちらにあります

 キャデラックは、次に紹介するヘプスターズも演奏していて、そちらは、日本盤もでていました。(66年と68年と2回リリースされたが、あまり売れなかったようです)

 


ヘプスターズは、後のABBAのベニーが在籍していたバンド。
日本で5枚のシングルをリリースしたもののあまり話題には、ならず、ベニーが日本で
知られることになったのは、後にABBAに発展することになる、ビヨルン アンド ベニーを結成して、「木枯らしの少女」をヒットさせて以降のことです。