恐怖の大王はすぐそこに迫っている

恐怖の大王はすぐそこに迫っている

日本国憲法第9条は国連憲章に連動する足かせ  昨今,北朝鮮がテポドンの発射を企てているなどの憶測が一部で取り沙汰される. 大げさに言えば,恐怖の大王が迫っているとも言える.日本が真の独立国であれば, 攻撃は最大の防御という先制攻撃も一つの方法だ.                 ところが,この国は今も厳然として国連憲章として敵国と定められている.日本の 行動が『敵国による新たな侵略』と見なされれば,国連の軍事的制裁を受ける結果が 待っている.少なくとも攻撃は一切出来ないのだ.                 日本国憲法9条は,この国連憲章53条を受けて,この現実を周知徹底させるために 規定されているに過ぎない.思い上がって,この論理で世界平和を実現しようなどと アメリカ軍の空爆に対して,抗議などは出来ない.                 実際,非人道的なアメリカ・イギリスの空爆でさえ,日本は憲法の建前など,一切 口に出さず『ご無理ごもっともでございます.アメリカサマの選択は正しいのです』 こう言って,積極支持する体たらくで押し通した.                 日本国憲法9条が,正しく独立国の憲法で,これをもって国際平和を実現するなら 積極的に訴えかけるのが憲法本来の趣旨である.国際平和は一国では達成できない. 然し,深遠なる憲法精神も奴隷の足かせに過ぎぬ.                 下手に欧米に意見しようものなら『奴隷の分際で何を生意気な….それはお前らが 奴隷の自覚を忘れぬようにとの国連憲章の戒めを記したものだ.奴隷の決りは奴隷が 守れば,それで用は足りる』と,脅されるだろう.                 或いは,既に『首相官邸にピンポイント爆撃だって出来るぞ』と,脅しが来ている 可能性も考えられる.誤爆という名目の大量殺戮は,結局容認されたままで,処分を 受けた軍人がいるという話は全く伝わって来ない.                 いつ何処で,アメリカやイギリス等が,どのような殺戮を行おうと,それは一切, 非難攻撃の対象にはならず,正当な行為だと受け入れなければならない.そんな道が 着々と作られている.やがて世界は彼らのものだ.                 やたら昨今,自衛隊の装備に充実を図っている印象を受けるが,欧米は,自衛隊の 勝手な行動を待っていたりする….行動について口うるさくは言わないかも知れぬ. 迎撃のために発射したミサイルが外れて北朝鮮へ?                 下手に自衛権の行使として一戦交えると『敵国による新たな侵略』行為に繋がる. テポドンどころではない.アメリカの空爆さえ受けるかも….テポドン以上の恐怖が 降りてくる.北朝鮮の攻撃にも手も足も出せない.                 日本が受けた攻撃に対し勝手な反撃に出れば,その瞬間に国連の制裁が発動する. まさに座して死を待つ不退転の決意が日本人に求められる.先の大戦で日本に対する 欧米の恨みは深く,報復は完全支配で実現される.                 今,正に欧米の完全報復の時は近い….だから北朝鮮が本当に日本を攻撃しても, 米軍は,自らの基地が直接攻撃されない限り,黙認の可能性が高い.日本を積極的に 守ることなど,期待しない方がいいと俺様は思う.                 日本は,その意味で本当に危険な状態にある.経済は破綻し,軍事的脅威に無力で 全く対抗手段がない.政府に明確な国家的指針がある訳でも.国民に対する指導力が 発揮できる訳でもない.ダミー人形がいるだけだ.                 日本は,奴隷国家であるという明確な自覚がない.これは実に危険な状態である. 一時は,経済大国だなどと自惚れてもいたが,世界から見れば,太った豚に過ぎぬ. 奴隷が勝手に主人の真似をしたら命はないだろう.                 少し前に,食肉用の豚が逃げ出して,住宅地を走り回る事件があった.あの姿に, 俺様は,今の日本国の姿を見る思いがした.何か積極的に行動を起こしても,まるで 場違いで似合わない.食われるのを待てばいい….                 何処から何をされても,座して死を待つ覚悟で新たな支配者の到来を待つべきだ. 既に,そうする以外に取るべき道はない.そこまで骨抜きにされているのが日本だ. 奴隷国家であるという現実に目覚める日はいつか?                 かつての日本は,真の聖戦に敗れ,巨悪たる欧米勢力に対して無条件降伏した…. もはや,お家再興はあり得ない.やるなら,今一度,欧米を敵に決戦戦争を挑むしか 方法はない.ハイテクの時代でもそれは無理難題.                 思えばかつての日本は,その貧弱な装備で,よくぞあそこまで戦ったものである. それは民族の誇りであり,アジアの独立は,今日なお続いている.その為に尽力した 数多の日本人を,この国では侵略者と呼んでいる.                 かつての聖戦を正しく自覚せぬ者は,いずれ地獄の業火に焼かれる.自らの認識が 自らの体に火を点けるのである.真の侵略者が正義の味方のような顔をして,勇者が 蔑まれている現実は,やがて自ら思い知らされる.                 日本を昔の独立国にする道は,一億玉砕覚悟の決死の戦いを決意する必要がある. 然し,聖戦よりも愚かなる平和を求めるなら,徹底して従順になって,奴隷に徹して 生きればいい….ん? 何だ…? 今と同じか….     ** 悪魔 **       ・目次に戻る