本屋さんで買えるポストカード。ポストカードブックは、もう かなりの種類が出回っているのでご存知の方も多いだろう。
ものによってまちまちだが20〜30枚くらいのポストカードが 1冊の本になっている。1辺が糊付けされているだけなので、 切り離せばそのままポストカードとして使うことが出来る。
1冊全部、違う種類のポストカードが1枚ずつセットになって いるので、コレクターにも嬉しい代物。もちろんへむれんも 大好きで、本屋に行くたびに新しいシリーズが出ていないか チェックする。
現在へむれんが持っているポストカードブックは全部で30冊以上。 はじめの頃は、他のポストカードと一緒にファイリングする ために1枚ずつにばらして保存していたため、正確な数がわからなく なっている。最近のはちゃんと本の形のまま残しているのだが。
ポストカードブックで一番目に付くのは、まず ピエ・ブックス、 ついでギャラリー・インターフォーム。 ちょっと変り種では角川文庫から普通の文庫として発売されている、 銀色夏生の「POST CARD」という本もある。
美術書関係を置いている本屋さんなどではTASCHENという 海外の出版社らしきシリーズも見かける。主に著名な画家の作品 などを取り扱っている。へむれん所蔵はマティス、ダリなど。 海外ではWorld Photo Pressもクールな写真のポストカード ブックを出している。
最近へむれんがお気に入りなのはマール社発行の 「トンパ文字ポストカード」。中国の雲南省で今も使われている というユニークな象形文字をデザインしたポストカードで、 デザイン面とコミュニケーションという絵葉書本来の大切な要素を しっかりと捕らえたよい作品だと思う。
他には講談社、小学館なども。
ポストカードブックは、どの本屋さんでも大抵1箇所にコーナーを 設けて置いているので探しやすい。複数の出版社のをチェックしたい ときは、紀伊国屋などの大型書店の方が見つけやすいだろう。
紀伊国屋はインターネット 上で在庫の検索が出来、一部表紙のプレビューも見られる。 もちろん他のネット書店でも検索できると思うので、お好きな方はぜひ。
コレクションが一気に増えるチャンス(?)でもあり、未知の すばらしいアーティストに巡り合うチャンスでもあります。