発売年月日:28Tiは1994/9、35Tiは1993/12
28Ti 定価:135,000円(生産中止 中古価格6.8万:97/10現在)97年販売中止
35Ti 定価:125,000円(実勢価格 万/中古価格5.5万:97/10現在)97/9販売中止
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| キーワード:301g〜400g 135フィルム 単焦点 AF(オートフォーカス) 高級コンパクト 生産中止 |
| 形式 | オートフォーカス35mmAEレンズシャッター式カメラ |
| レンズ | 28Ti ニッコール28mm/F2.8 5群7枚 沈胴式 35Ti ニッコール35mm/F2.8 4群6枚 沈胴式 |
| 撮影距離 | 0.4m〜∞ アクティブ測距方式オートフォーカス/マニュアルフォーカス(13段階)/遠景モード切り替え AFロック(シャッター半押し) ステップ数487(28Ti)、833(35Ti) |
| シャッター | 電子制御プログラム式 1/500〜2秒・タイム |
| 露出および補正 | 3D-6分割マルチパターン測光によるプログラムAE(プログラムシフト可能)/絞り優先AE 測光範囲2〜17EV 露出補正/±2EV(1/3ステップ) |
| フイルム感度 | DXコード対応 ISO25〜5000(1/3段階ごと) オートローディング、オート巻き上げ、オート巻き戻し |
| ストロボ | 内蔵固定式 低輝度時・逆光時自動発光、強制発光(最長1/4のスローシンクロ可能)、発光停止(最長2秒までAE連動)、赤目軽減機能 28Ti ガイドNo.8 充電6秒 連動範囲:0.4m〜4.4m(ISO100) 35Ti ガイドNo.9 充電6秒 |
| ファインダー | 逆ガリレオ方式採光式ブライトフレーム 28Ti 視野率82% 倍率0.35 35Ti 視野率85% 倍率0.5 |
| 電池 | CR123AまたはDL123A×1個 24枚撮り27本(50%ストロボ使用) |
| 大きさ | 118(幅)×66(高さ)×36(奥行き)mm(28Ti) 118(幅)×66(高さ)×36(奥行き)mm(35Ti) |
| 重量 | 315g(28Ti)、312g(35Ti) |
| その他特徴など | ・オートローディング・自動巻き上げ・巻き戻し ・セルフタイマーは電子式10秒 ・パノラマ途中切り替え デート(電池は本体共用) |
Tiシリーズは表示がすべてアナログ式ということで話題を呼んだ。
28Tiは1997年に生産中止となり、現在は35Tiも生産中止。28Tiの方が後発だから、28Tiの寿命は短かったことになる。
カタログには現れていないが、28Tiには35Tiから改良された点がいくつかある。一番大きな点はもちろん28mmになったことだが、使い勝手の上ではストロボ(Nikonではスピードライトという)スイッチがボタン式からスライド式になったことである。35Tiのボタンは小さくて押しづらいが、28Tiはスライド式で操作ははるかにやりやすい。
外見で言うと、35Tiはシルバーだが、28Tiは黒いボディだ。
機能的には高級コンパクトカメラの中でもピカ一だと思う。対応できる範囲の広さは、このカメラにかなうものはない。さらに、逆光でも露出補正が必要ないほどだという測光性能にも定評がある。にもかかわらず、おそらく高級コンパクトカメラの中で最も話題にならなかった商品でもあるだろう。
原因の一つはアナログ表示方式という点があると思う。これはかなり好みの分かれるところだ。デジタルの方が分かりやすいものもあるのに、すべてアナログにされてしまっている。
次に、35Tiの操作性の悪さがあげられる。前述のスピードライトのスイッチがその最たるもので、28Tiにも引き継がれたコマンドダイヤルとモードボタンの組み合わせによるセッティング方法にも問題がある。素早く切り替える必要のあるものとそうでないものは、当然セッティングの方法を変えるべきだと思う。例えば、パノラマスイッチはスライド式で独立しており、素早く切り替えられるようになっているが、その必要はあるんだろうか。逆にAFの切り替えはモードボタンとコマンドダイヤルを同時に操作する必要があり、AFではピントが合わないから素早くマニュアルに切り替えたいなどと思っても不可能なのである。
このあたりの整理はなっていない。これらの操作性の悪さが不評の大きな原因だと思っている。でも3D-6分割測光は魅力的だ。作例も見たけど、どうやったんだというぐらい逆光できれいに撮れている。28Ti、ほしい。
最近28Tiの中古をあまり見なくなってきた。ニコンはもともとマニアが多いから、いったん手にしたらなかなか手放さないという事情もあるだろう。価格は安定していて、市場に出てくれば6.5〜6.8万と幅が狭い。(98/4現在)
1998/11/26
ニコンお客様相談室に電話。35Tiのスピードライトスイッチを28Tiタイプに変更するサービスは現在まだ受け付けているとのこと(サービスセンターに申し込むこと)。サービスの打ち切り期限は決まっていないが、ご希望の方はお早めにどうぞとのことでした。
1999/6/2
コンパクトカメラ掲示板の常連さん、Mamoru Fujishiroさんが28/35Ti用の両吊り金具を製作されました。なかなか凝った作りです(^_^)
Mamoru Fujishiroさん、ありがとうございました。
資料メモ:「カメラ年鑑96/P197(日本カメラ増刊)」「カメラ年鑑97/P214(日本カメラ増刊)」ほか