俺様流トリプル学習作業能力

俺様流トリプル学習作業能力
 例えば,二カ国語を両耳で同時に聞きながら,その内容とは無関係な文章を書く. 音楽を聞きながら文章を書く感覚である.自分の考えを纏める作業と,英語の学習を 同時進行させるのである.                            今,これを試験的に行っているが,文章作成の時間が長くなる印象はある.然し, 果たせない訳ではない.通常,文章作成には,静かな環境が望まれる.然し,俺様が 常駐する喫茶店では,必ずしもその条件は満たされない.              時には,中年保険屋ババァ共が宴会のように盛り上がっていたりする.金に困って 仕事してるクセに,こんな所で無駄金使ってサボってどうするっ! こうした俗悪な 環境が俺様の文章作成の場であったりする.                    俺様は,このような環境でも,外界の騒音には,耳を貸さない天上天下唯我独尊の 境地である.下らぬ下界の存在に俺様を穢すことなど出来はしないのである.だから 平然と文章作成作業をこなせる.                         例えば,最近のハイテク技術の中では,電波の隙間を利用して,別の情報を流せる 技術が確立している.こうした進化は,人間の能力にも拡大の可能性が示唆される. ハイテク技術は,人間の能力の投影だからである.                 受け入れる情報には確かに隙間があり,それを活用して全く別の作業を行わせる. 別々に行う三つの作業が一度に行える.今まで,二カ国語放送は,日本語と英語とを 別々に聞き,文章作業も別だった….                       これが一度に行えれば,その時間の節約は計り知れない.特に,二カ国語の学習は 単純に聞きながせばいいのである.文章作成への妨害にはならない.マルチメディア パソコンと同じことを人間が行えるのである.                   ほんの少し,文章作成の手を休めた瞬間,耳に日本語と英語が流れ込んで来る…. 然し,文章作成中にも両方の言語を聞き続けている感覚は残っている.頭の使い方を 三分割している感覚がある.                           俺様が,このような能力を自らに強いることを考え始めたのは,それまでの386 マシンでMS−DOSだけを使っていた環境からペンティアムマシンでWindows 95に 乗り換えてからである.                             その新しい環境からの刺激があって,文章もこのように書くようにもなったのだ. つまり,パソコンの能力と俺様自身の能力を同一視して連動させることを考えた?  パソコンが更に進化すれば,人間も更に新たな能力に目覚める….          最初は,二カ国語を同時に聞く作業に集中している間,他のことが出来なかった. 然し,これが楽に出来るならば,文章作成や,読書などを平行させることも可能かと 思い始めて実践してみた.                            この文章は,MDに録音した二カ国語放送を,ヘッドホンで流しながら,喫茶店で 作成している.当初は,とても考えられなかったが,これが常識的な能力になった? 普通の世界から見れば,これは狂気の世界である.                 例えば,俺様は英単語,英熟語の暗記マシン,SHARP GK-E510を使っている.これを 使う際に,両耳からバイリンガル音声を流しながら使うと,生きた英語を背後に流す 相乗効果を産む? ** 悪魔 **                         日本語の表紙に戻る