War Bards

タイトル: WarBirds(評価バージョンは1.09r1)
発売元 : 米ICI games inc.
価格  : ¥0(フロントエンドは無料)

●このフライトシュミレーターについて
 WarBirds(以下WBと略す)は、米ICI games社が運営するマルチプレーヤーフライトシュミレーションゲームである。またWBは、世界初のインターネットをベースとしたゲームであり、米国ではそれまでのKesmai AirWarriorを凌ぐ勢いであり、連日盛況である。一般的なゲームとは異なり、ホストに接続することによって始めてこのゲームは意味を持つのである。ホストに接続して、強敵が乱舞する空に駆け昇りエースを目指すことがこのゲームの醍醐味である。惜しむらくは、米国−日本間のインターネットのトラフィックが最近非常に混雑しており、日本からではゲームを楽しむのに十分なスループットを得られないことである。だが、オフラインで一人で飛んでいても、このシュミレーターの空力モデルのすばらしさを、十分堪能することができる。Ver1.09からはオフラインでも敵機が出現し(1機だけでしかも無敵)、照準の練習などが容易になった。インターネット上で無料配布されているという点からも、入手しておいて損はないフライトシムであろう。ただし、このシュミレーターを楽しむためには、それなりのCPUパワーが必要である。筆者の8100/80AVでは、多数の敵機が画面内に現れると、てきめんに描画速度が落ちるが、オフラインで飛んでいる限りでは、それほどストレスを感じることはなかった。マシンパワーに劣る機種を使っている人は、Furballに近寄らない方が無難だろう(笑)

●米国のホストについて
 前記の通り、WarBirdsはマルチプレイに念頭をおいたフロントエンドという性格がきわめて強いものである。その真価は、やはりホストに接続して、多人数対戦を経験しないと理解できないであろう。ホストでは、月に2〜3度、ミニシナリオというイベントが催されており、実際の史実に基づいたシナリオに、一飛行兵として参戦することが出来る。スピットファイアに乗り込みナチスの手先を空から叩き落とすのもよし、マリアナの七面鳥撃ちを楽しむのもよし、いろいろな遊び方が出来る。
 気になるホストの料金だが、月$10の固定料金の他に、$2/時間の課金がかかる。支払いはすべてクレジットカードを使用し、オンラインサインアップでアカウントを取得する方式をとっている。

 具体的な接続方法は、

http://www.mindsprings.com/~Jrwolf/warbirds.html

 に詳しく解説されている。ここにはWarBirds for Macintoshについての最新の情報が随時アップされている。

 PCユーザーにはhttp://www.icigames.com/warbirds/WarBirdsがお薦めである。こちらはICI gamesのオフィシャルサイトであり、最新情報がいち早く掲載されるところである。WarBirdsに興味を持たれた方は、一度覗いてみることをおすすめする。

●必要なシステム
 Macintosh : 68040/33MHz以上の機種(PowerMac推薦)
        68K MacintoshはFPU必須
 DOS : 486DX-66MHz以上の機種
 Windows95 : Pentium 75MHz以上の機種(Direct Xサポート)

 以上各機種とも、最低でも8MBの空きメモリが必要である。

●使用できる機体
 F6F-5 , F4U-1D , P-51D , A6M3(零戦32型) , A6M5a(零戦52型)Ki-81la(疾風) , Bf109F-4 , Bf109G-6 , Bf109K-4 , FW190A-4 , FW190A-6FW190D-9 , Spitfire V , Spitfire IX , P-38F , P-38J , P-38LP-39D , SBD-5 , B-25H , B-25J , B-17G


ゲームの評価

●グラフィック  5点
 非常に美しいグラフィックであり、他のシュミレーターと比較してもきわめて優れた出来である。また、Ver1.09から機体の損傷に併せて、翼がとれたり煙を吹き出したりするようにもなった。これはオンラインでも敵機の損傷の状態が見えるということである。片翼を失ってきりもみに陥っている敵機を見かけたら、敬礼してあげよう :-P

●描画速度  3点
 PPCマシンであればオフラインでは問題ないが、オンラインで敵機の数が増えると非常に描画速度が落ちる。68kにはちょっと荷が重すぎるような気がするが。

●シュミレーター度  5点
 フライトモデルは非常に高度である。機銃の発射時の反動、プロペラ後流やジャイロ効果などもシュミレートされており、各機体ごとの特性もよく表現されている。初めての人には離陸すらも難しいだろう。

●総合評価  4点
 マルチプレイヤーという点を考えると、これだけのシュミレーションを実現したのは驚きに値する。ぜひ、個人向けのホストプログラムを発売して欲しい。

●対戦機能
 1対1の直接対戦はサポートしていない。対戦機能はすべてホストに依存する。だが、近日中に8人ほどで対戦できる追加モジュールが発表されるという噂もある。

●その他
 WBの特徴として、プログラムのアップデートが頻繁に行われる。
 こまめにICI gamesやWolfのWarBirdsページなどのHPをチェックした方がいいだろう。

この項、goose。

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