読者の指摘 単語登録 親指シフトキーボード

読者の指摘 単語登録 親指シフトキーボード

 インタートップでVzエディタを使った単語登録  俺様が中古で購入したインタートップは,その後,二度日本語入力に関わる部分に 異常があることが判って,サービスセンターに持ち込んだ.一度は,内部ソフトだけ 書き換えて取り敢えず正常に戻って安心したが….                 翌日には再び異常が生じて再度持ち込んだら,コンパクト・フラッシュメモリーに 異常があるとのことで,その交換のために二週間以上預けることになってしまった. 多少のバージョン・アップと共に正常に復帰した.                 実はこの後に,Vzの機能としてあった単語登録機能 Ctrlキー+f10を試すことを 怠っていた.異常が隠されていた時に試して反応がなかったので,これは使えないと 諦めていた….最近,読者から改めて指摘された.                 インタートップ上のVzでの単語登録は,Ctrlキー+f10で出来る筈だと….改めて 試したら….『あらま….出来るじゃないの…』MS−DOS時代には,散々,この 機能を使っていた筈だが,一度も試さなかった….                 すっかりMS−DOS時代の感覚を忘れてしまった.読者からの指摘を受けねば, それに気づかぬまま,ずっと不自由な心理的な牢獄に住み続けていたかも知れない. 読者のお陰で旧型のまま便利に使える道が開けた.                 Windows 95上で使える親指シフトキーボード  また,この読者の方にはWindows 95で使える親指シフトキーボードが存在するとも 教えられた.REUDOから発売のRboard Proという製品で,俺様が見た 販売店では,販売価格が\48900と高額で仰天した.                 今まで,Windows 95で使える親指シフトキーボードがなかった現実を見れば,例え この値段でも,必要を感じる人には朗報かも知れない.但し,98NXシリーズでは 使用不可となっていた点には注意する必要がある.                 但し,俺様は小型のJIS配列のキーボードで『親指ひゅんQ』を使用している. 取り敢えず,これで親指シフトが打てるので,このキーボードを買う気にはなれぬ. JIS配列は,数千円で買えるキーボードである.                 富士通自体が自社のパソコンにすら搭載しないという暴挙に出たために,昔からの ユーザーがWindows 95の時代になって路頭に迷った….そうした人々の足元を見て, このような高額なキーボードが売られるのだろう.                 然し,この特殊なキーボードを生産するには,相応に採算を考えて価格を決定する 必要もあろう.このような余計な出費を覚悟してまで,これから新規に親指シフトを マスターしようと考える者は恐らくいないだろう.                 二階に上げられて,突然梯子を外されて困惑している親指シフトユーザーだけが, この製品の購入対象者である.純粋な親指シフトキーボードを必要とするユーザーは この価格でも買い求めねば,新たな道は開かれぬ.                 ただ,キーボードは,実際に購入して,十分使い慣れてからでないと,その評価は 出来ない.俺様は標準のJIS配列キーボードが気に入らず,店頭で使いやすそうな キーボードを買ったが,一ヵ月後には買い換えた.                 事程左様にキーボードは,軽く店頭で打ってみるだけでは,本当の評価は出来ぬ. 残念ながらWindows 95で使える親指シフトキーボードの実際の使い心地は,俺様には 語れない.存在することを知らせるに留めておく.                                       ** 悪魔 **       ・目次に戻る