Hellcats & Leite Gulf

 Hellctas Over The Pacific

 同追加ミッション:Mission at Leyte Gulf
(1996.7の最新バージョン 1.02 / Leyte 1.01 但しアップデーターによる)

●発売元
 GSC(GRAPHICS SIMULATIONS Co.)

●価格(追加ミッションのLeyteは確認できなかった)
 輸入物なので一定ではないが、96.1月に某店で¥5,700
 オムニバスのセットでうまくいけば、他のゲーム込みで¥5,000位(但しこの場合、マップ、マニュアルは簡易なものとなる)

●このフライトシミュレーターについて
 このシムはF/A-18 Hornetを世に出した、GSC社の昔の作品で、1991年のものなので、MAC II兄弟をはじめ、LC,SE30,Classic2などのマシンでも十分作動する。
 システムは6.0、68020CPU以上であるが、256色カラーをサポートしている。なんと、追加ミッションを購入すると、本体もアップデートされて、3モニター対応となる。これは凄い。(追加ミッションは1992年発売)
 作動は漢字TALK7.5.1の68040CPU機、同7.5.2のPM8500にて確認した。

 3モニターとは?解説しよう。MACは、グラフィックボードを増設すればモニターを3台つなげる機種がある(IIciや、クアドラ,7100から9500等)それを3台並べて大抵は左、正面、右のビューが同時に表示できるというまるでゲーセンの匡体のような秘技である。F/A-18にもこの機能あり。

 舞台はWWIIの太平洋戦線で、グラマンF6Fヘルキャットに乗り、大日本帝国海軍機動部隊を相手に、地上基地、空母より発進しゼロファイターや、敵爆撃機との空戦、爆撃や なんと追加ミッションでは敵空母への雷撃任務まである。
 親切なことにレーダまで付いているコクピットは、かなり実機とは違うもので簡略化され、キャノピーの枠もない。照準器もただの十字線である。 ただ、計器の針はきちんと作動し、非常に見やすく、わかりやすい。
 なんと言ってもこのシムの魅力は、浮遊感と爽快感、スピード感である。機体はスティックの動きに軽く反応し、敵機はぐんぐん迫ってくる。日本機の旋回は鋭く?気を抜けない。このシムでは我がF6Fもゼロやハヤブサと対等の格闘戦ができるのは嬉しいことと解釈しよう。

 急降下爆撃は比較的やりやすいが、雷撃任務は、低空を長時間まっすぐに飛ぶ必要があり、命中させるのは難しい。私は、空母を狙って、巡洋艦を撃沈した(^_^;
 敵対空砲火、爆撃機の銃座の狙いは正確で、少々つらいが、空母への爆撃任務や、敵爆撃機を迎撃したときは非常に爽快である。追加シナリオでのロケット弾乱射なんていうのは、凄く楽しい。(日本軍の陸上基地をボコボコにするとか。)
 日本機は空母に神風攻撃をするので要注意である。寮機も健闘はしてくれるのだが日本軍機は執拗である。空母が沈むとオンラインマップを見ながら地上基地への長距離飛行(簡単だけどね)が待っているので、死守しなければいけない。

●実機の性能

グラマンF6Fヘルキャット
 本来であれば、当のアメリカ海軍もそれほど期待していなかった機体ではあるが、インタークーラ付過給機搭載の、2000馬力エンジンを搭載し、程々の運動性能 ながら優れた防弾性能、高火力、新人パイロットでも扱い易い機体のため、優れた戦果をあげた。これは日本軍と、米軍の戦術思想の違いも寄与しているのであるが。
 史実でも、優れた爆撃能力をもち、1000ポンド爆弾2発、または5inchロケット弾6発が搭載できた。魚雷は搭載可能だが実戦では使用されなかったようだ。
 一部レーダー搭載およびオートパイロット付きの機体もあった。
*最大速度 603km/5280m 、275kts/sea 巡航速度 257km 上昇率 1067m/min
*実用上昇限度 11380m  航続距離 1754/2558(増槽)km

●シュミレーター世界の歴史背景
 第二次世界対戦の太平洋 1943年からの ソロモン諸島(オリジナルミッション)
 レイテ島周辺(別売追加シナリオ)


評価

●グラフィック 3点
 古いだけあって自機、敵機、空母とも簡単なポリゴンで、テクスチュア等は一切なし。コクピット表現もお粗末。追加シナリオディスクにアップデータが入っているが、それほど向上しない。地形、空は明るく奇麗ではある。
 各方向視点は、方向固定式だけではなく、ぐるりとパンニング式にできる。敵機は相当近づかないと目視しづらいのが欠点。地面の陰を見た方が発見しやすい場合がある。
 前述の通り、追加ミッションディスクで、3モニタ対応。(一度試す価値あり)

●描画スピード 5点
 あたりまえながら、68030CPUのマックでも十分速い。非常に快適。PCIマックでも作動確認。(8500)
 68030CPU/25MHZで、フルディテール可能であった。68040なら、トレビアーン。アクションゲームでいうところの、フレームレートがでているって奴ですね。最近のパワーマックなら”かくかく”は無いと思う。

●シミュレーター度 2点
 ラダーが使えるが、ゲーム性重視のせいか、簡単すぎるような気も。あまり忠実なシミュレーションはやっていないでしょう。空母着艦も非常に簡単。対空砲火の熾烈さは、リアルか??君は生き残れるか??

●総合評価 3点
 遊べる一本、というのが評価である。リアルなシムを求める方には向かないが、ツボは押さえてはいるので、リアルすぎるシムの合間に、またレシプロ機入門におすすめできる。(と思う)
 筆者は好きで、アメリカから特製Tシャツをインターネット通販で買おうか悩んでいる。

●対戦機能
 残念ながら、なし。

●リプレイ・フィルム機能
 最後のフライトを数十秒だけ見ることができる。訓練には殆ど役に立たない?

●ジョイステック対応
 ThrustMasterに標準で設定が入っている。快適に作動。ただドライバが2.0だとラダーが効かないのは何故?(昔のドライバなら問題なし)
 Gravis MouseStick IIにも標準で設定あり。快適に作動。2本使って片方をスロットルにする設定もあり。

●その他
 東京方面では、秋葉原、新宿でもまだ輸入版が店頭で売っているとの情報あり。英語マニュアルでも、平易な英語で私でも解る(^-^)
 アップデーター、ユーティリティが、GSCのホームページよりリンクされた、FTPに結構ある。
 日本語版簡易マニュアル付きは、アクティビジョン・ジャパンより発売されている、MACINTOSH BEST SELLERS COLLECTION に入っていた。(筆者はこれをゲット)英文版マニュアルの方が詳しいので結局訳すことになったが(^_^;

この項、GLITTER。

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