TOP LANDING

名前 :TOP・LANDING
メーカ:TAITO
種類 :アーケードゲーム

紹介 :アーケードゲーム唯一のFlightSim。数種類(たしか9か12)の実在する空港を選択し、実在する旅客機を操縦して着陸し、得点をきそう。プレイやーは、練習機からはじまり、面をクリアしていくと、最終的にジャンボを操縦できる。滑走路、景色は実在の空港をモデルとした3D画像。それぞれの(福岡とか東京とか)の空港の特徴を良く示している。面をクリアする(無事に着陸する)と、侵入経路の記録を表示してくれて、評価得点がでる。オーバーラン、過大な降下速度、ILSからの逸脱などは、減点となる。着陸を繰り返し、面が進むにつれ、機体が大型化し、風も強くなり、(しかも風は強さ、向きが刻々かわる)難しくなる。天候、時刻も面で異なる。筐体は可動式筐体で、プレイやーは筐体の中に乗り込み、外部とは遮断された状態でプレイできる。機体が傾くと、筐体も動く(^^)。コクピットにはセスナ式の操縦幹と、スロットルレバーがある。ただし実機と異なり操縦幹、スロットル共に前後ではなく上下に動かす。正面に投影式のディスプレイがあり、景色と計器が表示される。筐体の外には、ギャラリー用のモニタも用意されている。評価 :ラダーはないが、スロットルにたいする機体の反応や、気象状態の再現、機体の大きさの感じ等をきちんと実感できるので、ゲームセンターのゲームには不相応なくらいFlightSimしてます。英語音声による警告音や、着陸時のスチュワーデスのアナウンスなど雰囲気もなかなか盛り上げてくれます。アーケードでは比較対象がないので、アーケード部門では当然最高の評価でしょう(^^;。

 TAITOのTOP LANDINGはいまでも花巻空港の送迎デッキで現役で動いております。
 見た感じかなり難しそうで、そこそこ動かせるようになるまでには結構100円玉を費やしそうだったので、あまり乗ったことはないです。(^^;;

 ずっと以前にも一時PATIOの方でも話題になりましたが、このTOP LANDINGはもともとパソコン用の"THE COCKPIT"というランディング専用シムの焼きなおしでして、このソフトがフライトシム初体験という方が結構いたと記憶しています。

 ちなみに私もそのひとりでして、17、8年前に当時の月刊I/Oに日立ベーシックマスターレベル3用のマシン語プログラムのダンプリストが掲載されたのを手入力で打ち込んで遊んだ覚えがあります。面白いけれど非常に難しかったです。その後人気を博してPC8801や9801などに移植され、行き着いたところがTOP LANDINGという訳です。
 98を見限った今でも、"THE COCKPIT"の5インチディスクは後生大事に持っています。

 "The Cockpit"は、最初に日立ベーシックマスター・レベル3(CPUは6809)用のプログラムとしてデビューし、その後NECの88/98シリーズやシャープのMZシリーズ用などに移植されましたが、いかんせん当時のパソコンたちは殆どのものが8bit、良くても16bit程度の性能しかありませんでしたので、作者の方はCPUの画像処理負担を最大限に軽減するために夜間着陸のみのシミュレートを行うという工夫をされていました。それで当時の非力なマシンでも非常にスムーズに動いていたのを記憶しています。

 スペック的には、日本の主要な空港に着陸することができ、機体も初心者が操縦しやすいテスト機からB747まで幅広く(今思えば)とても楽しめる内容でした。また空力的なシミュレートも素晴らしく、横風が吹いているときのB747での着陸など何とも言えないほど難しかったです。しかしキーボードでの操作しかできなかったので、まともに着陸できたことなど数えるほどしかありませんでしたが、それでもうまく着陸できたときには非常に満足感の得られるものでした。数少ない国産フライトシムとしてその後も成長してくれていれば、H.P.C.J.のメンバーも十分に満足させてくれるような玄人受けするシムになっていただろうと確信しています。流れが途中でついえてしまったのが返す返すも残念でなりません。

この項、RedTailCat、Surgeon。

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