発売年月日:不詳
| キーワード:301g〜400g 135フィルム 単焦点 マニュアル 生産中止 |
| モデル | 35、35ゴールド、35T、35TE、(クラシック※下記参照) | C35、B35 | 35S、35SE、35Sシルバー、35プラチナ(クラシック※下記参照) |
| レンズ | テッサー40mm/F3.5 | トリオター40mm/F3.5 | ゾナー40mm/F2.8 4群5枚 |
| 撮影距離 | 目測 (前玉回転式) 0.9m〜∞ 被写界深度スケール付き | ||
| シャッター | バルブ、 1〜1/500 | ||
| 露出および補正 | マニュアル 露出計内蔵(35Cを除く)で、追針式 | ||
| フイルム感度 | ISO25〜5000 マニュアル設定時は6〜6400 | ||
| ストロボ | ホットシューは底面にあり(クラシックを除く)。 | ||
| ファインダー | 逆ガリレオ式 倍率0.75 | ||
| 電池 | わからん | ||
| 大きさ | 99(幅)×68(高さ)×42(奥行き)mm(撮影時60mm) | ||
| 重量 | 355g | ||
コンパクトなカメラということでは見過ごすことのできないRollei35シリーズ。あまりにモデルが多いので、どれを買っていいやらわからない。ってことで簡単にまとめてみました。まとまった資料がなくて、あちこちの文献から断片的な記事を探して分類したのが上の表です。間違っていたらゴメンよ。
ほとんどのモデルは露出計内蔵なので、向かって左のダイヤルでフィルム感度設定/絞り設定、右のダイヤルでシャッタースピードを合わせる(上面のメーターまたはファインダー内のLEDで追針式に絞りを合わせる)。レンズはテッサー、トリオター、ゾナーの3種類(クセナー付きもあるという記事もあったんですけど…??)。シャッターボタン脇のボタンを押しながらレンズを引き出したりしまったりする。ただし、しまうときにはシャッターをチャージしないとロックボタンを押せないのでご注意。
●Rollei 35 1966年/11月 西ドイツ/シンガポール(中古価格5〜6万)
オリジナルRollei35。膨大なシリーズはこのモデルから始まった。カールツァイス設計・Rollei製造の40mm/F3.5テッサー付き。この後のバリエーションは、テッサー付きが高級品、トリオター付きが廉価版として位置づけられた。他にクセナー付きもあるらしい。よくわからないので上の表からは省かれている。測光素子はCdS。最初は西ドイツ製で、後は(1971年以後)シンガポール製。シャッターはバルブ、 1/2〜1/500。
なお、西ドイツ製は8万、クセナー付きは6万程度だそうです。
●Rollei C35 1969/10 西ドイツ/シンガポール(中古価格2.5〜3万)
RolleiB35と同時発売。レンズはトリオター40mm/F3.5でカールツァイス設計。唯一露出計のないモデル。シャッターはバルブ、 1/30〜1/500。
●Rollei B35 1969/10 西ドイツ/シンガポール(中古価格3〜3.5万)
Rollei35の普及型。レンズはトリオター40mm/F3.5、カールツァイス設計。測光素子はセレン。なぜかしらないが、表記にはB35と35Bがあったという。シャッターはバルブ、 1/30〜1/500。
●Rollei 35ゴールド 西ドイツ 1970 (中古価格18〜20万)
Rollei35の特別モデル。24斤メッキを施し、トカゲ皮を張ってある。1970/11〜71年末までに1500台が生産。レンズはRollei製ではなくツァイス製だという。他に黒ペイントでクロコダイル革(茶色)のモデルが5000台アメリカ向けに作られたそうである。
●Rollei 35S 1974 シンガポール製(中古価格5.5〜6万)
オリジナルRollei35のレンズをゾナー40mm/F2.8(カールツァイス設計、Rollei製造、4群5枚)に変更したモデル。初のF2.8である。
●Rollei 35T 1974 シンガポール(中古価格5.5〜6万)
スペックはオリジナルRollei35と同等。Sがでたことで、ハッキリ区別するためにオリジナルモデルの名称をTに変更した。Tはテッサー付きの略。
●Rollei 35Sシルバー 1978(中古価格10万)
Rollei35発売12周年記念モデルで。35Sのバリエーション。革張りが銀色になっているところから「シルバー」と呼ばれる。正式名称ではないようだ。このモデル、Sの字とファインダーの間にナニもないモデルと、月桂樹が書かれているモデル(アメリカ輸出用)がある。
●Rollei 35TE 1979 シンガポール(中古価格5.5〜6万)
通常は上の追針式メーターで絞りを合わせるが、このモデルはファインダー内のLEDを見ながら合わせるようにした。ファインダー内右にでるLEDで、上の赤はオーバー、下の赤はアンダー、真ん中の緑が適正。よーするに35TのLED版。
●Rollei 35SE 1979 シンガポール(中古価格5.5〜6万)
TEがTのLED版なら、こちらは35SのLED版。レンズもゾナー40mm/F2.8のまま。
●Rollei 35プラチナ 1986(中古価格18〜20万)
1983年にRolleiは生産を終了した。これは発売20周年記念モデルで、わずか444台の製造。革張りはリザード。「基本はオリジナル35で、レンズだけがゾナー40mm/F2.8に変更されている」とある文献にあったのだが、それなら35Sベースじゃないかと思うんだけど。
●Rollei 35クラシック 1990年 ドイツ製 190,000円(ストロボ・ケース付き)
1983年にRollei35シリーズは生産中止となった。復刻版がこのクラシックである。最初チタン仕上げのみだったが、1992年にプラチナとゴールドが加わった。
アクセサリーシューが底面から軍艦部に移動されている。露出計はファインダーと軍艦部のどちらでも見られる。
1981年にシンガポール工場が閉鎖されているため、これはすべてドイツ製。
また、1995年にRollei75周年記念モデルのゴールドが生産されているが、このゴールドはクラシックモデルではないようだ。
クラシックのレンズについて、テッサーではなくゾナーという資料もあって、だんだんわからなくなってきた。上記の一覧表の左右にクラシックが()書きで入っているのはそのため。そのほか細かいところも違っているので、念のため下に「カメラ年鑑93/P168(日本カメラ増刊)」を元にしたクラシックの諸原を書き出しておく。上の表と異なっている部分は赤で示した。
| モデル | クラシック | ||
| レンズ | ゾナー40mm/F2.8 4群5枚 HFTマルチコーティング フィルターは30.5mm系 | ||
| 撮影距離 | 目測 (前玉回転式) 0.9m〜∞ 被写界深度スケール付き | ||
| シャッター | 機械式 バルブ、 1/2〜1/500秒 | ||
| 露出および補正 | CdS使用の追針式露出計によるマニュアル EV7〜17 | ||
| フイルム感度 | ISO25〜1600 | ||
| ストロボ | 着脱式 専用ストロボRollei 20REB使用時には自動調光撮影可能(マニュアル時にはISO100でガイドナンバー20、電源は単3×2) ISO100、F4セット時の場合、調光範囲は0.9m〜5m 充電は0.5から1秒 | ||
| ファインダー | アルバダ式ブライトフレーム 倍率0.6倍 撮影フレーム、近距離補正枠付き | ||
| 電池 | H-D水銀電池×1(露出計用) | ||
| 大きさ | 99(幅)×68(高さ)×42(奥行き)mm(撮影時60mm) | ||
| 重量 | 375g | ||
資料メモ:「カメラ年鑑93/P168(日本カメラ増刊)」「カメラ年鑑97/P231(日本カメラ増刊)」ほか