「悪魔の企業」
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悪魔の教えはどんどん広がっています。今や日本の産業すら支えているようです。恐ろしいことです。
悪魔の機械を製造し、販売し、使用することで日本のGDPが上がっていく。
そんなおぞましい経済の恩恵にあずかるより、清く正しく飢え死にしたいと考える人もいるでしょう。
気持ちはわかります。しかしそのような清い心こそ、この腐敗した社会では必要なのです。
どうか短気を起こさず、生きて「携帯・PHSの類を持たない教」の教えを広げてください。
さて、私的なことですが先日引っ越しをいたしました。
引っ越しというのは大変なことです。あちこちに連絡をし、段取りを進めなければなりません。
電気・ガス・水道・電話はもちろんのこと、不動産屋、引っ越し業者、粗大ゴミ引き取り業者。
またテレビなどの電気製品はリサイクル業者に引き取ってもらわねばなりません。
私も仕事を持つ身ですから、24時間電話を待っていることは出来ません。したがって万一に備え、
連絡先を求められることがあります。それはわかります。社会人として当然です。
しかし恐ろしいのはここからです。こちらは自宅の連絡先を知らせ、そこには留守番電話機能があることも示し、
あまつさえ勤務先の電話番号まで提示しているというのに。
彼らはその上で、「携帯の番号を教えろ」とすごんでくるのです。
そうです。彼らはみな、悪魔に魂を売った悪魔企業だったのです。
そしてあの悪魔の機械を持つことが当然であるかのように話し、
あまつさえ持たない私を変人扱いしようとするのです。
これは踏み絵です。明白な思想弾圧です。
しかし歴史が証明するように、暴力で人の心まで支配することはできないのです。
苦難を甘んじて受け入れ、来るべき栄光の時代に備えましょう。
それでは祈ります。
「たった1日連絡つかねえことがそんな大事か、ボケがあ!
ほんとに持ってないんですかってしつけーんだよ、このブスアマ!
世の中、てめーの周りみたいに朝から晩までひんがら目でピコピコピコピコやってるような
偏執狂ばっかじゃねえんだよ、バーカ! とっととくたばれ、エィメン!!」
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