cam_camera.gifコンパクトカメラデジタルカメラのお勉強> T VS Digitalファーストインプレッション

title.jpgT VS Digitalファーストインプレッション


お散歩撮影 ▲ページトップ

 初めて買ったデジカメ(おもちゃデジカメを除く)がこれ。カタログスペックなどはメーカーサイトを参照してくだされ。

 2004/4/17夕方〜4/18にテスト撮影をやってみました。ファームウェアはバージョン1.01。

携帯方法

westbag.jpg これまで、カメラクリップを使い、右腰にカメラを提げるというスタイルをとっていた。しかし、背面に液晶やスイッチ類が並んでいるデジカメでこれをやると、カメラクリップ自体が操作のじゃまになるし、液晶などがベルトにこすれてなんかヤバそうである。

 今回はフジヤカメラで購入したバッグ(肩から吊すことも腰につけることもできる)を使って腰に固定。

 このバッグはどうも分厚すぎてなじめそうになく、この後も携帯方法には工夫が必要そうだ。

バッテリーの持ち

 専用のリチウムバッテリを使う方式で、乾電池は使えない。バッテリーの充電には6時間かかる。別売りのバッテリーチャージャーなら3時間で完了。

 バッテリーを満タンにして7時間ほどお散歩撮影。撮影の時だけスイッチオンにして、撮影が終わったらスイッチオフ、という使い方で64コマ撮影した。36枚撮り2本弱である。フラッシュはいっさい使っていない。帰ってくると、バッテリー表示はまだ満タンのまま。

 スイッチを入れるたびに鏡胴が伸びたり縮んだりして、ずいぶんバッテリーを消費するんじゃないかと思ったが、それほど心配することはなさそうだ。カタログスペックでは260枚撮影(フラッシュ50%使用)できるとある。

 「DISPLAY」ボタンで液晶を消したまま光学ファインダーで撮影するという機能がついている。バッテリーが節約できるありがたいモードだ。ところが、スイッチが入っているときには鏡胴がにょっきり伸びているので、どこかにぶつけないかとかなり不安だった。

 結局、その都度スイッチを入れたりOFFにしたりで撮影。ディスプレイを消したままの連続撮影ということはなかった。この機能、使う人には便利だろう。僕には用のない機能なのかも。

操作性

 スイッチとメニューの関係がわかりやすく、操作性についてはかなり練られてているようだ。マニュアルを読んでいないのに、とまどうようなことはなかった。もっとも、ホワイトバランス、ISOはオートにしたまま、撮影モード自体もプログラムで通したので操作する場面がほとんどなかった、ということもある。

 スイッチを切ると、軍艦部にあるモノクロ液晶も表示が消えてしまい、バッテリ残量や残り撮影枚数(目安)の表示が消えてしまう。これは改良してほしい。

 起動は遅い。カタログでは4秒ということになっている。測っていないが、そのくらいだろう。

 さらに、合焦も遅い。シャッターボタンを半押しにしてから、合焦LED(緑)が点灯するまでたっぷり1秒ほどかかる。撮影準備完了までの4秒というのもかなりいらいらさせられるのに、さらに忍耐を強いられるのである。次の機種ではスピードアップが急務である。

 おかげで猫を3匹ほど撮り逃がした。

F値について

 絞り優先機能があるので、最初はこれで撮影しようと思っていた。ところが、F2.8〜F6.7しかないのを見て、被写界深度が35mmフィルムとは違うんだということに気がついた。ここは無理せず、お勉強は後回しにしてオートで撮影することにする。

データをパソコンへ ▲ページトップ

 カメラからパソコンにデータ転送する。付属のUSBケーブルでカメラとパソコンを接続。

 パソコンはMacintosh PowerBook G3(1999年モデルLombird/Bronze keyboard)である。ずいぶん古いなぁ。今調べてビックリした。5年前じゃん。パソコン側のUSBは1.x。

 カメラ側については取説にもUSBという表記があるだけなので、カメラ側も1.xの公算大である。大容量の画像を転送するにはUSB1.xではちょっとつらい。64コマ、約127MBを転送するのに10分近くもかかってしまった。FireWire(IEEE1394)対応のメモリカードリーダを買うべきか?

 あ、OS 9.x以降ならUSBドライバのインストールは不要。標準で入っているドライバでちゃんと認識できる。T VS(D)のスイッチを入れ、USBケーブルでMacintoshにつなぐと、それだけでT VS(D)がSDカードリーダーの役を果たし、デスクトップに「名称未設定」という名前のドライブが現れる。後はハードディスクやCD-ROMなどと同じように普通のドライブとして扱えるので、フォルダを開いてコピーすればいい。

撮影結果 ▲ページトップ

 以下、実写を元に感想なんぞを。ただし、何しろはじめてのデジカメ。比較対照するデータを持たない(逆に、この後僕の中のデジカメの基準はこれになるんだろう)ので、的はずれなコメントがあってもご容赦願いたい。

 撮影時、JPEGの設定はファインとノーマルの2段階のみ。すべてファインで撮影。できあがったJPEGにはsRGBのカラーマネジメント情報が埋め込まれていた。画像の閲覧はPhotoshop7.0。

 添付した撮影データは、PhotoPathfinder 1.2.8.1 ClassicでExif情報を読みとったもの。「露出補正1.00」となっているが、実際には補正していない。

 液晶画面で色味を見るのは怖いので、CRTディスプレイで表示させて判断した。以下の画像にはカラープロファイルが埋め込まれているが、Windowsでは色が濃くなるかも。自信なし。

 ファイル名について。オリジナルは「KICX0001.JPG」という感じで連番がふられる。AppleScriptでユーティリティを作り、ファイル情報を取得して年月日時分秒を「KICX」の代わりに頭につけるようにしてしまったので、オリジナルのファイル名とは異なっている。(この後、ユーティリティをバージョンアップしたので、名前の付き方は現在では変わっている。)

 ネットスケープでご覧の方は、表示色をフルカラーにしてください。もしグラデーションがガタガタの場合はIEにするか、ディスプレイの表示色をフルカラーにするといいです。

輪郭ノイズ/20040417061224_PM0026.jpg

・このように輝度差が大きく、シルエットになるような場面では、輪郭部分に縁取りされたようなノイズがでる。

 下は街灯の部分。

20040417_26_1.jpg

・また、街灯が曲がっていて、樽型の収差も分かる(斜めに見えるのはディストーションのせい)。

sum_20040417061224_PM0026.jpg
JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:1,957,888 バイト(1,955,731 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 0:00:22 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 0:00:30 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 12:00:22
露出時間:1/350 秒
Fナンバー:F 6.7
標準プログラムAE
ISO感度:80
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 12:00:22
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 12:00:22
露出時間:1/415 秒
絞り値:F 6.7
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離: 7.3mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:風景
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

解像度/200404180000022_PM0030.jpg

・このカットの色味はこっくりしていてなかなかツァイスっぽいが、銀塩ならもう一回り濃くでそうだ。色味に濁りがあって気になるところ。

・周辺光量の低下は感じられない。う〜ん、これはいい。

・右の画像をクリックすると生データが表示されます。ただし、1.4MBありますのでご注意。

200404180000022_PM0030.jpg

・解像度はそれほどではない感じ。下は画面左の木の枝の部分。もやもやとしてしまっている。
 ただ、銀塩でみられるような、「中心でぴしっとしていて、周辺でもやっとする」ということではなく、全体にもやっとしている。こーゆーもんなのかな。

画面左の木の枝

 ふと思いついてPhotoshopで「自動レベル補正」をかけてみました(下)。色の濁りはレベル補正でだいぶ取れるようです。建物の壁とか緑の色とか、だいぶ違って見えます。でも、この緑はわざとらしいな。うむむ。

sum200404180000022_PM0030l.jpg

・解像度の比較用に、自作している写真集「MARKING BOOK121はなはな」の中から、やはり遠景の木の枝の部分を取りだしたものが右。使用機種はT VS(銀塩)。写真自体は夕景なのでくらっぽくなってます。

 上の枝と比べると、1本1本がはっきりしていることが分かる。こういうのを皆さんが「デジカメっぽい」と表現している部分なんだろうなぁ。

 空の色も上と比べると濁りがなく、クリアな感じ。

sum_20021218_9_31TVS.jpg

20021218_9_31TVS_1.jpg

この画像データは、リバーサルをフィルムスキャナ(ニコンLS-1000)で読み込んでデジタル化したもので、シャープネス(空にノイズが出ているところからおそらく強)をかけてあります。ピクセル数は2178×1437あります。
 オリジナルはPhotoshopデータですが、JPEGに変換しましたので興味のある方は左の画像をクリックしてください。2.1MBあります。

JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:1,957,888 バイト(1,955,731 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 0:00:22 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 0:00:30 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 12:00:22
露出時間:1/350 秒
Fナンバー:F 6.7
標準プログラムAE
ISO感度:80
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 12:00:22
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 12:00:22
露出時間:1/415 秒
絞り値:F 6.7
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離: 7.3mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:風景
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

光に追従/20040418011936_PM0044.jpg

・影になって暗い部分の撮影なのに、しっかり写っている。デジカメってえらいなぁ。

 ホワイトバランスをオートにしていたおかげなんでしょうね。

 銀塩なら+2くらい補正しないとこんな絵にならないはず。

・つぶれるだろうと思った奥の梁もちゃんと写っている。

sum_20040418011936_PM0044.jpg
JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:1,822,720 バイト(1,822,607 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 1:19:36 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 1:19:44 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 13:19:36
露出時間:1/60 秒
Fナンバー:F 2.8
標準プログラムAE
ISO感度:125
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 13:19:36
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 13:19:36
露出時間:1/68 秒
絞り値:F 2.8
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離: 7.3mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

偽色が出る/200404180243000_PM0049.jpg

・右上の木の葉、左やや下のお盆のあたりに偽色がでている。
20040418_49_2.jpg
20040418_49_1.jpg
sum_200404180243000_PM0049.jpg

 瓦が白く飛んでますね。このあたりは限界かな。

JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:2,424,832 バイト(2,422,971 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 2:43:00 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 2:43:06 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 14:42:58
露出時間:1/125 秒
Fナンバー:F 2.8
標準プログラムAE
ISO感度:100
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 14:42:58
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 14:42:58
露出時間:1/119 秒
絞り値:F 2.8
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離: 7.3mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

太陽を入れる/20040418052348_PM0063.jpg

・太陽を画面内に入れたカット。

 ゴーストはでていない。フレアもまあまあ控えめ。

sum_20040418052348_PM0063.jpg
JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:1,904,640 バイト(1,902,698 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 5:23:48 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 5:23:54 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 17:23:47
露出時間:1/90 秒
Fナンバー:F 3.3
標準プログラムAE
ISO感度:100
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 17:23:47
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 17:23:47
露出時間:1/103 秒
絞り値:F 3.5
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離: 7.3mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

暗くてもがんばる/20040418062614_PM0084.jpg

・銀塩なら確実に手ブレしている場面。う〜ん、すごいなぁ。いいなぁ、デジカメって。 sum_20040418062614_PM0084.jpg
JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:2,461,696 バイト(2,459,285 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 6:26:14 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 6:26:20 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 18:26:12
露出時間:1/8 秒
Fナンバー:F 4.0
標準プログラムAE
ISO感度:160
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 18:26:12
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 18:26:12
露出時間:1/6 秒
絞り値:F 4.3
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離:17.5mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

望遠撮影/20040418053620_PM0072.jpg

望遠側を使った作例がひとつもまだでていないことに気がついた(^^; 

 あらためて見直してみたが、恐ろしいことに望遠で撮ったものはろくな写真がない。おまけに手ブレっぽい。くくぅ。デジカメになってもこの悪い癖は直らないのね。

 そんなわけでこれもちょっと手ブレっぽい。1/20じゃ、やってるな、これは(;_;)

 あ、焦点距離が約22mmなんで、1/30あれば一応手ブレの危険はないんだろうと考えてます。違うのかな? 1/20というぎりぎり領域では、僕の場合心許ないです。

 生データをアップしておきます。1.9MBあります。

sum_20040418053620_PM0072.jpg
JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:2,088,960 バイト(2,085,161 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 5:36:20 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 5:36:26 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 17:36:20
露出時間:1/20 秒
Fナンバー:F 4.8
標準プログラムAE
ISO感度:160
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 17:36:20
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 17:36:20
露出時間:1/24 秒
絞り値:F 4.8
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離:21.9mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

マクロ撮影/200404180000626_PM0032.jpg

・マクロ撮影の例。一見白飛びしているように見える部分も、よく見るとしっかり色を残していて、なかなかがんばっている感じ。いいではないですか。

・使ってみて気がつきましたけど、マクロにするとワイド側固定になります。これは惜しい。

 そろそろ生データはキツイので、中央の花の部分だけアップしておきます。152KBあります。

sum_200404180000626_PM0032.jpg
JPEGファイル
2560x1920
PictureViewer 書類
データ:2,117,632 バイト(2,115,332 バイト)
作成日:2004年 4月 18日 日曜日 0:06:26 PM
更新日:2004年 4月 18日 日曜日 0:06:34 PM
画像タイトル:
製造:KYOCERA
形式:CONTAX Tvs Digital
ソフトウェア:CX-Tvs Ver 1.01
日付と時間:2004:04:18 12:06:25
露出時間:1/250 秒
Fナンバー:F 4.7
標準プログラムAE
ISO感度:80
Exif:2.20
元の日付と時間:2004:04:18 12:06:25
デジタル化時の日付と時間:2004:04:18 12:06:25
露出時間:1/222 秒
絞り値:F 4.9
露出補正:1.00
開放F値:F 2.8
測光方式:中央重点測光
フラッシュ未使用,強制非発光モード
焦点距離: 7.3mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

歪曲収差/20040421021448_PM0003/4.jpg

・追加テストである。適当な建物がなかなか見つからず、半分直射日光、半分日陰という変なテストになってしまってすみません。

 上が広角側で樽型が分かります。下は望遠側で、かすかに糸巻き型かな? というくらい目立った収差はありません。

sum_20040421021448_PM0003.jpg
sum_20040421021458_PM0004.jpg

撮影したコマを眺めていて

 画面がなんかテレビっぽいなと思ったら、縦横比が4:3で、銀塩とだいぶ違っている(TVは4:3よりやや横長だと思いますがよく判りません)。このあたりは絵作りに影響しそうだ。実際、ファインダーの縦横比も35mm版とは異なってますし。ファインダーを眺めているとなんか横に寸詰まりに感じてしまい、左右の遊びというか、自由度というか、開放感がない。絵の「流れ/向き」を作るのに十分な余地がないように思う。このあたりのお話はT VS(D)に限ったことではないと思うので、別項で書きたいと思います。

 プリントするときは上下をカットする公算が大きいです、僕の場合。このカメラの光学ファインダーの視野率は83%だそうですから、見えているところを絵にするつもりで撮れば何とかなるでしょう。

 ツァイスらしいこっくりした色調の写真と、あっさりとしたフツーっぽい写真と半々くらい。ホワイトバランスやCCDの感度を調節することでいろんな光に対応できて、それが同時にこうしたばらつきのある結果を生むんでしょう。よくわかんないけど。

 ホワイトバランスは太陽光に固定しておいて、露出補正で補正する、という撮り方の方がテスト撮影にはマッチするんではないかと遅蒔きながら気がつく。

 銀塩に比べて色味の濁りが気になってしまう。デジタルなんだからいじればいいんですけどね。現時点では銀塩に比べると画質的にはやはり見劣りする、というのが正直な感想です。

 発売されて丸1年も立っている機種ですから、中味は2世代くらい古くなっているでしょう。歪曲収差はレンズの問題だからしょうがないとして、輪郭に現れるノイズ、擬色についてはもうちょっと何とかならないだろうか。

 輪郭の不自然さはjpegの処理に関係していそうなので、ファームウェアのバージョンアップで対応して欲しいところ。掲示板で、「無料でファームウェアの書き換えをしてくれる(最新版のファームウェアは1.05とのこと)」という情報をお教えいただいたので、速くバージョンアップして結果を見てみたいです。

撮影データを眺めていて気がついたこと

 距離情報って記録されないんですね。ま、いいんですけど。

 ISOの自動設定は、暗いシーンでもISO160どまりで、ISO400どころか200にも達してません(ISO設定はオート)。画質優先ということなんでしょうね。

 データの項目に「撮影シーンタイプ」というのがあって、風景とか標準とか表示されている。カメラの設定には特にそういった設定項目はない。内部でなんかやっているんだろうな。

 F値がよくわかんないっす。35mm版と比べて被写界深度が深くなっているんだろうな、という見当はつきますが、どんな風に対応しているのか、わからんなぁ。

 ところで、このページのトップに掲載してるT VS Digitalの写真は、おもちゃデジカメのプチショットで撮影したもの。こちらは色味が浅い仕上がりになってしまった。

色の濁りについて ▲ページトップ

 その後1週間ほど持ち歩いて使ってみた。どうもホワイトバランスが気になるので、これを切り替えて撮影。

 すると、ホワイトバランスを太陽光に設定して撮ったものは色抜けがよく、色味に濁りはない。オートにしておくとなぜか色味が濁るようだし、微妙に色が異なる。スナップの時には太陽光に固定して撮影するのがいいようだ。

 PhotoshopのファイルブラウザでExif情報を見ると、いろいろなタグが表示される。このうち、「EXIF タグ 41987」というタグがホワイトバランスに関係しているようだ。オートにしておくと0となり、太陽光に設定しておくと1と表示される。ちょっとテストしてみたが、別に太陽光でなくても、他のホワイトバランスに固定すると1となり、固定しない(オート)と0になるようだ。

印刷結果 ▲ページトップ

 僕が使っているプリンタはエプソンのPM7700Cというけっこう古い機種です。なかなか故障しないので使い続けてます(^^; プリンタドライバ任せのプリントをしていて、色味はけっこうイメージどおりに仕上がります。

 プリント結果は予想以上にいい感じです。広角側より望遠側の描写の方がいい感じ。データで「どうもしゃきっとしないな」という場合は、プリントはベタッとしますね。このあたりは銀塩でも同様です。

 このページの作例で最初に指摘した遠景の木立は、やはりデータ通りベタッと仕上がりました。総じて細いものの描写に不満はありますが、全体としてはなかなかいいです。

 色味の濁りについては、プリントするとかなりとれます。ドライバがいいのか? あるいは印刷色の範囲をはみ出ているというだけのことかもしれない。ディスプレイで見ている色数の方が印刷した色より色数が多いんですよ、一般的に。

 データで見ていてなんかしまらないなと思っていた解像度。印刷してみると、いい感じ。データ上でくっきりハッキリするまでシャープにすると、印刷では画面全体が硬調に上がってしまう。これはこれで正解なんだな〜と思う。

バージョンアップ ▲ページトップ

 2004/5/7 仕事を抜け出し、京セラサービスステーションへ。ファームウェアを1.01から1.05にバージョンアップしてもらった。無料である。待ち時間は3分くらいだった。

 バージョンアップ後は、メモリカードへの書き込みスピードが若干速くなったようだ。ま、これはこれで助かる。撮影した後、すぐにしまおうとしても、カードへの書き込みが終わらないと鏡胴が引っ込んでくれないのだ。このスピードが速くなった、というのが僕にとってのメリット。早くしまえるってことですね。それだけですけど。


2005/3/18 ファームウェアのバージョンアップが窓口まで行かなくても自分でできるようになった。ただし、バージョンは1.05である。「CONTAX TVS DIGITALファームウェアダウンロードのご案内 」参照のこと。すでに京セラはデジカメから撤退を決めているが、売り上げ不振はこういうことが窓口に行かなくてはできないという不便さも手伝っていると思う。

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