週刊文春の記事は隠された真実を語る

週刊文春の記事は隠された真実を語る


 週刊文春4月24日号に『宮崎勤被告”四重人格”を示す7年間の獄中書簡公開』と 題する記事が掲載されていた.被告自身の部屋を紹介する記述には『遺体を切り刻む 被告自身の姿を収めたビデオがある』とあった.                  本当にそんなビデオが存在して,被告とハッキリ確認できる映像があるとしたら, 俺様の替え玉説は,完璧に的外れになる.これが何処まで本当なのか? 判決理由の 中にも,遺体を陵辱してその場面を撮影…との記述もある.             そうした映像が,本当に被告の姿そのものであると確認できたのかどうか? 未だ 未知数な部分もある.例えば,被告の顔などが歴然とするものであれば,判決理由に 明確に盛り込まれると思われる.                         俺様が,今回問題にしようとしているのは,実は,そんなことではなく,記事中の 書簡の内容である.疑問は,今田勇子と言う差出人名で出された犯行声明について, 被告は『そんな面倒なことはしない』と否定している前提から来る.         記事のタイトルの根拠は,被告が文通相手の女性に出した手紙の筆跡が,4種類に 別れるところから来ている.然も,筆跡の一つは,今田勇子を名乗る角張った筆跡と 同じものだったと言う.                             彼が書いたことを否定した手紙と同じ筆跡を文通相手に使ったとしたら,これは, 自らが墓穴を掘ったことになる.然し,もし手紙が被告の筆跡ではないとしたら…, 今田勇子の筆跡を持つ者が拘置所関係者にいることになる….            俺様は,書簡と言うからには,例えば,『お便りありがとうございました』などの 普通の文面が連綿と綴られているものと思っていた.然し,予想とは違って,既存の CMソングやアニメの主題歌を書いただけのものだった.              長々とした犯行声明の印象からすれば,相応の文章くらい書ける筈の被告である. 然し『そんな面倒なことはしない』とする,被告の言葉通りの書簡の形態であった. 彼には,とてもあの犯行声明が書けるとは思えない.                死刑判決の中で,多重人格とする鑑定書が退けられた現実は,検察側にとっても, ショックであったかも知れない.鑑定書に沿って,何者かが四重人格の被告を筆跡で 偽装してしまったから….                            犯行を供述した真犯人と,替え玉である宮ア勤とのあいだには,大きな人格の差が あるのは当然である.検察側も,公判の被告と警察で作成された供述調書の内容には 差が大きいので,判決は多重人格を認定すると思った?               だからこそ,被告に来た手紙を利用して,それがマスコミに流れることを予想して 被告に手紙を書かせて,それを4種類の筆跡に書き換えた….その作業に,真犯人が 加担していたとなれば出来すぎたドラマであろうか?                被告は,責任能力のある普通の人間だと思う.判決理由の中で,拘禁反応とされた 部分は,催眠術で記憶を植え込まれた影響だと解釈すれば納得が行く,彼は,筆跡を 4種類も使い分けられる人間とは思えない.** 悪魔 **           冒頭に戻る