死刑判決を下した判事は狂人か?

死刑判決を下した判事は狂人か?


 この判決を下した裁判官は,頭がおかしいのではないか? 自分が見ている被告を 全く信用せず,自分が全く検分しない警察内部での取り調べ結果だけを信じている. 一体,何のための裁判なのか?                          つまり,裁判官が検分出来るのは,公判での被告の姿である.ここで捜査段階での 供述調書と,自分が直接見聞出来る被告の姿を直接比較出来ることになる.当然だが 自分が見ている被告こそが本当の姿である.                    然し,この裁判官は,公判での被告の供述を,『客観的事実とのかい離が著しい』 として信用できないとしている.要するに,「密室である警察内部での供述内容と, 全く合わないから被告を信用しない.死刑だ」である.               俺様は,この判決理由(要旨)を読んで,マスコミは,一体何をみているのか?  裁判官が直接検分した被告の姿を全く信用出来ないとした異常な判決に,何の疑念も 提起していない現実に憤りを覚えた.                       例えば,警察での取り調べ段階で,不正が行われていても,公判では,その事実を 直接,判事に訴えればいい…とする期待は,全く持てないことになる.密室における 取り調べこそが唯一絶対の真実になる.                      いずれ時間差を置いて,マスコミは,この異常な判決に何らかの疑問を投げかけて 来るだろうから…と,敢えて,すぐには触れなかった.然し,鈍感・愚鈍・未成熟な 芸能体質のマスコミでは,簡単な疑問も感じ取れないようだ.            今回は,短めだが,取り敢えずマスコミが全く取り上げようともしない不可思議な 現実についてのみ記述しておく.その後のマスコミ情報から,或いは,警察が犯した 決定的な失敗が浮かび上がりそうである.** 悪魔 **            冒頭に戻る