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バラム川中流でプナン人が新たな林道封鎖を開始〜伐採会社はブルドーザー80台で操業
ブルーノ・マンサー財団2006年6月20日ニュースリリース
マレーシア・サラワク州のバラム川中流にあるバ・アバン村(地図参照)のプナン人たちは、伐採会社インターヒル社の活動を食い止めるために、林道封鎖を設置した。プナン人情報筋によると、プナン人たちは2006年6月16日にバリケードを設置し、自分たちの土地で働いていたインターヒル社従業員からチェーンソー2つを没収したという。この地域では2002年以来、はじめての道路封鎖である。
バ・アバン村のプナン人たちは、村の集水域での伐採を止め、共有林に侵入しないようインターヒル社に再三要請してきた。2006年2〜3月に村人は、インターヒル社と何回か話し合いをもったが、同社経営者はプナン人の懸念に配慮することを拒んだ。プナン人によると、「当社は政府から有効な伐採許可を得ているので、あなたたちの言っていることにかまう必要はない」と、同社マネージャーがはねつけたという。同地域の大部分は既に90年代に伐採されており、インターヒル社による2回目の伐採が行われている。今行われている伐採は、プナン人たちの生活にとって脅威となっており、長期的には土砂崩れや土壌浸食、洪水など深刻な環境破壊を引き起こす可能性が高い。
バ・アバン村の村長、パナイ・イランさんは、国際社会に支援を要請した。「インターヒル社はバラム川中流で、80台のブルドーザーを使って操業している。我々の川の水を汚し、残された最後の森林を破壊している。夜もブルドーザーのせいで眠れません。」と訴えた。
インターヒル社は、サラワク州ミリ市に本社を置くマレーシア企業である。サラワク州で最も強引な操業を行う伐採会社の一つとして、知られている。森に住むプナン人は、残された原生林と、先住民族としての慣習的な権利とを守るために、20年以上闘ってきた。サラワク州政府が彼らの権利を認めてこなかったことは、同州の脆弱な人権政策を、さらに疑わしくしている。特に政府の土地政策は、地元NGOや野党政治家から、常に非難されてきた。