お気楽・極楽・お遊びの会

[全景]
鏡筒、架台、三脚等、様々なメーカーの組み合わせです。移動観望を目的としている為、軽量化を心がけています。総重量は6〜8Kg程度でしょうか。移動用としては限界に近い重さです。
[対物レンズ]
左から65mmAch、100mmAch, 76mmEDレンズです。Achはアクロマート(色消し)レンズを示しています。EDレンズの方が色収差、高倍率時の解像度において優れています。 撮影を考えているのであれば、迷うことなくEDレンズを選択するべきでしょう。BORGの特徴として対物レンズが交換できるということがあげられます。他のメーカーにはない仕様です。 不利な点もあるとは思いますが、対物レンズのみの購入で性能をあげることができるのはありがたいです。
[接眼レンズ]
VIXENのLVシリーズを利用しています。アイレリーフが長く、瞳径が大きいのでCCDの小さいデジタルカメラでも撮影がしやすいと思います。専用のデジカメアダプターも発売されているので 光軸調整も不要な点もあります。
[三脚]
SLICK製の三脚ですが、丈夫なものです。本来○万円はするものなのですが、雲台抜きということで安く手に入れることができました。雲台がわりに水平検出を行うものを 取り付けてあります。万が一、固定が解除されても自由雲台ほどの稼動範囲がないので安全です。
[赤道儀]
タカハシ製のスカイパトロールIIです。本来はもっと小型の望遠鏡を載せるためのもので剛性は不足気味ですが、BORG76程度であればなんとかなります。なにより軽いのがメリットです。ウェイト含めても2,300gしかありません。 ドイツ式ユニットを外すし、フォーク式にすることでさらに軽く(1,350g)することができます。持ち運びには便利です。別売りで極軸望遠鏡もありますが、付けていません。
[双眼鏡]
笠井トレーディングから発売されているワイド・ビノです。倍率は2.3倍と低いのですが、実視界が28度もあるため、星空を眺めるにはとても便利です。ほとんどの星座が丸ごと視野に入ってくるので、導入支援用に利用すると いいでしょう。ポケットに簡単に入るくらい小型なのに口径は40mmあります。おすすめです。
[光害カットフィルター]
ミザールから販売されているものです。水銀灯などの波長の明かりを大幅にカットし、都会の明るい空の下でも星団、星雲のコントラストを向上させます。とはいえ本来の星の明かりも多少減少するため、 全体的に暗くはなります。もっとバンド幅の小さなフィルターもありますので、目標が絞られている場合には効果が大きいはずです。
[赤道儀設置補助]
本来は極軸望遠鏡を用いて北極星を基準に設置を行うのですが、明るくて見えない、障害物があり見えない場合は方位と角度から設置を行うしかありません。角度を求める装置はホームセンターで購入できるものです。
[デジカメ接続リング]
直焦点撮影アダプターの一部に43mmネジが切ってあることを利用して接続しています。LVアイピースのゴム見口を折り返してはめ込むことで固定することが可能です。ネジは付属のものでは短いので径4mm、長さ15mmのもの に交換してあります。43mmのフィルターネジが切ってあるデジカメはオリンパスのC2020ZoomやCASIOのQV8000等があります。
[天頂ミラー]
屈折望遠鏡ですと天頂付近の観望が大変になります。そこで天頂ミラーを利用して光路を90度曲げて見やすい姿勢に持ってくるほうが良いでしょう。これは笠井トレーディング製の2インチ天頂ミラーです。 31.7mm用の変換アダプターが付属しています。

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