自分の未来を見る

自分の未来を見る

 この世は自分のあらゆる  年老いた人の姿は自分が  俺様も結局そんなハゲに 過去と未来が混在している 生き続けたなら,必然的に 変身した.みっともないと 世界である.つまり様々な 辿る自分の姿である.昔, 蔑んだ姿に置き代わった. 人々の姿は,未来の自分の ハゲを見て,みっともない 五体満足な状態は,極めて 姿を象徴している.痴呆, 外見だと感じた.そこには 微妙なバランスの上でのみ 半身不随,癌で声帯切除と 俺様は,絶対にハゲないと 成立している.ほんの少し 俺様に当て嵌まる恐ろしい 勝手な思い込みがあった. 狂いが生じただけで,突然 未来がある.       でもハゲた.       障害を持つ.      


 ハゲは障害ではないが,  必然的に辿る老化の道は              出来れば避けたい症状には 全ての生物に平等である.              違いない.周囲に見られる どういう老後を迎えるのか              様々な老人の姿は,やがて 自分の自由にはならない.              自分自身に訪れる現実的な 突発的に病魔に侵されて,              姿なのである.自分とは, こんな筈ではなかったと,              結局,ありふれた生命体の 自らの宿命に遭って初めて              一つである.       自分を悟る. ** 悪魔 **              ・目次に戻る