わたしのバイクライフ

スズキ GSX-R750
89年型



TZR250の影響ですっかりレプリカ党になってしまいました。
1994年5月27日 中古にて購入。

1999年、SR500に換えるまで活躍。

GSX-R750(1989年型)
空冷(油冷)4サイクル DOHC 4バルブ 並列4気筒 748t
77ps/9500rpm、6.8s/7000rpm
乾燥重量:195s

88年にボディがコンパクト化されたGSX-Rですが、89年型はさらにギア比が変更され、全体にローギアードになったため、都市部でもツーリングでも大変乗りやすくなりました。
トップギアの3000rpmは60q/hですが、この時のポーと言う吸気音はツーリング時の嬉しいお供でした。パワー、ブレーキ、ハンドリング、乗り心地、デザイン、ライディング・ポジションどれをとっても、これまでの私の乗ったバイクの中では最高の出来でしたが、ただひとつのマイナス点は「夏に乗るには不向きなほど、キワメテ暑いバイクである」ということでした。でも、冬は格別。
なにしろ、冬でも腹部に汗をかくほどの暖かさで、タンク下に現れている特徴的なフレーム部分は、夏の薄いズボンでは火傷しそうでも、冬は湯たんぽのように暖房してくれます。冬でなくとも、山道ツーリングの早朝は震える寒さなのでGSX-Rは大いに有り難いと思うのですが、(勝手なもので)昼間暖かくなってくるとGSX-Rの熱はウンザリとなるのでした。

身長172pの私にとってベストサイズだと思った89年型GSX-R750でしたが、89年12月には、倒立サスを装備し、ナナハンの車格を出すためか大柄なボディになりました。
そして、91年2月のチェンジで、内腿を火傷しそうにするフレームの部分にプラスチックのカバーが着けられたのでした。

それにしても、こういうバイクでスズカ8耐を闘うというのは解せません。この89型GSX-Rに限らず水冷のカワサキZXR750・94年型ホンダVFR400R・92年型もその他、短時間の試乗でも乗ったことのある4stレプリカは、皆熱かったです。夏の耐久レースですから、当然ライダーは、暑さで集中力を欠くことになるでしょう。ライダーの体力、集中力に関する配慮もマシン性能の一部だと思うのですが如何。

1999年2月20日、惜しいけれどバイバイ。
車検の時期が迫りましたが、10年目ともなりますとタイヤ、サス関係を含めバイクを完調に保つには大きな経済的負担があることがわかりました。既にアップルは氷河期に入っておりましたので惜しいけれども諦めることにしたのでした。次は今、一番安い、バイクらしいバイク。お金のかからないであろう、ヤマハSR500に決めたのでした。そしてSR500なら2人乗りも出来るので、SX200Rの必要も無くなって、1台に整理できるという経済効果も狙ったのでした。トホホホ。



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