兵庫県警とマスコミを尋問にかけろっ!

兵庫県警とマスコミを尋問にかけろっ!

 容疑者の少年が家裁送りになったことで真相が闇に隠れたと,一部のマスコミが, 大げさに騒ぎまくる.週刊新潮8/7は,それはマスコミの罪だと同じ穴のむじなに 喧嘩を売っている.では週刊新潮が何をしたんだ?                 目隠しで写真を掲載して少年を裁いてやったとでも言いたいのか? 然し,恐らく 全てのマスコミが,A少年を犯人と断定して,何らかの裁きに加担している.では, A少年を犯人だと断定する根拠は何処にあるのか?                 写真掲載までして未成年の容疑者を断罪するからには,独自の情報から,確固たる 確信を得てのことなのか? それぞれのマスコミは,いかなる理由から記事や写真で A少年を裁きに掛けているのかを明確にすべきだ.                 真相が闇の中と言う点では,成人の犯罪でも同じである.例え,公判が開かれても 中に入れるのは,容疑者を自らのメディアにとっくに死刑にしているマスコミだけ. 容疑者に有利な情報などは,全てカットして流す.                 一般の人間にとって,警察発表を鵜呑みにした報道から,経過を知るだけである. 完全ノーカットで,裁判が実況中継される訳ではない.真相はマスコミだけが知って 一般の人間は,いつでも闇の中に立たされている.                 神戸首斬り事件で,公判が開かれたとて,中に入るのは,マスコミだけで,彼らの 報道内容も,容疑者の異常な部分だけを強調して伝えるだけである.既に自分たちが 流してしまった情報と辻褄の合わぬことはボツ….                 宮崎勤事件でも,犯行声明の筆跡と宮崎勤の筆跡がまるで別人のようであったのに 『筆跡が酷似』と報道されたと現場の記者が本に書いた.犯人だと徹底して報道した 手前『まるで別人』では,体裁が悪いと言う訳だ.                 例えば,複数の機関で明らかになったとして報道されている,A少年の犯行当日の 行動だが,もし本当にこんな供述をしているとしたら,取り調べの捜査員が,そんな 内容に納得するとは思えぬ.でっち上げの内容だ.                 施設の近くで素手で被害者の首を絞め,靴紐を解いて止めをさした.遺体を放置し て,ノコギリと南京錠を万引きして現場に戻って鍵を切断した(週刊朝日8/8). 遺体の近くで,音のする作業がよく出来たものだ.                 施設の外に放置した遺体を,A少年はどのように中に入れたのか? 彼の体力で, そんなことが本当に出来るのか? 彼が真犯人であると断定するからには,徹底して これらの疑問を兵庫県警に問い詰めるべきである.                 取り調べに当った捜査員が,よくこんな説明で納得したものだと感心する.多分, 容疑者の言葉は,常に現場の状況と照らし合わせて,不自然な供述ならば,徹底して 不審な点がチェックされて矛盾のない供述になる.                 然し,これがそういう展開にならないのは,容疑者が供述したものではない証拠と 捉えることも可能である.然し,事実は小説よりも奇なりという諺もある.決して, 辻褄合わせだけでこの問題が解決する訳ではない.                 例外的な事件だと,素直に納得する前に,徹底してバカバカしい可能性を検証して 彼が犯人である確実な原点を確立させることが必要である.実際には,未だ家裁での 審理が継続中である.何も決まってはいないのだ.                 家裁に送られたから,もはや真相は明らかに出来ないなどと,何故簡単に諦める? 今からでも遅くない.記者会見を要求して,生中継ノーカットCMなしで,A少年が 受けた同じ時間,兵庫県警を尋問に掛けるべきだ.                 日頃,子供の人権云々するクセに,いい加減で質問も許さぬ兵庫県警の発表だけで A少年を真犯人と断定して,写真掲載までして裁く理由は何なのか? これで子供の 人権が守れるのか? 間違いがあったらどうする!                 切断した後,傷つけられて,水道でジャブジャブ洗われて二日経て晒された首から あれだけの血痕が流れた理由も,是非して貰おうじゃないか.もしも県警が,そんな 発表を否定したら,報道陣の罪は極刑に値しよう.                 俺様に言わせれば,逮捕直後のあの手短で逃げるような記者会見の様子からして, 兵庫県警には,十分納得させるだけの説明は出来ない筈である.だからこそ,異常な 容疑者の行動と言う設定で,ごまかしに掛かった.                『犯行の動機については,解明が出来なかった.時間がなかった.残念だ』として, 完璧なA少年を徹底して異常者に仕立てあげた.宮崎勤もA少年も,警察の中から, 突然,異常者となって世間に飛び出して来たのだ.                 理解不能,説明不能な部分は,全て容疑者の異常行動と責任転嫁すれば,何とでも 辻褄は合わせられる.皆それで納得してしまう.前代未聞の猟奇犯罪に見えたことが 実は,単純なでっち上げ事件としても説明は付く.                 週刊新潮や週刊文春,その他のマスコミが行う執拗なA少年叩きの裏には,果して 何が隠されているのか? 俺様は,それを真犯人を隠蔽するためだとするのだが…. 日食や月食が,神のお怒りで生贄が必要な時代か?                 俺様は,一日の大半を掛けて,連日,このページのデータの更新に掛かっている. これは,言ってみれば,俺様の存在理由に関わる使命である.マスコミが今のまま, A少年の裁きを続ける限り,俺様も更新を休まぬ.                 警察やマスコミを支配している力が,極めて大きな力であるとするなら,その闇を 明らかにすることが俺様の使命でもある.いささか大げさだが,インターネットが, ド素人に,こんな告発のチャンスを与えてくれた.                 マスコミは,何かと言えば,インターネットは,倫理も常識もわきまえない未熟な 世界だとする.パソコン通信の世界でも同じことが言われた.それでも,マスコミの 常識では,絶対に表に現れない告発が可能である.                 自分の使命感から行動することは金にはならぬ.俺様も,これだけの文章が書ける 天才的な人間である.マスコミや出版社を敵に回しては,プロの物書きとして生きる 可能性を自ら潰すが? 自らの使命は捨てられぬ.                                        ** 悪魔 **       ・目次に戻る