- Q
- 「サラワク」って何ですか?
- A
- 聞き慣れない言葉ですが、「サラワク」とはマレーシアの一つの州の名前です。ボルネオ島というと知っている人が少し増えるかも知れませんが、「サラワク」州はボルネオ島の北西部に位置するマレーシアで一番大きな州です。地図帳を開いてボルネオ島を探すと、きっと見つけることができると思います。
- Q
- なぜ日本にあるSCCがサラワク州の問題にスポットを当てているんですか?
- A
- 世界人口のたった2%の日本は、世界一の熱帯木材輸入国です。面積や人口では小さな日本ですが、世界中で貿易される丸太の約4割、加工品の約3割を日本だけで輸入しています。一見、日本と関係のないサラワク州ですが、その日本が一番多くの熱帯材を輸入しているのがサラワク州なのです。驚いたことに、同州で伐採されて輸出されている熱帯材の約半分が日本にきています。サラワク州の熱帯林は年々減少を続けており、資源の枯渇が深刻な問題になっています。1990年台前半にはサラワク州の森林伐採で生活の場を脅かされた人々が窮状を訴えに来日しました。それら森に生活を営む人々は先祖の土地で森林伐採を止めるため林道封鎖をするなど、必至に活動をしていますが、これまで600人以上が逮捕されています。このように、サラワクの森林破壊に対して日本は大きな責任を負っています。日本の人々が浪費的であり続ければサラワクの森は無くなってしまうでしょう。
- Q
- 熱帯材はどんな用途に使われているんですか?
- A
- 日本にやってきた熱帯材の約半分は建築・土木などに使われ、約3割が家具などに使われています。100年かけて育った大切な木でも、コンクリート型枠(コンクリートを固める時使う枠)になっては2〜3回で使い捨てられたり、家具になっては引っ越しの度に捨てられたりしています。住宅となっても、20数年もすれば建て替えられてしまう場合がほとんどです。
- Q
- 森がなくなって困っている人がいるんですか?
- A
- サラワク州の熱帯林には森に依存して生活を営む人々がいます。それらの人々は先祖代々、森の動植物を上手く利用して森と共に生活をしてきました。しかし、熱帯林の伐採はそれらの人々の先祖伝来の森で何の断りもなくおこなわれることが多く、お墓までもが伐採用の道路に踏みにじられることがあります。特にプナンと呼ばれる民族の人々は森から動物や果実を、川から飲み水や魚を得て生活していましたが、伐採の影響で川は汚れ、動物や魚が採れなくなり、生活するのが難しい状況に追い込まれています。森に住む人々は伐採を止めるよう政府への申し入れなどをしましたが、事態は一向に改善されず、1987年4月、とうとう彼らは伐採道路の封鎖に踏み切りました。伐採反対の活動をしたためにこれまで600人以上が逮捕されてきました。しかしその後も伐採は続いています。
こうした状況は民族や地域によって様々ですが、多くの人々が、大切な森林や土地に対する権利を無視されていることに抗議しています。
- Q
- SCCはサラワク州での活動はしているんですか?
- A
- 毎年、1〜2ヶ月程度の調査にはいっていますが、基本的には現地の活動は現地のNGOに任せるという姿勢をとっています。SCCの中心的な使命は、熱帯林や先住民族の生活破壊の原因となっている『日本での大量消費』のスタイルを変えていくことにあります。また、これが私たち日本の市民に託された責任でもあると考えています。こうした考え方から、SCCでは現地との連絡を密にしながらも、こちらからサラワク現地の活動に手を出したり、植林をしにいったりということは要請がない限りはしていません。
- Q
- 私ができることは何ですか?
- A
- 日本の市民としてできることはたくさんあります。まずは、手っ取り早いところでは、自分の身の回りの浪費をやめるよう努力することです。また、こうした問題を知らない人たちにも伝えて、こうした取り組みを広げていくことも重要です。一人では小さい効果も、輪が広がれば大きな成果が期待できます!SCCが発行している「家具から考える熱帯林」などが参考になるでしょう。
地域でできる活動としては、あなたの住む地域の自治体に公共事業での熱帯材の消費を減らす/止めるよう働きかけることがあります。今までに多くの方が地域の自治体に手紙を書いたり、直接話しをしにいったりした結果、現在では全国で150以上の自治体が熱帯材削減の方針を発表しています!
- Q
- SCCでボランティアをしたいのですが
- A
- SCC事務局は、メールマガジンを通じて、ボランティア情報などを希望者に流しています。もしEmailを持っているのなら、それを登録しておくと、ボランティア情報が送られてきます。内容を見てできそうなものがあったら事務局に連絡をして参加して下さい。勿論、参加するかどうかやメールマガジンからの入退場は自由です。メールをお持ちでない方には電話で連絡させていただいています。ご希望の方は事務局までご連絡下さい。
- Q
- 会員になるにはどうしたらいいんですか?
- A
- 会員募集のページを見て、手順通り入会手続きをして下さい。会費の振り込みが確認され次第、ニュースレター(季刊)やセミナーのお知らせなどが送られてきます。SCCの活動は会員の皆さんからの会費や寄付によって資金的に支えられています。1日約14円の熱帯林保全をしてみませんか?
- Q
- 会員になると何があるんですか?
- A
- SCC会員の会員にはサラワクの熱帯林、森に住む先住民族の状況、日本の熱帯林問題への対策の進展、SCCの活動などをお知らせするニュースレター「サラワク・アップデイト」(季刊)が届くほか、セミナーや講演会などのイベントのお知らせが届くほか、セミナーや販売物、貸し出しの割引/招待特典もあります。
また、2000年1月〜12月の会員拡大キャンペーン期間中に新規入会/継続をしてくださった方には、販売資料が10冊まで無料で注文できる特典がついてきます(対象になる資料は会員募集のコーナーでご確認下さい)。この機会に会員になって、サラワクについていろいろ調べてみませんか?
- Q
- スタディーツアーはやっていないんですか?
- A
- 96年以来、SCCではスタディーツアーを開催していません。今後の予定は未定ですが、将来的には再開する可能性もありますので、興味のある方はホームページなどを定期的にチェックしていて下さい。
もっと知りたい方は・・・ 事務局までメールを!
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