MAX-03 アッザム

(AZZEM)


地球侵攻作戦が進んでいくなかでも、ジオンの兵器開発はなお盛んであった。開戦前から大量の地上兵器を準備していたに関わらず、それら全てが有効に運用された訳ではなかった。広大な大地や海洋を持たないコロニー国家であるジオンは、地上兵器の開発においても十分な実験ができず、コンピューターによるシミュレーションに頼っていたからである。

アッザムは、正確にはMAとは分類されていない。便宜上試作機といえないこともないが、むしろ原型機とでもいうべき機体である。これはアッザムがMSから発展したのではなく、技術的なスピンオフもほとんど見られないからである。開発史上は、MAの原型として位置づける事ができ、移動重機関砲座と分類されることが多いようである。

アッザムは元々、頑強に建設された敵基地やトーチカを攻略する目的で開発された兵器である。このためアッザムリーダーという特殊兵器を装備しており、これを運用する

アッザムリーダーとは、

あらかじめ上空から目標に粉末状の触媒を散布する。さらにリーダーと呼ばれる小ユニットを投下する。リーダーはゆっくりと滞空しながら十数本のワイヤーを円周状に発射し、目標を包囲する。一見すると、巨大な鳥かごに


モビルアーマーという概念が成立する以前の機体。便宜上試作機といえないこともないが、原型機である移動式対地攻撃兵器G87ルナタンクを地球用に改造し、武装を改修しただけなので、移動砲座の域は出ていない。短時間のミノフスキークラフトによる飛行が可能で、2連装メガ粒子砲2門、さらに敵に触媒を散布し、高周波による高熱でダメージを与える特殊兵器アッザムリーダーを装備している。

MAという概念が確立する以前の機体。試作機というよりは原型機というべき機体である。移動式対地攻撃兵器G87ルナタンクを地球用に改造。武装を改修しただけなので移動砲座の域は出ていない。ミノフスキークラフトによる短時間の移動が可能で、二連装メガ粒子砲を八門装備。さらに触媒を散布し、高周波による高熱でダメージを与える特殊兵器アッザムリーダーを装備している。

グラナダ基地にて開発。ジオン公国軍が開発した試作型の移動重機関砲座。月面探索用ポッド「ルナ・タンク」をベースとして製作され、4本の脚と8基のローターが特徴。試作型のミノフスキークラフトを装備しているが、短時間の飛行しかできない。MAの前段階的な存在で、元来は対トーチカ兵器として使用する予定であったが、ガンダムの奇襲のより前線で使用された。底部よりリーダーを発射することが可能で、本体に2連装メガ粒子砲を8門を装備している。

移動重機関砲座。8基のローターにて飛行可能。4本の足は固定用で歩行はできない。二連装メガ粒子砲を上下各4基ずつ備え、底部よりリーダーを放出し敵を高熱で溶かす。MAの前段階的存在。何故MAと分類されないかと言えば、アッザムがMSからの発展ではなく、重機関砲座に高い機動力をもたせるという移動砲台の発想の元にもとに開発されたことにあるからである。

アッザムリーダーは4000度。もともとは移動が可能な砲台として開発されたが、これがMAの原型となっていく。キシリアが開発した。火薬式2連装砲を8門装備。


MAX-03 アッザム

全 高 ?m 自重量 300.0t 総出力 ?kw センサー

有効半径

?m
頭頂高 24.0m 総重量 ?t 総推力 ?t


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